CD

交響曲第9番『合唱』(7つの演奏) スイトナー、ライトナー、コシュラー、クロブチャール、ヴァイケルト、若杉弘、NHK交響楽団(7XRCD)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
XRCG30048
組み枚数
:
7
:
日本
フォーマット
:
CD
その他
:
限定盤, Xrcd

商品説明


NHK交響楽団/第九大集成第二弾! 1980年代編
全てオリジナル・アナログマスターからXRCD化


1970年代編(XRCG30011)に続く1980年代編がついに発売されます。80年代は楽譜の面でも原典版の波が到来、ティンパニにドレスデン・シュターツカペレの伝説的名人ゾンダーマンが登場するなどN響の演奏史としても盛りだくさんの10年間でした。今振り返ると日本経済の一つの絶頂期でもあり、実に熱気のある時代でありました。またNHKのアナログ録音最後期でもあって予想以上音の良さも大変魅力的です。なお83、84、85年の録音はオリジナル・アナログマスターテープが残念ながら存在せず発売が見送られました。(キングインターナショナル)

【収録情報】


1980年 ラルフ・ヴァイケルト Ralf Weikert

【プロフィール】
1940年オーストリアのザンクト・フロリアン生まれ。リンツのブルックナー音楽院で学んだあと、ウィーン音楽院でハンス・スワロフスキーに師事した。1965年にコペンハーゲンのニコライ・マルコ国際コンクール第1位、66年にオーストリア文化省の「モーツァルト演奏賞」受賞。75年にはカール・ベーム賞を、ベーム自身から贈られている。
 1963年からザルツブルク州立劇場の副指揮者を務め、66年からボン歌劇場の指揮者、後に同歌劇場音楽監督となり、77年まで在任した。さらに、77年から81年までフランクフルト歌劇場の音楽監督代理、81年からザルツブルクでモーツァルテウム管弦楽団常任指揮者および州立劇場音楽監督、83年から92年までチューリッヒ歌劇場の音楽監督を務めた。この間、1971年にザルツブルク音楽祭、74年にウィーン国立歌劇場、75年にハンブルク州立歌劇場、77年にエクサン=プロヴァンス音楽祭、81年にバイエルン州立歌劇場にデビューし、以降定期的に客演。ブレゲンツ音楽祭、ヴェローナ音楽祭(1987〜)にも登場している。その他、ドレスデン州立歌劇場、ベルリン・フィル、ベルリン・ドイツ・オペラ、メトロポリタン歌劇場、コペンハーゲンのロイヤル・オペラ、チェコ・フィルなど、世界各地のオーケストラ・歌劇場に客演している。初来日は、1980年のNHK交響楽団定期公演および『第九』公演。2008年からは、ルツェルン音大の修士課程で指揮を教えている。
 レパートリーは地域・時代ともに幅広い。イタリア作品では、フェニーチェ歌劇場のロッシーニ『タンクレディ』(1986)、グルベローヴァ、フローレスらをソリストに迎えたミュンヘン放響との『セヴィリャの理髪師』(2004)などの録音がある。ドイツ作品では、2006年から音楽監督を務めている、ヴェルスのリヒャルト・ワーグナー音楽祭で彼の7作品を指揮しているほか、日本でも二期会『ナクソス島のアリアドネ』(2008)、新国立劇場『サロメ』(2011、代役として登場)、『魔笛』(2013)で高い評価を得た。ドレスデン・フィルとのダルベール『死んだ眼』の録音など、近代作品の指揮でも実績を残している。(井上征剛)

『27歳の若さでボン歌劇場音楽監督に就任した若手注目株だったワイケルト。快活なテンポと力強さが特徴であり、とりわけ両端楽章における金管楽器の豪快な鳴らしっぷりは聴きものだ。』(岩野裕一)

