ベートーヴェン(1770-1827)

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CD 輸入盤

交響曲第7番、リハーサル(田園、エグモント) ヨッフム&バンベルク響(1982年ライヴ)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TDKOC018S
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

@ベートーヴェン:交響曲第7番
Aベートーヴェン:リハーサル(約30分収録)
オイゲン・ヨッフム(指)バンベルク交響楽団
録音:1982年9月16日東京文化会館(ステレオ)

巨匠ヨッフムに当時「ヨーロッパ屈指のオケ」と評されたバンベルク響、まさに純ドイツ、黄金コンビのベートーヴェンで宇野功芳氏はこのコンビについて「美酒のような響きに酔い知れてしまう。これぞ古いヨーロッパの響きであり、オーケストラは良く溶け合い、楽器の一つ一つに手作りの人間味がこめられている。現在、こんな音色を出し得る指揮者、オーケストラも珍しい。どこを探しても機械臭がなくドイツのオケの醍醐味を満喫できる。」と語っておりました。まさにそれを証明するかのようなプローベのドキュメントは聴きもの。ヴァントの解説でお馴染みの舩木篤也氏が渾心のリハーサル対訳&解説をよせております。

総合評価

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ヨッフムの晩年は、ブルックナーでわかると...

投稿日:2010/06/24 (木)

ヨッフムの晩年は、ブルックナーでわかるとおり良い演奏だから他も聞いてみるか・・という位の感覚で購入したが・・途轍もない演奏だった。全曲に亘りヨッフムの意図が透徹された人智を越えるような演奏である。この曲の対位法の全てが立体的に構築され、弱音部分は羽のような優しさで音色を変える。小生はカラヤンやクライバー(この二人を同列にするな、と言う批判は甘んじて受けます)のようなスピード系を好んでいたが、スピ−ド系はベートーヴェン第7交響曲の本質を失う、ということをヨッフムの演奏で思い知った。例えばベートーヴェンが技法を駆使した第4楽章のコーダをこの演奏で聞けばわかって頂けると思う。第4楽章の83小節でホルンが飛び出すくらいが玉に瑕だが、この演奏は日本でのライヴである。ライヴでこれだけ徹底できるとは・・。ベト7はこの演奏ほど「立体的な知の徹底と暖かさである情」の両立は小生の知る限り「ない」。この曲に限ればヴァントやチェリ以上である。まだ入手できるのであれば強く入手をお勧めする。

てつ さん | 東京都 | 不明

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付け足します。この演奏の最大の魅力は、バ...

投稿日:2008/06/05 (木)

付け足します。この演奏の最大の魅力は、バンベルク響の熟成された響きにあります。特に木管楽器。ベートーヴェンは、実は木管楽器の扱いが巧みなのです。何しろ《運命》の有名な冒頭の三連符にクラリネットを登場させてしまう程なのですから。第7交響曲でもご多分に漏れず、実に上手い使い方をしています。しかもバンベルク響の手に掛かると、その美しさ、面白さが一層際立ってくるのです。例えば第1楽章。フルートがくっきりと弧を描くように浮かび上がり、そこに他の木管楽器の合いの手が入るのです。あくまで主役は弦楽器に委ねつつ、しかし決して埋没しない。豊かなバランス感覚から醸し出されるハーモニーの、何とまろやかで、香り高く、コクのあることでしょう!それはあたかも最高級のワインのよう。聴くほどに味わいを増す逸品です。

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ゆったりとしたテンポで、堂々と、まさに大家...

投稿日:2008/04/04 (金)

ゆったりとしたテンポで、堂々と、まさに大家の貫禄を肌で感じる名演です。1982年のライヴでベト7というと、やたらとセンセーショナルなクライバー/バイエルン国立管盤があります。比較してみると、クライバーが速めのテンポで一気呵成にまくし立てるのとは対照的に、ヨッフムはじっくりと、一音一音を慈しむかのように丁寧に曲を進めていきます。スピード狂の人にはいささか物足りないかも知れませんが、特に第2楽章の深遠さは絶品で、これはクライバーなどからは決して求め得ないものです。録音も秀逸です。また、リハーサル風景も、楽団員と冗談をも交えた、いかにも好々爺といったヨッフムの姿が見え、ファンには堪らないものとなっています。

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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