ベートーヴェン(1770-1827)

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Blu-spec CD 2

交響曲第5番『運命』、第4番 アーノンクール&ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SICC30250
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
Blu-spec CD 2

商品説明

アーノンクール/ベートーヴェン:交響曲第4番&第5番「運命」

2015年5月にウィーンのムジークフェラインザールで行なわれ、ソールドアウトとなったウィーン・コンツェントゥス・ムジクスによるムジークフェラインの定期演奏会のライヴ・レコーディングである、ベートーヴェンの交響曲第5番『運命』と第4番。もともとはアーノンクールにとって2度目の「ベートーヴェン:交響曲全集」の第1弾となる予定でしたが、12月5日、86歳の誕生日の前日に演奏活動からの引退を表明したことによって、60年以上にわたって音楽界を牽引してきたニコラウス・アーノンクールにとって生涯最後のレコーディングとなります。大きな話題となった2014年発売の「モーツァルト:後期三代交響曲」に引き続き、これまでの音楽観や既存の解釈とは全く隔絶したところで打ち立てられた、巨匠ならではの箴言といえるでしょう。
 1991〜92年の交響曲全集録音(テルデック)、2007年のライヴ映像(第5番)(シュティリアルテ・エディション)はともにヨーロッパ室内管弦楽団との録音であったのに対し、今回1953年の創設以来自ら手塩にかけてきたウィーン・コンツェトゥス・ムジクスとの初めての(そして最後の)ベートーヴェン録音である点が最も大きな特徴です。アーノンクールは長文のライナーノーツの中で「今回再録音に踏み切ったのは、ピリオド楽器の使用が一番大きい」と語っている通り、当時の楽器の特性や響きを知りつくしていたベートーヴェンがあちこちに仕掛けた独特の響きがこれまでにないほど徹底的に掘り起こされています。
 今回の演奏と録音に当たっては、いつものように自筆譜やさまざまな出版譜を含む一次資料を丹念に洗い直し、「ベートーヴェンの楽譜には何も足さない」というストイックな姿勢も貫かれ、「まるで映画のフラッシュバックのよう」とアーノンクールが語っている通り、ベートーヴェンの指示に従って第5番の第3楽章の主部の繰り返しも実施されています。同じく第5番第4楽章で登場するトロンボーンの驚くべき強調、ピッコロの独自のバランス、そして何よりも最後の和音連打のタメは、おそらく作品の初演に接した聴衆の驚きを想起させるほどの衝撃といえるでしょう。第4番もこれまでにないほどの重量感を持ち、「北欧神話の巨人に挟まれた優美なギリシャの乙女」というシューマンの言葉をも覆すほどの個性的な相貌を獲得しています。(SONY)

内容詳細

アーノンクール最後の録音とのこと。古楽器奏法を用い、過激と思われることをすべてやり尽くしたような表現。長い音は短く、短い音は長く、強い音は弱く、弱い音は強くする。大きく間を開けたり、急に走ったり。特に第5番は録音史上最大の問題作か。(白)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

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ベートーヴェンのハ短調交響曲の「起源」に...

投稿日:2018/04/15 (日)

ベートーヴェンのハ短調交響曲の「起源」に向き合う事。それがアーノンクールの擱筆とも言うべきレコーディングになった。いつしか演奏する側も聴く側も固定観念に縛られて接していた「運命」と呼称される特異な交響曲の伝統をエポケーし、ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスと共に、この曲の「起源」の召喚を目指したのである。アーノンクールは言う。「第5番は自由への欲求を人々が感じていた」その場所から生まれた、と。自由の観念が抑圧への抵抗を喚起するまさにその時、第1楽章は始まるのである。「最初の3つの楽章で聴き手を悲劇の中に彷徨わせて、第4楽章で突如としてハ長調が噴出する」とアーノンクールが語るその冒険の物語が、このCDには鮮烈に焼き付けられている。

surwolf さん | 東京都 | 不明

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王が帰還した そして告別の時 そこはヴィ...

投稿日:2016/06/24 (金)

王が帰還した そして告別の時 そこはヴィーンであり ベートーヴェンと向き合うことになると分かっていた 古楽の復興にとどまらず浪漫の海へ漕ぎ出でたニコラスが戻るべき終焉の湊だ 生涯の了りまでベートーヴェンの交響曲をピリオド楽団で振ることがなかった彼に交響曲の聖典を巻頭から繙く時間は残されていなかった さて選ばれた変ロ長調とハ短調の二曲はそれぞれ適切な演奏時間の外郭いっぱいまで達している テンポは適切だがスコアにない”間”が随所に挟まる 好悪の分かれるところだが わたしは惜別の懷(おもい)が漏れ出たと受け取った わたしもハ短調のスケルツォで落涙したことを告白する 人は死せども芸術は死なず いや 音楽も死す いかなるテクノロジーの発達があろうと音楽は生まれた次の瞬間には消え去る運命を変えることはない もて囃された名演奏家の演奏も時の彼方に霧消していく 音楽は儚い存在だ 音楽は常に今生まれる それを知るからこそアーノンクールの去りがたい懷があふれたのだ 残念だが彼は天に召された 彼以上の音楽の冒険者が現れることを期待して今日も音楽と向き合おう 彼もきっとそれを願っていたと信じる 衷心より哀悼の意を捧げる  

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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絶対に聴くべし!! 絶対に気に入る、と...

投稿日:2016/03/12 (土)

絶対に聴くべし!! 絶対に気に入る、とは言わない。 でも、絶対に忘れられない。 そういう演奏。

かばのすけ さん | 神奈川県 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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