ベートーヴェン(1770-1827)

人物・団体ページへ

CD 輸入盤

交響曲第9番『合唱』 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー&ベルリン・フィル(1942)(平林直哉復刻)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
GS2276
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


第二次大戦中の凄絶ライヴのベートーヴェン第9、音質も解説書も刷新しての再登場!
2トラック、38センチ、オープンリール・テープ復刻シリーズ


【このCDの復刻者より】
「言わずと知れたメロディア/ユニコーン系列音源によるベートーヴェンの第9です。同一演奏はGS2146(2016 年3月/廃盤)でも復刻しましたが、今回は新たに2トラック、38センチのオープンリール・テープを取り寄せ、それを録音スタジオに持ち込んで全行程をプロ用機器でマスタリングしました。近年では演奏ノイズ、会場ノイズを除去する傾向が強いですが、当CDではそのような操作は行わず、原音の響きを尊重しています。
 また、解説書には作曲家の橋本國彦が留学中にフルトヴェングラーとベルリン・フィル、ブルーノ・キッテル合唱団による第9を聴いた時の文章を掲載しています。橋本が聴いたライヴは別の年の公演ですが、黄金のコンビによる第9を旧フィルハーモニーで体験した数少ない日本人の証言として、まことに貴重です。
 なお、同じく解説書には合唱指揮者ブルーノ・キッテルと4人の独唱者の写真を掲載していますが、過去にこのような形で写真を掲載しているディスク類は非常に少ないと思われます。」(平林直哉)

【収録情報】
● ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』


 ティルラ・ブリーム(ソプラノ)
 エリーザベト・ヘンゲン(アルト)
 ペーター・アンダース(テノール)
 ルドルフ・ヴァツケ(バス・バリトン)
 ブルーノ・キッテル合唱団
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 録音時期:1942年3月22-24日
 録音場所:ベルリン、旧フィルハーモニー
 録音方式:モノラル(ラジオ放送用録音)

 使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
 日本語帯・解説付き

総合評価

★
★
★
★
☆

4.0

★
★
★
★
★
 
7
★
★
★
★
☆
 
10
★
★
★
☆
☆
 
3
★
★
☆
☆
☆
 
1
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
そもそもフルベンの第九は作曲者の意図を無視...

投稿日:2023/07/09 (日)

そもそもフルベンの第九は作曲者の意図を無視した編曲であることをどれ程の方が認識しているのであろうか。こうした誇大妄想的な演奏が戦前戦後の一時期に流行ったということ。フルベンの本質は”演奏効果”。これに尽きる。大音響は会場の天井が抜けるかと聞いた方が書いている。弱音はいくら小さくしてもフルベンは納得せず、引く真似をしたらOKが出たと宇野が書いている。そしてこれ程のダイナミズムはレコードには記録できないから、想像で補って聞くべきだと。正に宗教的洗脳者の末期症状で救いようがないと当時思った。強弱と同時に緩急もフルベンの効果で第九の終末とベト7の3楽章中間部の止まりそうなテンポ。後期ロマン派である。緩急を強烈に付けた演奏である。但し私もフルベンファンであるが、おかしな狂信者と一緒にされては困る。フルベンのCD等はほぼ収集しているが、彼が最高の指揮者であるはずがない。ドイツ音楽以外振れないし、イタリアオペラに関しての理解はゼロ。オテロはドイツ音楽と変わらぬ容赦ない大音響で、カンタービレを効かせたカラヤンと比べようがないほど稚拙である。宇野によりフルベンの評価は私には大分落ちた。そもそも音楽評論家は音楽の素人である。一部畑中先生等音楽家がアルバイトで評論されるが、大半は執筆はプロだが、音楽は素人である。 さてこうした私家版はピッチは大丈夫か。BPOはスカラ座(445Hz)やWPO(446Hz)を上回る最高音の447hzである。本来は440Hzであり、だからNYPはやや低く聞こえる。NBCは442.フルベンよりトスカニーニが5Hzも音が低いって恐らく殆ど知られていない。平林さんは同世代だが、大丈夫だろうか。 昔レコ芸で誰かマニアがフルベンは435hzと書いていて否定意見はなかった。こんな出鱈目を書いても分からないが、だからレコ芸は終了となったのであろう。

karayanus さん | UNITED KINGDOM | 不明

1
★
★
★
★
★
この演奏はEMI盤とセレナード盤を所有。EMI...

投稿日:2023/06/22 (木)

この演奏はEMI盤とセレナード盤を所有。EMI盤はひどい。ユニコーン原盤シリーズで最悪ではなかろうか?セレナード盤は段違いにいい音。このエルプ盤もセレナード盤ほどではないがいい音質である。

顕 さん | 岐阜県 | 不明

0
★
★
★
★
★
まず初めに、これは平林さんの2022年リマス...

投稿日:2022/10/15 (土)

まず初めに、これは平林さんの2022年リマスター音源のレビューです。 いいと思います。 テープをマスターとしたものでは、これまでで最高の音質ではないでしょうか。 奥行き、臨場感が感じられ、弦は艶やかで、ティンパニは芯のある重厚な音質。 全体的に中低域が分厚い。 フォルティッシモでも、一つの楽器が突出することなく、 全ての楽器が一体となって爆発し、うねる。 それが作為的ではなく、非常に自然。 余程状態の良いマスタ・テープを使用したのか? 板起こしで良い音質のものもありますが、 やはりプチプチ・ノイズの無い、テープ・マスターで優れた音質のものが、やっと出てきたことは嬉しい。 平林さんのものではグランドスラムの前身、 CD-R製『serenade』の音質が非常に素晴らしく、 『グランドスラム』になってから首を傾げるものが多かったが、 これは素晴らしい。 平林さん曰く『高品質のテープにプリントしたものを新たに取り寄せ、それを録音スタジオに持ち込み、全行程をプロ用の機器でマスタリングを行いました。』とのことで、 これと同じ制作工程で、次に1952年VPOとの『エロイカ』がリリースされますが、 非常に楽しみです。

黒にんにく さん | 千葉県 | 不明

1

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

プロフィール詳細へ

ベートーヴェン(1770-1827)に関連するトピックス

交響曲 に関連する商品情報

おすすめの商品