ベートーヴェン(1770-1827)

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CD 輸入盤

交響曲全集 ラトル&ベルリン・フィル(5CD+3BD)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BPHR160091
組み枚数
:
5
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
Blu-ray Disc付き,輸入盤

商品説明


ベートーヴェン:交響曲全集(5CD+3BD)
ラトル&ベルリン・フィル、2015年5月ライヴ収録


本拠地フィルハーモニーで2015年10月におこなわれたベートーヴェン・ツィクルスが、CD5枚にブルーレイ・オーディオ1枚、ブルーレイ・ビデオ2枚の計8枚組ボックスで登場します。
 ラトルは2008年にベルリン・フィルとベートーヴェン交響曲全9曲を演奏しているので、同コンビでは今回が2回目。ベルリン・フィルは、2015年10月にベルリンで2回、11月にパリ、ウィーン、ニューヨークでベートーヴェン・ツィクルスを行い、2016年5月には東京にやってきます。指揮者として勝負の曲を任期後半の今もってきたことに、ラトルの並々ならぬ意欲と決意が感じられます。
 ラトルはウィーン・フィルとベートーヴェン全曲録音(2002年)を行っており、20世紀後半に発表されたベーレンライター社によるジョナサン・デル・マー校訂版を用い、そこにラトルらしい解釈を加えた新しいベートーヴェン像として当時話題になりました。本演奏でも同様の版を使っていますが、ラトルの鋭く攻め入るスタイル、そして一音一音を大切にする緻密な指揮ぶり、それにベルリン・フィルの重量級の表現が反映され、ベルリン・フィルの持つ音楽的パワーを実感する推進力に満ちた演奏を繰り広げています。解説書には、校訂者ジョナサン・デル・マーがベーレンライターについて語った文章も挿入され、ラトルとの興味深い会話なども書かれており、ベートーヴェンの音楽、ラトルの演奏をより理解することができます。
 本セットには、CD5枚と、ブルーレイ3枚が収められています。ブルーレイは高音質の音声トラックのみを収録したオーディオ盤、コンサートの模様を収録した映像盤に分かれており、さらにベルリンでのツィクルスを追ったドキュメンタリー、ラトルがベートーヴェンについて語ったイントロダクションも収められています。首席指揮者・芸術監督就任以来ラトルがベルリン・フィルと培ってきた「音楽」を存分に堪能できる内容となっています。


【収録情報】
ベートーヴェン:交響曲全集(ベーレンライター版/ジョナサン・デル・マー校訂版)


Disc1
● 交響曲第1番ハ長調 Op.21 [24:42]
● 交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』[49:09]

 録音時期:2015年10月6,12日

Disc2
● 交響曲第2番ニ長調 Op.36 [30:51]
● 交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』 [30:32]

 録音時期:2015年10月7,13日

Disc3
● 交響曲第4番変ロ長調 Op.60 [33:29]
● 交響曲第7番イ長調 Op.92 [39:12]

 録音時期:2015年10月3,9,15日

Disc4
● 交響曲第6番ヘ長調 Op.68『田園』[42:36]
● 交響曲第8番ヘ長調 Op.93 [25:08]

 録音時期:2015年10月8,14日

Disc5
● 交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』 [67:47]

 録音時期:2015年10月10,16日

【第9番のソリスト、コーラス】
 アンネッテ・ダッシュ(ソプラノ)
 エーファ・フォーゲル(アルト)
 クリスティアン・エルスナー(テノール)
 ディミトリー・イヴァシュシェンコ(バス)
 ベルリン放送合唱団
 サイモン・ハルジー(合唱指揮)

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 サー・サイモン・ラトル(指揮)

 録音場所:ベルリン、フィルハーモニー
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

BD1(ブルーレイディスク・オーディオ)
● このブルーレイ・ディスクには、交響曲全9曲の音声トラックが収録されています。
 収録時間:344分
 音声:2.0PCM Stereo 24 bit/96kHz、5.1DTS-HD MA 24 bit/96kHz

BD2(ブルーレイディスク・ビデオ)
● このブルーレイ・ディスクには、下記の曲のコンサート映像が収録されています。
 交響曲第1番、第3番『英雄』、第2番、第5番『運命』、第4番、第7番

BD3(ブルーレイディスク・ビデオ)
● このブルーレイ・ディスクには、下記の曲のコンサート映像が収録されています。
 交響曲第8番、第6番『田園』、第9番『合唱』

● 特典映像(日本語字幕付き)
1. ドキュメンタリー『ベートーヴェンと生きる』(45分)
  2015年秋、ベルリンにおける ベートーヴェン・ツィクルスの舞台裏
2. インタビュー『ラトル、ベートーヴェンの交響曲を語る』(49分)

 収録時間:397分
 画面:カラー、16:9、Full HD 1080/60i
 音声:PCM Stereo、5.1DTS-HD Master Audio
 Region All

 カバー・イメージ:イサ・ゲンツケン『Fenster』 1990
 ブルーレイディスク・オーディオおよびビデオは、ブルーレイディスク対応機器で再生できます。

● ダウンロード・コード:このブルーレイ・ディスクには、上記全曲のハイレゾ音源(24bit/192kHz)をダウンロードするためのURLとそのパスワードが封入されています。
● デジタル・コンサートホール:ベルリン・フィルの映像配信サービス「デジタル・コンサートホール」を7日間無料視聴できるチケット・コードが封入されています。

総合評価

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添付のBDの一部に画像乱れがあり交換をお願...