Disc1
・ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 op.125『合唱』
 曽我榮子(ソプラノ)
 伊原直子(アルト)
 小林一男(テノール)
 宮原昭吾(バリトン)
 国立音楽大学合唱団
 NHK交響楽団
 ラルフ・ヴァイケルト(指揮)
 録音時期:1980年12月22日

1981年 ズデニェク・コシュレル Zdenek Kosler

【プロフィール】
コシュラーとも。1928年チェコのプラハ生まれ。プラハのカレル大学で音楽美学と哲学を専攻。その後、アンチェルに指揮を学び、さらにプラハ音楽院でピアノ、作曲、指揮を学んだ。1951年にプラハ国立歌劇場とプラハ交響楽団でデビューを果たし、56年にブザンソン指揮者コンクールで第1位となって注目を集めた。その後、58年から62年までオロモウツ歌劇場、62年から66年までオストラヴァ歌劇場で指揮者を務めている。63年にはミトロプーロス指揮者コンクールで第1位となり、63年から64年にかけて、ニューヨーク・フィルのバーンスタインのもとでアシスタントとして活動した。その後、65年にウィーン国立歌劇場で『サロメ』を指揮し、66年から67年にはプラハ交響楽団首席指揮者を、66年から2年間、フェルゼンシュタインに招かれてベルリン・コーミッシェ・オーパーの音楽監督を務めるなど、コンサートとオペラの両面でヨーロッパを代表する指揮者としての地位を築いた。
 1971年から76年までブラティスラヴァ国立歌劇場の音楽監督、80年から85年、また89年以降の二度、プラハ国民劇場の音楽監督、さらにチェコ・フィルの常任指揮者としても活動し、93年にはチェコ・ナショナル交響楽団創設時に初代常任指揮者に就任するなど、チェコ音楽界の顔として知られた。したがって、ベニャチコヴァー、ドヴォルスキーらを擁しチェコ・フィルを指揮した、スメタナ『売られた花嫁』の代表盤ともいうべき録画(1981)、「プラハの春」音楽祭でのスメタナの8つのオペラの連続公演(1984)、スロヴァキア・フィルとのドヴォルザーク交響曲・交響詩全集の録音(1991)など、チェコ音楽演奏での実績が目立つが、レパートリーは20世紀の作品も含めて非常に多彩である。
 コシュラーは、1968年に東京交響楽団の招きで初来日して以来、日本で非常に愛された指揮者である。日本のオーケストラにたびたび客演し、東京交響楽団と東京都交響楽団からは名誉指揮者の称号を贈られている。85年のプラハ国民劇場初来日公演では『ドン・ジョヴァンニ』と『売られた花嫁』を指揮するなど、チェコの音楽団体の日本公演でも、しばしば指揮を担当している。NHK交響楽団の定期公演には1981年に初登場。ドヴォルザーク、ストラヴィンスキー、チェコの現代作品など、幅広いレパートリーを披露した。1995年没。(井上征剛)

「もし西側に生まれていたら世界の指揮者勢力図を書き替えたに違いないほどの才能の持ち主であった。その表現はまったく神経質ではなく、作品の真価を再発見させてくれるものであり、名演のひとつに数えられよう。」(岩野裕一)

Disc2
・ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 op.125『合唱』
 曽我榮子(ソプラノ)
 伊原直子(アルト)
 小林一男(テノール)
 木村俊光(バリトン)
 国立音楽大学合唱団
 NHK交響楽団
 ズデニェク・コシュレル(コシュラー)(指揮)
 録音時期:1981年12月21日

