ベートーヴェン(1770-1827)

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SACD

交響曲第9番『合唱』 小澤征爾&サイトウ・キネン・オーケストラ(シングルレイヤー)(限定盤)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCGD9005
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
限定盤

商品説明

「SACD〜SHM仕様」シリーズ第三弾!

音声は非圧縮で収録!
シングルレイヤー仕様により反射率向上!
SHM仕様により読取精度向上!
初回生産限定盤


原音に限りなく忠実な再生を可能にしたSuper Audio CDに、SHM素材を用いた高音質仕様。超高サンプリングレートによる圧倒的な高音質を特徴とするSACDは、1999年に規格化されて以来、再生に際しては専用のSACD対応プレイヤーが必要となるにも関わらず、熱心な音楽ユーザーからの支持を獲得してきました。 この度の製品開発においては、さらなる高音質を追及すべく、「新素材」と「原点回帰」をコンセプトに次の4点に取り組み、マスター音源に近いアナログ的な質感とスケール感を再現致しました。(ユニバーサルミュージック)


「SACD〜SHM仕様」特徴

1.透明性と流動性に優れる SHM(R)素材をボディに使用 → 透明性の高い液晶パネル用ポリカーボネート素材を採用することにより、レーザーが反射膜までの距離をより正確に往復できると共に、正確なピットを形成する為に必要な流動性にも優れています。

2.シングルレイヤー方式の採用により、音楽情報を余すところなく読み取るに十分な反射率を確保 → 現在主流のSACDレイヤーの上層にCDレイヤーを併せ持つハイブリッド型ではなく、SACD層のみを有するシングルレイヤー型を採用することで透過性を排除します。 これによって音楽情報を余すところなく読み取るに十分な反射率を確保しました。 尚、SACD対応再生機以外では再生できません。

3.圧縮なしで2ch音声を収録 → 全ての作品において非圧縮データの収録を可能にすべく、SACD層を2chに特化(一般的なSACDでは、約半分のサイズに可逆圧縮した音声を収録)。

4.最良のマスター音源を厳選 → 既存のDSDマスターから、新たにアナログテープをダイレクト・リマスタリングしたものまで、最良のマスター音源を厳選しています。

ベートーヴェン:交響曲第9番『合唱』
小澤征爾&サイトウ・キネン・オーケストラ


ウィーンのニューイヤー・コンサートを振り、9月からウィーン国立歌劇場の音楽監督に就任した2002年。乗りに乗っている時期の小澤征爾がライフ・ワークとして情熱を傾けているサイトウ・キネン・オーケストラとフェスティバルでライヴ録音した「歓喜の歌」!(ユニバーサルミュージック)

【収録情報】
・ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 作品125『合唱』
 アンネ・シュヴァネヴィルムス(ソプラノ)
 バーバラ・ディヴァー(アルト)
 ポール・グローヴズ(テノール)
 フランツ・ハヴラダ(バス)
 東京オペラ・シンガーズ(合唱指揮:村上寿昭、言語指導:ヨズア・バーチュ)
 サイトウ・キネン・オーケストラ
 指揮:小澤征爾

 録音時期:2002年9月5日、7日、9日
 録音場所:松本市、松本文化会館
 録音方式:デジタル(ライヴ)

※SACD対応プレイヤーでのみ再生できます。

収録曲   

  • 01. 交響曲 第9番 ニ短調 作品125≪合唱≫ 第1楽章:Allegro ma non troppo,un poco maestoso
  • 02. 交響曲 第9番 ニ短調 作品125≪合唱≫ 第2楽章:Molto vivace
  • 03. 交響曲 第9番 ニ短調 作品125≪合唱≫ 第3楽章:Adagio molto e cantabile
  • 04. 交響曲 第9番 ニ短調 作品125≪合唱≫ 第4楽章:Presto
  • 05. 交響曲 第9番 ニ短調 作品125≪合唱≫ 第4楽章:Presto-“O Freunde,nicht diese Tone!"
  • 06. 交響曲 第9番 ニ短調 作品125≪合唱≫ 第4楽章:Alla Marcia(Allegro assai vivace)
  • 07. 交響曲 第9番 ニ短調 作品125≪合唱≫ 第4楽章:Andante maestoso
  • 08. 交響曲 第9番 ニ短調 作品125≪合唱≫ 第4楽章:Allegro ma non troppo

総合評価

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5.0

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先日 小澤征爾が本年八月に長野でSKOを指...

