ベートーヴェン(1770-1827)

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SACD 輸入盤

交響曲第5番『運命』、第6番『田園』 ド・ビリー&ウィーン放送交響楽団

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
OC630
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明

ベートーヴェン:交響曲第5番『運命』&第6番『田園』
ベルトラン・ド・ビリー(指揮)ウィーン放送交響楽団

世界が注目する指揮者の最右翼、ベルトラン・ド・ビリー、ベートーヴェン:交響曲チクルス第2弾!
 ベルトラン・ド・ビリーは1965年パリに生まれ、パリ国立高等音楽院で学びました。ヴァイオリンとヴィオラ奏者としてケルン管弦楽団などで活躍、その後ピエール・デルヴォーのアシスタント&副指揮者をつとめ指揮者の道に入ります。イルド・フランス・ジュネス交響楽団(1986-1990)の首席指揮者をつとめ、リール・サン・ルイ・アカデミーを創設し首席指揮者となった(1990-1994)後、デッサウのアンハルト劇場(1993-95)とウィーン・フォルクスオーパー(1996-98)で第1カペルマイスター&副指揮者をつとめます。1993年にスペインの各歌劇場で指揮をした後、ロンドンのコヴェント・ガーデン王立歌劇場(1995)、ベルリン州立歌劇場(1996)、パリ・バスティーユ・オペラ(1996)、ブリュッセル・モネ劇場(1996)、ハンブルク州立歌劇場(1997)、バイエルン州立歌劇場(1997)と立て続けにヨーロッパ一流のオペラ・ハウスにデビューし、そのキャリアを積み重ね高い評価を得て行きます。
 2001年12月ジュネーヴ大劇場、2002年夏ザルツブルク音楽祭でもデビューを飾り国際的な名声を獲得、アメリカにはドミンゴの招きで1997年にワシントン・オペラでグノーの『ロメオとジュリエット』で、1998年にはメットにも同作品で、そして同年ロサンジェルス・オペラでも『カルメン』でデビューを飾りました。その後メットには2001年(『カルメン』)、2002年(オーケストラ・コンサート)、2003年(『椿姫』、『ファウスト』)にも登場し、2005年には『サムソンとデリラ』、『トゥーランドット』、『ロメオとジュリエット』を指揮。ウィーン国立歌劇場でも数多くの演目を定期的に指揮していますが、各国のオーケストラも指揮しており、名門バルセロナ・リセウ大劇場の首席指揮者をつとめました(1999年〜2004年)。
 2002年ウィーン放送交響楽団の首席指揮者・芸術監督をつとめていますが、2006年からは改修なった伝統のウィーン・アン・デア劇場のレジデント・オーケストラとしての活動も加わっています。2007年ウィーン放送交響楽団と初来日を果たしています。
 
このディスクはそのド・ビリーと手兵ウィーン放送交響楽団とのベートーヴェン:交響曲チクルス第2弾。2007年2月に初来日し、第1弾ディスクの交響曲第3番『英雄』を演奏し、期待に違わぬ素晴らしい演奏を披露し、高い評価を得ました。モーツァルト:ダ・ポンテ3大オペラに始まり、出身地フランスの近代音楽、オーケストラの本拠地ウィーンのシューベルト、声楽つき大作ベルリオーズ:レクイエム、フランスの名ピアニスト、ロジェとのラヴェル&ガーシュウィン、そして今年初来日するパリ・オペラ座の公演曲デュカス『アリアーヌと青ひげ』やポラスキとのワーグナー「トリスタン」ハイライトなど、立て続けに注目すべき録音を行ってきましたが、真価を問うレパートリー、ベートーヴェンのこの第2弾で、さらに大きな注目と評価を得ること必定。ウィーンの伝統を踏まえながら、引き締まったアンサンブル、磨き上げたディテールと音の透明性が見事な出来映えで、ウィーンの音楽シーンに新風を吹き込んでいるド・ビリーのフレッシュで感動に満ちた名演に仕上がっています。(BMG)

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):
・交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』
 第1楽章 [06:58]
 第2楽章 [08:36]
 第3楽章 [07:37]
 第4楽章 [10:07]
・交響曲第6番へ長調 Op.68『田園』
 第1楽章 [11:14]
 第2楽章 [11:36]
 第3楽章 [05:11]
 第4楽章 [03:38]
 第5楽章 [08:36]
 ウィーン放送交響楽団
 ベルトラン・ド・ビリー(指揮)
 使用楽譜:Barenreiter-Verlag Kassel, edited by Jonathan Del Mar

 録音時期:2007年8月(第5番)、2008年2月(第6番)
 録音場所:ウィーン、ORFオーストリア放送ラディオクルトゥアハウス
 PCM Recording
 Recording Producer: Erich Hofmann
 Recording Engineer: Anton Reininger
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND 5.0ch

収録曲   

  • 01. ベートーヴェン:交響曲第5番『運命』&第6番『田園』

総合評価

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投稿日:2018/07/17 (火)

創造は記憶から生まれると言うが 聴き手にも同じ作用があるようだ 既に聞き心動かされた演奏の記憶の輪から抜け出せないでいる 知識を教養と取り違えるに等しい そこから得た心の豊かさを教養というのだが‥ 後継の者は不幸だ 先にあった”もの”が威力を持って立ちふさがる 奇を衒って新しいことをしようというのではない ただあるがままに対峙し 聴き語りかけ得たインスピレーションを伝えるべくスコアを音化しただけなのに 肯定か否定かも分からぬ繰り言を聞かされる ド・ビリーは校訂を経たスコアをそのまま演奏した ppは囁く fは明朗に ffは決然とベートーヴェンが指定したテンポで鳴らした これが気に入らないなら何故ベートーヴェンを聴くのか そこから先は”教養”の問題なのだ その音楽その演奏から聴衆が何を幻想するかまで音楽家は与り知らない あなたにとって音楽とは何か わたしには生きる勇気を与えてくれるもの ここに素晴らしい音楽がある  

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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投稿日:2010/06/01 (火)

みなとみらいホールでの実演で感動し、即購入しました。新しい奏法を取り入れながらも、ぎすぎすしたところもなく安心して楽しめる心豊か演奏です。楽団の人員も若い人が多く、集中して演奏しているところが好感が持てました。いわゆる大家の威厳とは異なるフレッシュな楽興に満ちた秀演です。

寛ちゃん さん | 神奈川県 | 不明

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本当に久しぶりに心底ワクワクするベートー...

投稿日:2010/03/07 (日)

本当に久しぶりに心底ワクワクするベートーベンの演奏をする人に出会って幸せな気分です。見通しの良い演奏で細部のアンサンブルまでよく磨かれている快速テンポの演奏ということで、最近のとても頭のいい指揮者の演奏をイメージしていましたが、このCDを聴いてみて、そういう演奏では起こりにくい、とても幸せな気分になりました。5番の細部まで磨かれた音というのは、一つ一つがとても生き生きと演奏されていて単にディテールの緻密な表現という次元のものではなかったし、快速テンポもすばらしい切れ味で要所要所がすばらしくカコイイ。それでいてオケ全体のバランスもいい。弾むような演奏。6番は颯爽として透明感に溢れた気持ちのよいもの。確かに少しアッサリしていますが、終楽章もとても誠実で感動的な印象。全体としては特別変わったことをしているような事は無いようなのですが、オケの響きに良く精通した人が、とても気持ちよく演奏しているというところでしょうか。聴いているほうもとても気持ちいい。

こびと さん | 神奈川県 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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