1982&86年 オトマール・スイトナー Otmar Suitner

【プロフィール】
1922年 オーストリア、インスブルック出身。インスブルック音楽院を経てザルツブルク・モーツァルテウムでピアノを学び、クレメンス・クラウスに指揮を師事。インスブルック劇場のカペルマイスターとしてキャリアをスタートし、レムシャイト、ルートヴィクスハーフェン、ラインラント=プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団など各地の歌劇場やオーケストラを経て、1960〜64年ドレスデン・シュターツカペレ首席指揮者、64〜71年、73〜90年ベルリン国立歌劇場総音楽監督、69年よりサンフランシスコ歌劇場客演指揮者。
 オペラではモーツァルト、ワーグナー、リヒャルト・シュトラウス作品を得意とし、1964〜67年バイロイト祝祭歌劇場で『タンホイザー』、『さまよえるオランダ人』、『ニーベルングの指環』を指揮。伝統的なレパートリーのみならず近代作品も幅広く取り上げ、とりわけデッサウ作品を意欲的に演奏し、数々の歌劇を初演。病を理由に1990年代に指揮活動から退いたが、1980年代初期に登場したデジタル録音のパイオニアのひとりとして、その後も録音を通じて国内外で高い人気を誇った。NHK交響楽団名誉指揮者。2010年没。(広瀬大介)

「スゥイトナーがN響で年末の『第9』を受け持ったのは74年、78年、82年、86年の計4回だが、当シリーズによってそのすべての年の演奏がCD化されたことになる。ぶっきらぼうなのに味わい深いその音楽の持ち味は、『第9』においてもいかんなく発揮されている。(岩野裕一)

Disc3
・ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 op.125『合唱』
 曽我榮子(ソプラノ)
 伊原直子(アルト)
 小林一男(テノール)
 木村俊光(バリトン)
 国立音楽大学合唱団
 NHK交響楽団
 オトマール・スイトナー(指揮)
 録音時期:1982年12月22日

Disc4
・ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 op.125『合唱』
 片岡啓子(ソプラノ)
 伊原直子(アルト)
 小林一男(テノール)
 池田直樹(バリトン)
 国立音楽大学合唱団
 NHK交響楽団
 オトマール・スイトナー(指揮)
 録音時期:1986年12月22日

1987年 ベリスラフ・クロブチャール Berislav Klobucar

【プロフィール】
1924年、現クロアチアのザグレブ生まれ。マタチッチのもとで指揮を学んだのち、ザルツブルクのモーツァルト音楽院でクラウスに師事した。1943年にザグレブ歌劇場の副指揮者として指揮活動を始めたが、51年にウィーンに亡命し、オーストリア国籍を取得。この頃、ベルリン市立歌劇場(現ベルリン・ドイツ・オペラ)に客演。1953年にウィーン国立歌劇場にデビューし、以来93年まで、50演目・1100回以上にわたって同歌劇場の公演を指揮した。80年には同歌劇場の来日公演で初来日し、R.シュトラウスの『エレクトラ』(日本初演)と『ナクソス島のアリアドネ』を指揮している。60〜71年にグラーツ歌劇場、72〜81年にストックホルム王立歌劇場の音楽監督、83〜88年にニース歌劇場の首席指揮者を務めるなど、ヨーロッパ全域を舞台に活躍。68年には、メトロポリタン歌劇場にデビューし、ワーグナー指揮で賞賛を集めた。
 クロブチャールは、落ち着いたテンポ設定と、声とオーケストラをまとめる技量で高く評価されたほか、ドイツ、オーストリア、フランス、イタリア、ロシアの有名作品をはじめとして、多岐に渡るレパートリーを誇り、いわゆる職人的なオペラ指揮者のイメージが強い。とくに注目を集めたのはドイツ作品の演奏で、ボンのベートーヴェン・ホール開場記念演奏会での『フィデリオ』(1958)、バイロイト音楽祭での『ニーベルングの指輪』全曲上演(1964)、ニース・オペラの『指輪』プロダクションのパリ(シャンゼリゼ)上演(1988)、ストックホルムでの『パルジファル』上演(1995)などの実績を残している。89年にはパレルモでモンテメッツィの『三人の王の恋』を指揮するなど、知名度の低いオペラ作品の紹介にも積極的に取り組んだ。録音では、ウィーン国立歌劇場でのスメタナ『売られた花嫁』(1960)、プッチーニ『蝶々夫人』(1961)、メトロポリタン歌劇場でのワーグナー『ワルキューレ』(1968、「メトロポリタン・オペラ・ライヴ・シリーズ」)などがある。
 NHK交響楽団との共演では、マーラー『大地の歌』、R.シュトラウス『ツァラトゥストラはかく語りき』、リスト『ファウスト交響曲』など、ドイツおよびオーストリアの大曲を中心としたプログラムを指揮している。(井上征剛)

