ベートーヴェン(1770-1827)

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SHM-CD

交響曲第7番、第8番 ベーム&ウィーン・フィル(限定盤)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCG9947
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
SHM-CD
その他
:
限定盤

商品説明

ウィーン・フィルSHM-CD名盤シリーズ
ウィーン・フィル来日記念盤
初回限定生産 SHM-CD仕様

ベートーヴェン:交響曲第7番、第8番
ベーム&ウィーン・フィル

定評あるベーム&ウィーン・フィルの交響曲全集からの分売。このうち交響曲第7番は来日公演曲目です。(ユニバーサルミュージック)

【収録情報】
ベートーヴェン:
・交響曲第7番イ長調 作品92
・交響曲第8番ヘ長調 作品93
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 指揮:カール・ベーム

 録音時期:1972年9月
 録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール
 録音方式:ステレオ(セッション)

内容詳細

70年代初めに完成させた、ベームとウィーン・フィルによるベートーヴェン交響曲全集からの分売。晩年の録音ほどテンポは遅くなく、第7番はきりっと引き締まった演奏をしている。第8番もなかなかの秀演。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

総合評価

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個性とは何でしょうか。さまざまな指揮者に...

投稿日:2010/10/11 (月)

個性とは何でしょうか。さまざまな指揮者による演奏は、その演奏家の個性が前面に出ることで、それを聴くことが楽しみにつながるでしょう。個性はもちろん大切ですが、出しすぎはかえって曲のフォルムを崩してしまいます。それを「個性的」ともてはやすのはやはり現代の表面的な目新しさを追い求める風潮が影響しているのでしょうか。 べームの演奏はその辺がちょっと違うのです。誤解を恐れずに言えば「正しい演奏」を目指しているように聴こえます。楽器編成が似ている作曲家であっても、彼の演奏では、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルトの響きがそれぞれ違い、譜面に書いてあること以外、個人的な感情を盛り込まないことで、作曲家の個性が浮き彫りになることがはっきりしてきます。この微妙な響きの違いの表現こそがべームの演奏の魅力であり、スタジオ録音での冷静な演奏は、ライヴでの盛り上がりとは一線を画してその曲の本質に迫り、聴けば聴くほど味わい深いものです。 作曲家のあるべき姿を聴くには、べームのスタジオ録音に限ります!これこそ演奏芸術の一つの方向でもあると思います。私にとっては一番のスタンダード、それによって、他の同曲ライヴもより一層楽しめます。

1stホルン さん | 東京都 | 不明

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ベームのベートーヴェン交響曲第7番と言え...

投稿日:2010/09/15 (水)

ベームのベートーヴェン交響曲第7番と言えば私などは1958年録音のBPOを振ってのDG盤(演奏タイム@12’58A10’11B8’24C7’19) がベーム64歳の絶頂期?を示すものであったと記憶しています。当時第5番「運命」のモノラル分とセットでこの第7番もモノラルであったり初期ではあってもステレオであったりいろいろ盤もあったようです。本盤はVPOとの交響曲全集からの分売で1972年の録音(@12’22A9’57B8’29C7’06)のものであります。ベームのレパートリーはHMVカタログで見る限りモーツァルトが圧倒的で続くのがベートーヴェン。ベーム芸術は本来ワルターの流れを引いてはいるのですがその重厚・武骨さを核とする造形美がモーツァルトという一聴ゴツくはない諸作品に投影することで一つの効果を上げていることに尽きると思います。ベートーヴェン交響曲でもその辺りはほぼ同じで果たして第7交響曲でどこまでその芸術が反映するのかが興味のある処。第1楽章序奏から展開まではゆっくり経過、剛直でVPOサウンドがシャープさを軽減しています。第2楽章葬送曲風の楽章はセーブ気味・・・退屈さも・・・、もうひとつ私には響いて来ないのが気になりはしました。第3楽章大きくストロークを取って力技のところも出だし・・・最終楽章での管楽器群でようやく興奮・・ベーム芸術も本格的・・・が伴ってきました。結局私にはこの第7交響曲がベームにピッタリ フィツトしたものかまだ結論を得ていないのが正直な処です。比較的VPOとの共演盤が多く古くは1957年のザルツブルグ祭のライブのものから 1972年ライブ盤(@12’40A9’40B8’24C7’12)、 1975年日本ライブ盤(@13’02A9’39B8’32C7’28)、 1980年同じく日本ライブ盤(@13’55A10’34B9’26C7’49)その他映像盤もチラホラ。人間は当然の如く老化により感覚も鈍って来ますが果たしてこれらの一連の演奏は何を物語ってくれるのでしょうか。他の収録曲を聴いておりませんので素晴らしいランクまでとしておきます。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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第6に続く、ベーム&ウィーン・フィルのベ...

投稿日:2009/08/29 (土)

第6に続く、ベーム&ウィーン・フィルのベートーヴェン交響曲全集からの待望のSHM−CD化である。60年代に全盛期を迎えたベームも、70年代に入ると、テンポが硬直化するなど老いの影が忍び寄りつつあることが顕著な演奏が増えてくるが、ベートーヴェンの全集については、そうした老いの影などひとかけらも見当たらない。第7にしても第8にしても、間もなく80歳を迎えようとする指揮者とは信じ難いような、活力に満ち溢れたエネルギッシュな名演を繰り広げている。第7は、ライブでこそ真価を発揮した指揮者だけに、既にCD化されている75年や80年の来日時の名演に比べると、迫力においていささか劣るかもしれないが、スタジオ録音だけに、オーケストラ演奏の安定性においてはこちらが上であり、いかにも晩年のベームらしい、厳しい造型の下、堂々たるやや遅めのインテンポによるオーソドックスな名演を成し遂げている。第8についても、演奏の性格は同傾向であるが、第7よりもテンポを更にゆったりとさせるなど、スケールが一段と大きい。ウィーン・フィルの演奏は、相変わらず実に美しく、この時代のベームとの抜群の相性の良さを感じる。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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