ベートーヴェン(1770-1827)

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CD 輸入盤

交響曲第6番『田園』、『レオノーレ』序曲第1番、第2番、第3番 ダウスゴー&スウェーデン室内管

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
PSC1184
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD

商品説明

クリティカル・エディションによるベートーヴェン管弦楽作品全集 Vol.6
ダウスゴーの画期的な『田園』&『レオノーレ』!


前作第5集(ピアノ協奏曲第3番&三重協奏曲)から2年ほど間隔が開いたが、クリティカル・エディションによるベートーヴェン全集の第6弾となるディスク。ベーレンライターやヘンレの最新校訂版の成果を生かし、今最も研ぎ澄まされたベートーヴェンを聴かせてくれるコンビの『田園』だけに、大変大きな期待が集まることになろう。ダウスゴーとスウェーデン室内管弦楽団は今年8月にツアーを実施、17日にシカゴのラヴィニア音楽祭、19日にニューヨークのモーストリー・モーツァルト・フェスティヴァル、23日にはロンドンでプロムスに出演する予定。このコンビの快進撃はCDと実演により、ますます世界規模にひろがっていきそうだ。
 1963年デンマーク生まれの指揮者トマス・ダウスゴー。彼が1997年より音楽監督として率いるスウェーデン室内管弦楽団(団員数38名)と、清新なベートーヴェン像を世に問うている。ヴァイオリンの両翼配置はもちろんのこと、ヴィブラートの抑制で得られるハーモニーとテクスチュアの透明感、ピリオド楽器の奏法を取り入れたフレージングの機微や輪郭の明瞭な響き(ナチュラル・トランペットや、木のバチで叩くクラシカル・ティンパニも使用)……。リリースを重ねるごとに、指揮者と楽員の共同作業は高度な次元に達しつつあるようだ。そのコンセプトのみが先走ってしまわないところが、ダウスゴーの俊秀たるゆえんである。
1993年から95年までボストン交響楽団で小澤征爾のアシスタントをつとめ、1998年より首席客演指揮者の地位にあるデンマーク国立交響楽団(旧放送響)とはロマン派から現代作品まで幅広い手広くレコーディングをこなしている。その実績を裏切らない読譜力の深さ、そして知性の持ち主だ。「当時の聴衆の耳を驚かせたに違いない、ベートーヴェンの音楽の革新的要素も浮き彫りにしたい」とは彼自身の言葉。…(木幡一誠/MPSC1183ブックレット解説〔2002年11月発売〕より)。
 ダウスゴーとデンマーク国立交響楽団との関係は、「首席客演指揮者」から「客演」がとれて「首席指揮者」に発展。辞任したゲルト・アルブレヒトの後任として、そのまま北欧有数の大交響楽団のシェフにのぼりつめたのである。スウェーデン室内管弦楽団の音楽監督も当然兼任していくことになる。実力面ではすでに世界から高い評価を得ている人だけに、いよいよ北欧から世界に向けて扉が大きく開かれてゆくことになりそうだ。
 BBCミュージック・マガジンに「どれをとっても、今手持ちのベートーヴェン・コレクションに追加するに足る(見事な)演奏」と評されるなど、前5作は欧米各誌で好評価続出だけに、今回のリリースも、多いに期待が持てるというもの!(東京エムプラス)


ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770−1827)
■交響曲第6番ヘ長調『田園』Op.68
■『レオノーレ』序曲第1番Op.138
■『レオノーレ』序曲第2番Op.72
■『レオノーレ』序曲第3番Op.72a
トマス・ダウスゴー(指揮)スウェーデン室内管弦楽団

収録曲   

  • 01. I. Awakening of Cheerful Feelings Upon Arrival in the Country: Allegro ma non troppo
  • 02. II. Scene by the Brook: Andante molto mosso
  • 03. III. Merry Gathering of Country Folk: Allegro
  • 04. IV. Thunderstorm: Allegro
  • 05. V. Shepherd's Song: Happy and Thankful Feelings after the Storm: Allegretto
  • 06. Leonore Overture No. 1 in C major, Op. 138
  • 07. Leonore Overture No. 2, Op. 72a
  • 08. Leonore Overture No. 3, Op. 72b

ユーザーレビュー

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待望の第6弾。野趣あるホルンの突出やノン...

投稿日:2004/09/06 (月)

待望の第6弾。野趣あるホルンの突出やノンヴィヴラートの乾いた響きなどロマン的な演奏とは隔絶しており、ファイやノリントンと同様のテンポながら、攻撃的なところは抑えられ、のんびりとした感じがするのがいかにも「田園」。とはいえ交響曲としての構造に重きを置いた解釈のように思われる。序曲3曲は十分な力性が加重されており、スウェーデン室内管のアグレッシヴな演奏を聴きたい向きには十分なデザートとなっている。

かばくん さん | とちぎ | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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