「そして『第9』は、このクロニクルのなかではもっとも演奏時間が長く、ゆったりとした足取りでスケールの大きな演奏を聴かせている。しかしその表現は、決して大味ではなくむしろ繊細といってよいもので、この年がN響『第9』に初登場となったソプラノの佐藤しのぶをはじめとする声楽陣も、充実した歌声を聴かせている。(岩野裕一)

Disc5
・ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 op.125『合唱』
 佐藤しのぶ(ソプラノ)
 伊原直子(アルト)
 小林一男(テノール)
 木村俊光(バリトン)
 国立音楽大学合唱団
 NHK交響楽団
 ベリスラフ・クロブチャール(指揮)
 録音時期:1987年12月21日

1988年 フェルディナント・ライトナー Ferdinand Leitner

【プロフィール】
1912年ドイツ出身。ピアニストから指揮者へ転向し、1943〜45年ベルリン・ノレンドルフプラッツ劇場、45〜46年ハンブルク州立歌劇場、46〜47年バイエルン州立歌劇場を経て、50〜69年ヴュルテンベルク州立歌劇場(シュトゥットガルト歌劇場)の首席指揮者・音楽総監督を務め、オルフ『僭主オイディプス』(1959)、『プロメテウス』(1968)、ベルク『ルル』(1966)などを世界初演。47〜51年バッハ週間(アンスバッハ)上級音楽監督。オペラ指揮者として人気を博し、ワーグナー、リヒャルト・シュトラウス、モーツァルトのほか、オルフなど20世紀作曲家の作品も得意とした。51年ベニスでストラヴィンスキー「『蕩者のなりゆき』世界初演のリハーサルを指揮(初演本番は作曲家自身が指揮)。56年、E.クライバーの後任としてブエノスアイレス・コロン劇場の指揮者に就任。69〜83年チューリッヒ歌劇場音楽監督、76〜80年ハーグ・レジデンティ管弦楽団首席指揮者を兼任。88〜90年RAI国立交響楽団(トリノ)首席客演指揮者。シエナ・チギアーナ音楽院で教鞭も執る。客演も多く、アムステルダム・コンセルトヘボウ、ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団、ドイツ各地の放送交響楽団などのオーケストラや、シカゴ、ミュンヘン、ハンブルクの歌劇場等で指揮。第二次世界大戦後、ドイツ・グラモフォンで精力的に録音をおこない、名盤とされるブゾーニ『ファウスト博士』など300以上の録音を残した。76〜90年NHK交響楽団客演指揮者。1996年没。(広瀬大介)

「このときライトナーは76歳。スゥイトナー同様に力みのない、このうえなく格調高い『第9』の世界を創り出したのは、見事というほかない。76年の演奏が強い意志をみなぎらせたものであったことを考えあわせると、老境に至ったマエストロが到達した、オーソドックスでありながら滋味にあふれる音楽表現は、現在の音楽シーンではめったに出会うことのできないものであり、それだけに貴重な記録となっている。」(岩野裕一)

Disc6
・ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 op.125『合唱』
 佐藤しのぶ(ソプラノ)
 伊原直子(アルト)
 小林一男(テノール)
 木村俊光(バリトン)
 国立音楽大学合唱団
 NHK交響楽団
 フェルディナント・ライトナー(指揮)
 録音時期:1988年12月22日