投稿日:2013/02/21 (木)

先日 小澤征爾が本年八月に長野でSKOを指揮して復帰すると報ぜられました。単純に喜んで期待するのもいいのですがやはり彼ももう78歳なので余り無理してイメージダウンにつながらない様にして欲しいというのも正直思ったりしています。ただ指揮者の老境での立ち振る舞い・生き様に興味が行くケースもあり難しいところですね。さて、本盤はクラシックの代表曲ベートーヴェン第九の小澤/SKOによるライブ演奏でまだ彼が67歳の2002年(この年は元旦でのニュー・イヤー・コンサートでVPO指揮スタートし年央にはボストンSOから離れてウィーン国立歌劇場に移った記念すべき年)に収録されたものです(タイム@16’03A13’33B14’07C拍手抜き23’54)(ライブ演奏なのですが三日間の日付となっており演奏の一貫性が担保されているのかは不明です)。小澤の第九演奏盤は本盤演奏が二度目でその回数の少なさが意外だったです。一回目は1974年ニュー・フィルハーモニアO(タイム@16’13A13’32B15’39C24’45)他を指揮しての演奏だそうです。さて、こちらの第九演奏は小澤の一つの持ち味である茶漬け味がどう評価につながるかに懸かっていると思います。SKOの強みである弦を主軸にその機能は充分発揮されているのですが録音のせいか穏やかというか何か起伏感・意思の気迫感が特に前半抑制され気味で第九の最終楽章への道程として些か物足りなさが先行しました。第1楽章からやや薄っぺらなアプローチですし繰り返しパッセージ箇所での無機的単調さとバラツキは気になりました。第2楽章からこの演奏の特徴でさらっと流す第3楽章を経て流石いよいよ最終楽章の「歓喜に寄す」はSKOその他メンバーの気持ちを高揚させます。独唱者はA.シュヴアーネヴィルムス(ドイツS、35歳)、B.ディヴァー(アメリカA、51歳)、P.グローヴズ(アメリカT、38歳)、F.ハヴラタ(ドイツB、39歳)そして合唱は東京オペラシンガーズで出来具合はマァマァといった処です。大層なインパクトはありませんが小澤の演奏の従来からの(そして以降の・・・)方向性を確認する形で聴いておりました・・・普通盤はOKランクとしましたが高品質盤で音質が期待されるということで★一つプラスしておきますね。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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小澤のベートーヴェンは、特に古株の評論家...

投稿日:2010/11/06 (土)

小澤のベートーヴェンは、特に古株の評論家からは著しく評判が悪い。確かに、音楽に精神的な深みを求める聴き手からすれば、いささか物足りない気がするのも事実である。しかしながら、本盤のような極上の高音質のSACDを聴けば、評判を落としているのは、これまで発売されたCDの音質によるのではないかと思えてくる。それくらい、本盤は、これまで発売されたCDと比較して、音質の差が著しいと言える。本演奏については、既にマルチチャンネル付きのSACDが発売されているが、本盤の方がはるかに上を行くと言える。本演奏が浅薄な演奏と言われていた所以は、特に第3楽章のせかせかとした進行や、終楽章の歓喜の主題の直前の2つの和音の無機的な響きなどによると思われるが、前者については、本盤を聴くと、必ずしも浅薄なものではないことがよくわかる。テンポは早いが、歌うべきところはよくうたい、楽曲全体での本楽章の位置づけをよく考え抜いたアプローチをしていることが理解できる。終楽章の無機的な和音については、本盤を持ってしてもごまかすことはできないが、他方、合唱とオーケストラの分離なども鮮明に捉えられていて、本演奏を非常に素晴らしく、感動的なものに仕立て上げているのに大きく貢献していると言える。他のベートーヴェンの諸曲についても、仮に本盤のような高音質SACD化をすれば、小澤のベートーヴェンに対する評価も、相当に違ってくるのではなかろうか。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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以前リリースされていた通常CDとDVD両方を...

投稿日:2010/11/06 (土)

以前リリースされていた通常CDとDVD両方を持っておりますが、本SACDになってかなり改善された点が多い。 迫力とともに納得させる演奏内容が再現されたと思う。 このSACDは旧リリース版とかなり異なっており、印象がかなり変わる。 CD・DVD持っているので少し迷いましたが、これは買ってよかった!

フックン さん | 兵庫県 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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