投稿日:2018/12/16 (日)

添付のBDの一部に画像乱れがあり交換をお願いしたのですが、「到着から7日経過しており対応できない」とのこと。他にも色々買ったし、これらすべてすべて一週間以内にチェックしろというのは余程の暇人かと思います。 中身は悪くありませんが、買わないほうがいいと思います。

pyon さん | 東京都 | 不明

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EMI、Warnerとの契約が無くなり、...

投稿日:2017/03/09 (木)

EMI、Warnerとの契約が無くなり、BPOが、自主レーベルを創設、ライヴチクルスを重ねて、まとめて一気に録音、デジタルコンサート等の特典も付けての販売。満を持してのベートーヴェン全集。私の様にこれだと狙いを定めて、1枚ずつちまちま買うという事が現状出来ない。21世紀、ベルリンフィルなんだから、仕方ないか、とも、思う。分売も希望と、記しておく。 「英雄」は、2002年のウィーンフィルとのムジークフェラインでのEMI盤がある。ウィーンフィルとは、刺激的ピリオドスタイルと若々しいビルディングロマンスの賛否両論の演奏でした。私は、FM等で聴いたバーミンガムとの演奏の方が徹底と、お互いの経験、信頼感が感じられて、より好んでました。でも、ウイーン盤もよく聴いてました。  そして、13年後、ベルリンフィル退任を発表した後のこの演奏。やはり、ピリオドもありますが、そこは器用なイギリス人、これまでのベルリンでの経験と、カラヤン、アバドの音色も残しつつ、スケールの大きさよりも、円熟、真摯に、求められている音楽を、オーケストラと共に、細部にも気を使いながらの崇高と言ってもいい位のベルリンフィルの熱演、高揚と絶望を含み、感動、新鮮。深化した情感と進化した技。これまでの21世紀、ラトルにとっても、シベリウスと並んで、自信たっぷりの代表、後世にも誇るべき名演。  「ポーギーとベス」を見て、心酔いし、応援してきたラトルは、ここまでクラシックの王道にも、革新にも身を捧げ、成し遂げた。 まだまだ、ベルリンでも、ロンドンでも東京でも、やってくれるだろう。理想と目標を、多くの人に揉まれ、支え、導き、導かれて。

sunny さん | 兵庫県 | 不明

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昨年に発売されていたものだが、ラトルへの...

投稿日:2017/03/01 (水)

昨年に発売されていたものだが、ラトルへの興味が薄れつつあったこともあって私は迂闊にも(聴きもしないで)端から無視していたセットだった。今年の初めに偶々ネット上で4 &7番の演奏を聴いて自らの不明を恥じました(https://www.digitalconcerthall.com/ja/home)。 まず、なんと言ってもベルリンフィルの”音”が素晴らしい。それも、いい楽団がただ良い演奏をしていると言う演奏ではない。明らかにラトルと言う指揮者の下で長年培ってきた経験と技量をフルに駆使して演奏と言う創造を成し遂げた演奏だと思う。比較的小編成の強みを生かした軽快なフットワークを持った演奏だが、決して針で天を突くような音(演奏)ではなくて(敢えて言えば)フルトヴェングラー以来のベルリンフィルらしい足が地に着いた安定感があって聴衆に余計な負担をかけることなく音楽を聴くことに専念させてくれる。新しい時代に即した新しい時代の演奏は、伝統を切り離しても伝統に囚われても可能ではないことをこれらのベートーヴェンは教えてくれる。 ビデオで見ると少し小太りになったラトルも今年62歳。2015年の録音と言う時点でラトルも齢60歳である。彼も知らぬ間に若手のホープから、還暦を迎える歳になったのだとつくづく思う。そういう年齢からくる”老成”がこの演奏の一部にあるのだろうと思うが、この演奏の魅力は到底そんな在り来たりな説明だけで全て語れるものではないと思う。この演奏を聴いて私は2002年にラトルがベルリンに就任して以来行ってきた(私には不満だった)様々な試みや努力の意味がようやく理解できたような気がする。 ベートーヴェンの新しい校訂版楽譜を使ったという演奏には、昔のラトルなら一見奇を衒うかにも聴こえかねない新しい響き・新しいリズムがいたるところに聞こえてくるが、それが不思議なくらい自然に聴こえる。ビデオのドキュメンタリーでラトル自身”しばしば間違った解釈に陥ってしまうこともあった”と言っているが、その言葉が決して達観でも老成でもないラトルの今の実感であることを納得させてくれる。 この録音に聴かれる演奏では一聴ラトルに有る強烈な革新性(或いは攻撃性?)は後退しているようにも聴こえる。ある意味で力みの無い自然体で流麗な演奏は、刺激の無い無難な演奏にも聞こえるかもしれないが、この演奏は”刺激”などと言う瞬間の悦楽ではないベートーヴェンの交響曲にある普遍性に挑戦して21世紀初頭に現れた今世紀の基盤を築く演奏なのだと思う。

yk さん | 京都府 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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