1989年 若杉 弘 Hiroshi Wakasugi

【プロフィール】
1935年東京生まれ。慶応大学経済学部を中退後、東京芸大音楽学部声楽科に入学し、畑中良輔に師事した。1959年、芸大在学中に二期会公演『フィガロの結婚』で指揮デビュー。同年4月に指揮科に移り、卒業後は指揮専攻科で伊藤栄一と金子登に、また学外で斎藤秀雄に学んだ。同専攻科修了後にNHK交響楽団の指揮研究員となり、1965年からは読売日本交響楽団の指揮者を務め、シェーンベルク『グレの歌』やペンデレツキ『ルカ受難曲』を日本初演するなど、活発な活動を展開した。69年から東京室内歌劇場音楽監督、72年から75年まで読売日本交響楽団常任指揮者、86年から95年まで東京都交響楽団音楽監督(87年からは首席指揮者兼任)を務める。一方で、ヨーロッパでも高く評価され、77年から83年までケルン放送交響楽団の首席指揮者、81年から86年までデュッセルドルフのライン・ドイツ・オペラの音楽総監督、82年からドレスデン国立歌劇場とシュターツカペレ・ドレスデンの常任指揮者、87年から91年までチューリッヒ・トーンハレの芸術総監督と同管弦楽団の首席指揮者として活動した。
 若杉は、音楽史上の重要な作品を多数紹介し、それらの真価を伝えるとともに、新たなレパートリーを開発し続ける意義を知らしめた点で、日本音楽界において最も重要な役割を果たしたひとりと位置づけられる。彼が日本初演した作品は、モンテヴェルディ『ポッペアの戴冠』(1966)、ワーグナー『パルジファル』(1967)、『ラインの黄金』(1969)、R.シュトラウス『ナクソス島のアリアドネ』(1971)、ブリテン『ヴェニスに死す』(1998)など、広範な時代と地域にわたっている。晩年は、日本にオペラ上演文化を定着させることに情熱を注いだ。1998年から2007年まで、滋賀県立芸術劇場(びわ湖ホール)の芸術監督としてヴェルディ未上演作品の日本初演に取り組み、2007年からは新国立劇場オペラ部門の芸術監督を務め、B.A.ツィンマーマンの『軍人たち』(2008)の日本初演などを主導した。都響とのマーラー交響曲全集、シュターツカペレ・ドレスデンとのワーグナー、ベートーヴェン、マーラーなど、録音も多数残している。
 NHK交響楽団の定期公演には、1986年から登場し、95年に正指揮者に就任。オネゲル『火刑台上のジャンヌ・ダルク』の原語版初演(1989)など、意欲的なプログラムで演奏を繰り広げた。2009年没。(井上征剛)

名人ゾンダーマンがティンパニーを叩き話題になりました。ゾンダーマン自身「私の演奏家としての生涯のクライマックス」と語る記念碑的演奏会。着実なテンポで演奏されますが終楽章などはそのテンポ感ゆえ独特の高揚感が生じ実に圧巻です。後に団員からも大名演たたえられた演奏です。(日本伝統文化振興財団)

Disc7
・ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 op.125『合唱』
 佐藤しのぶ(ソプラノ)
 伊原直子(アルト)
 小林一男(テノール)
 多田羅迪夫(バリトン)
 国立音楽大学合唱団
 NHK交響楽団
 若杉 弘(指揮)
 録音時期:1989年12月22日

 NHK交響楽団
 録音場所:東京、NHKホール
 録音方式:ステレオ(アナログ/ライヴ)


