ベートーヴェン(1770-1827)

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CD 輸入盤

交響曲第9番『合唱』 D.ディクソン&ヘッセン放送響、矢野滋、ヘフゲン、ヴンダーリヒ、アダム

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
AU95620
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Germany
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ヴンダーリヒ、アダム、ヘフゲン、そして日本の矢野!
凄いソリストが集まった『合唱』
指揮は伝説のディクソン!


「audite」がまたまた貴重な音源を発掘してくれました! 1962年にフランクフルトで収録されたベートーヴェンの合唱交響曲。しかしこの録音には、歴史的価値が三点もあるのです!
 第一に、テノールがフリッツ・ヴンダーリヒ、バスがテオ・アダム、アルトがマルガ・ヘフゲンと、バイロイト音楽祭の常連たちが参加していること。これだけでも注目に値します。
 第二に、この豪華な歌手たちと共演しているソプラノは、何と日本人、矢野滋! 矢野は1927年、神戸の生まれ。芸大卒業後、カリフォルニアに居を据えていた往年の大ソプラノ、ロッテ・レーマンに学び、さらにベルリンでこれまた往年の大ソプラノにして数々の名ソプラノを育て上げた名教師でもあるマリア・イヴォーギュンと、彼女の弟子でやはり偉大なドイツのソプラノ、エルナ・ベルガーに師事。1960年代にはヨーロッパを中心に幅広い活躍をしたソプラノです。これほどの国際的に活躍したソプラノにもかかわらず、今日聴くことのできる矢野の音源は限られており、この録音はたいへん貴重です。
 そして第三が、指揮者。ディーン・ディクソン[1915-1976]の名前は日本ではあまり馴染みがないでしょうが、彼は20世紀において特別な意味を持った音楽家です。ディクソンはカリブ移民のアフリカ系米国人。過酷な人種差別がはびこっていた当時の米国では黒人や黄色人種などがクラシック音楽で認められるのは難しく、ディクソンは広い名声を獲得した初の黒人指揮者だったのです。1950年代以降、ディクソンはヨーロッパで長く活躍しており、この録音もその時期のものです。
 たった1枚から様々な歴史的意味が汲み取れるこのCD、もちろん演奏も素晴らしいもの。ドイツの放送局の収録ですから、モノラルながら音もこの年代なら十分良好です。(キングインターナショナル)

【収録情報】
・ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』

 矢野 滋(ソプラノ)
 マルガ・ヘフゲン(アルト)
 フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール)
 テオ・アダム(バス・バリトン)
 ヘッセン放送合唱団
 南ドイツ放送合唱団
 ヘッセン放送交響楽団
 ディーン・ディクソン(指揮)

 録音時期:1962年4月13日
 録音場所:フランクフルト・アム・マイン、ヘッセン放送ゼンデザール
 録音方式:モノラル(ライヴ)

ユーザーレビュー

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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