ベートーヴェン(1770-1827)

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CD

交響曲第5番、第8番、『エグモント』序曲 クレンペラー&フィルハーモニア管弦楽団

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TOCE13005
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

ベートーヴェン:
・交響曲第5番ハ短調 op.67『運命』
・交響曲第8番ヘ長調 op.93
・『エグモント』 op.84〜序曲

 フィルハーモニア管弦楽団
 オットー・クレンペラー(指揮)
 ステレオ録音:1959年10月(op.67)、1957年10月(op.93, op.84)

最新24ビット・リマスタリング。不滅の巨匠クレンペラーの記念碑的名盤ベートーヴェン交響曲全集からの1枚!(EMI)

内容詳細

第5番は名演として有名な録音。ロマンティックな演奏とは一線を画す、厳格で巨大なスケールを築き上げている。「エグモント」も同様なアプローチだが、第8番は軽やかな美しさを持っている。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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雄渾の極みとも言うべき至高の超名演だ。ク...

投稿日:2011/04/19 (火)

雄渾の極みとも言うべき至高の超名演だ。クレンペラーは格調の高さをいささかも損なうことなく、悠揚迫らぬテンポで精緻に楽想を描き出している。木管楽器を強調するのはクレンペラーならではのユニークなものではあるが、各楽器を力強く演奏させて、いささかも隙間風が吹かない重量感溢れる重厚な音楽が紡ぎだされていく。ドラマティックな要素などは薬にしたくもなく、微動だにしないインテンポが基調であり、造型は極めて堅固であると言える。第5については、かのフルトヴェングラー&ベルリン・フィルによる至高の超名演(1947年)とは対照的な演奏であると言えるが、そのスケールの雄大さや巨木のような威容、崇高さにおいては、フルトヴェングラーによる超名演にもいささかも引けを取っていないと高く評価したい。第8については、テンポの面だけをとれば、クナッパーツブッシュによる各種の演奏と似通っているとも言えるが、決定的な違いは、本演奏にはクナッパーツブッシュの演奏には存在した遊びの要素が全くないということであろう。したがって、どこをとってもにこりともしない峻厳な音楽が構築されていくが、その仰ぎ見るような威容や演奏の充実度、立派さにおいては、クレンペラーによる本演奏の方をより上位に置きたいと考える。併録の「エグモント」序曲も重厚にしてスケール雄大な素晴らしい名演だ。クレンペラーによるこのような重厚な演奏を聴いていると、昨今の古楽器奏法やピリオド楽器を使用した軽妙な演奏が何と小賢しく聴こえることであろうか。録音は、今から50年以上も前のスタジオ録音ではあるがステレオ録音でもあり、フルトヴェングラーやクナッパーツブッシュによる演奏などと比べると、音質面においては恵まれた状況にあると言えるだろう。現時点ではHQCD盤がベストの音質と言えるところであるが、至高の超名演であることもあり、今後SACD化を行うなど更なる高音質化を大いに望みたい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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中3の時家にあったこのLPを良く聞いていた...

投稿日:2010/10/08 (金)

中3の時家にあったこのLPを良く聞いていた。当時指揮者によってテンポや解釈が違うことは知らなかったのでこのテンポが普通だと思っていた。高1の時カラヤンやフルトヴェングラーを聞きあまりに速いのでぶったまげた思い出がある。クレンペラーは全体的に金管より木管を強くする傾向にあるが遅いテンポでじっくり進むスタイルはこの曲に合っていると思う。私にとっては懐かしい演奏である。なお我が家は1300円シリーズだが再発のHQCDはさらに高音質になっているのですか?誰か教えて下さい。

まっこ さん | 千葉県 | 不明

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感動の大名演だ!!!このまったりとして重...

投稿日:2008/04/12 (土)

感動の大名演だ!!!このまったりとして重厚な運命はフルヴェンのBPOとのライヴの次にくるぐらいの素晴らしい演奏。POも素晴らしく鳴っている。ベト8もこれまた大名演。リズムの刻みも「ずしん」とくる感じで、現代の古楽器演奏がなにをやっているのかわからなくなる。クレンペラーのように、ベートーヴェンはもっと味わい深くないと!

∫(furtwangler)dx=感動 さん | 石川県 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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