【XRCDについて】
JVCのxrcd24のプロセスはマスタリングから始まります。オリジナルデジタルマスターからのデジタル信号は、K2 24bitD/Aコンバータにてアナログ信号に変換された後、このアナログ信号はカスタマイズされたマスタリング・コンソールからダイレクトに出力され、新開発のビクター製K2 24bit A/Dコンバータを用いてデジタル変換されます。この24ビットのデジタル信号列は、デジタル信号再生成装置であるビクター製デジタルK2を通して純粋な符号成分のみが送信され、光磁気ディスク(MO)レコーダに出力されます。
 この過程でのデジタルK2は、デジタルプロセス部がアナログプロセス部に及ぼす影響を遮断、24bitという高純度なAD変換を可能にします。
また、xrcd24のプロセスではCD製造工程への受け渡し用オーディオ記録媒体として、安定した特性と24ビットの記録能力を持つMOディスクを使用しています。
ビクターのDISC生産工場にて、24bit PCM-9000フォーマットのMOディスクは、さらにもう一度デジタルK2を通して再生されます。この段階では再生時にデジタル信号に寄生するジッターや歪みを除去します。次に、この24bit信号列は、高精度K2ルビジウムクロックでシンクロナイズしたK2 Super Codingによって、24bitのクオリティーをもった16bit信号に変換され、さらにCD記録ファーマットであるEFM信号にエンコードされて、新開発のDVD-K2レーザーに送られます。そこでEFM信号はカッティングマシーンのレーザーに送られる直前に再生成され、さらに、音質に最適な線速度、ピッチで記録するExtended Pit Cutting技術を採用して、最後の最後の段階でデータ・ストリームに存在する可能性のあるタイムベースジッターが除去されます。
この様にしてレーザーカッティングしたガラス原盤は、xrcd24専用の高精度マスタースタンパ・プロセスを経て、xrcd24プレスラインで成型されます。
以上のマスタリングから製造にいたるプロセスこそが、オリジナル・マスターテープからCDへの最高音質の音質転送を可能にするものです。細部にいたる原音への配慮により、演奏のすべてのニュアンスが、録音されたときと同じに再生され、皆様にアーティスト、プロデューサー、エンジニアが意図した通りの音を楽しんでいただけるようになります。これがxrcd24です。

xrcd24は、すべてのCDプレーヤーで再生できます。
・ 全ての通常CDプレーヤーで24bit相当の音が再生可能
・ 世界初の24bitマスターによるダイレクトカッティングと音質管理
・ 外部からの音楽信号変化要因を徹底排除し、原音を維持
・ マスタリングからカッティングまで全機器をカスタマイズしてパワーアップ
・ 選び抜かれた音の職人たちの耳による厳しい音質管理
・ 原音探求JVC K2テクノロジーの集大成

内容詳細

大晦日のTV放送で国民に親しまれるN響の第九。80年代の懐かしい7公演が一挙CDに収められた。ワイケルトの精悍なアプローチからクロブチャールの重厚な解釈まで指揮者による違いを味わえる。採算を度外視して貴重な資料をCD化した発売元に敬意を表したい。(彦)(CDジャーナル データベースより)

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2年ぶりに発売された、 N響第九集の第2弾...

投稿日:2014/01/05 (日)

2年ぶりに発売された、 N響第九集の第2弾です。今回は80年代版。 相変わらず高額のアイテムでなかなか手を出しにくいものですが、 内容は大変充実していました。 名演揃いの中、特に聴きごたえがあったのは、個人的には、 1986年スウィトナーと1987年クロブチャールでした。 スウィトナーは前回の70年代版に収録されていた、 78年のライヴがあまりにも加熱した爆演だったため、 それに比べるとおとなしい感じは否めないですが、 しかし重厚感と迫力を兼ね備えた名演でした。 クロブチャールは、今回収録された演奏の中では、 最も時間の長いものでしたが、 こちらも重厚感あふれる名演で、 自分のような「懐古趣味」を持った人間にはたまりませんでした。 他の演奏ももちろん聴きごたえがあるものばかりです。 高いのは間違いないのですが、 第九好きには逃せないアイテムではないか、と思います。

なにわん さん | 大阪府 | 不明

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人物・団体紹介

人物・団体ページへ

ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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