ベートーヴェン(1770-1827)

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CD 輸入盤

交響曲全集、序曲集 カラヤン&ベルリン・フィル(1970年代)(6CD)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4429924
組み枚数
:
6
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

カラヤン、1970年代のベートーヴェン交響曲全集

映像を含めれば、その生涯に6種類ものベートーヴェン交響曲全集を残したカラヤンですが、その中でもっともカラヤンの意図が徹底しているレコーディングといえば、1975年から1977年にかけて録音されたこの一組でしょう。
 ベルリン・フィルとのコンビネーションがこの時期まぎれもなく最高潮に達していたことを如実に示す壮大かつ強力、しかも精緻なサウンドはたいへんな聴きものです。ギュンター・ヘルマンスによるアナログ完成期の録音も素晴らしいもので、演奏者たちの気迫がダイレクトに伝わってきます。組み合わせの6つの序曲もスケールの大きな見事な演奏です。

CD1
・交響曲第1番ハ長調 Op.21
・交響曲第4番変ロ長調 Op.60
・『エグモント』序曲 Op.84

CD2
・交響曲第2番ニ長調 Op.36
・交響曲第7番イ長調 Op.92

CD3
・交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』
・『レオノーレ』序曲第3番 Op.72b

CD4
・交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』
・交響曲第8番ヘ長調 Op.93
・歌劇『フィデリオ』序曲 Op.72c

CD5
・交響曲第6番ヘ長調 Op.68『田園』
・『コリオラン』序曲 Op.62
・『プロメテウスの創造物』序曲 Op.43
・『アテネの廃墟』序曲 Op.113

CD6
・交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』

 アンナ・トモワ=シントウ(S)
 アグネス・バルツァ(M)
 ペーター・シュライアー(T)
 ジョゼ・ヴァン・ダム(B)
 ウィーン楽友協会合唱団
 ヘルムート・フロシャウアー(合唱指揮)
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)

 録音:1975-77年[交響曲]、1965&69年[序曲]

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Sinfonie Nr. 1-1. Adagio molto - Allegro con brio 7:45
  • 02. 2. Andante cantabile con moto 6:04
  • 03. 3. Menuetto (Allegro molto e vivace) 3:35
  • 04. 4. Finale (Adagio - Allegro molto e vivace) 5:27
  • 05. Sinfonie Nr. 4-1. Adagio - Allegro vivace 10:27
  • 06. 2. Adagio 9:59
  • 07. 3. Allegro vivace 5:52
  • 08. 4. Allegro ma non troppo 5:37
  • 09. Egmont Overture op. 84 8:21

ディスク   2

  • 01. Sinfonie Nr. 2-1. Adagio molto - Allegro con brio 10:17
  • 02. 2. Larghetto 9:57
  • 03. 3. Scherzo (Allegro) 3:41
  • 04. 4. Allegro molto 6:11
  • 05. Sinfonie Nr. 7-1. Poco sostenuto - Vivace 11:25
  • 06. 2. Allegretto 7:57
  • 07. 3. Presto - Assai meno presto 7:18
  • 08. 4. Allegro con brio 6:25

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総合評価

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華やかなベートーヴェンというべきか。音を...

投稿日:2021/07/29 (木)

華やかなベートーヴェンというべきか。音を磨き上げるというが、けたたましくもある。60年代全集のような重厚さを失う代わりに、得たものは煌びやかさであった。レガート全盛と言ってよく、個人的にはあまり合わなかった。

アベマ太郎 さん | 福井県 | 不明

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カラヤンほど、録音技術の進歩に関心を示し...

投稿日:2013/10/22 (火)

カラヤンほど、録音技術の進歩に関心を示し続けた音楽家はいないだろう。ベートヴェンの交響曲全集は、50年代のEMIとフィルハーモニア管弦楽団とのモノラル録音を最初にして、DGとは60年代、70年代、そしてデジタル録音時代の80年代と3回ベルリン・フィルと録音している。わたしは50年代の演奏は聴いたことがないので分らないが、60年代の録音では第5番「運命」だけLPで購入している。「未完成」とのカップリングで2400円、73,4年頃のことである。第一楽章のダダダダーンの後の休止がもう少し長ければいいのになと思ったが、それ以外は圧倒的な名演だった。(未完成もすばらしい)70年代の録音は第3番「英雄」を新譜で購入。2600円になった。この英雄も名演なのだが、ロケーションの違いからか、残響音が長くて豊かな感じだ。今回、カラヤン1970Sのおかげで9曲全部手にすることができ、いっきに聴き通したが、やはりカラヤンなかなかやるなという印象だった。ところで話は変わるが、70年代のこのベートーヴェンの交響曲集が新譜として世にでていた頃、批評家のなかには、繰り返される同じ曲の再録音を余りにも商業主義的だとして激しく非難していた。その影響を受けていたのか某落語家などは、激しい言葉でカラヤンをけなしていたのを思い出す。わたしはそうした非難を、なんて傲慢なんだろう。筋違いもはなはだしいといつも思っていた。当時は「音楽の友」ともあろうものが、たかがクラシック愛好家だけの落語家のカラヤン批判を掲載するなんぞ場違いもいいところだろうと思っていた。10年ごとに再録音したとしても、そのディスクの演奏の良し悪しをを批評すればいいだけの話だ。後はユーザーが誰の演奏を選ぶかどうかの問題ですからね。とにかくカラヤンには悪意に満ちた批評が少なからずあった時代でした。

johnbach さん | 東京都 | 不明

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最もカラヤンらしい70年代後半のベートーヴ...

投稿日:2013/07/17 (水)

最もカラヤンらしい70年代後半のベートーヴェン全集。人工的だという批判はあろうが、ベルリンフィルの合奏能力の高さは(メンバーの優秀さとは無関係に)今もってこの時期がピークだろう。豊満で豪華、艶やかなカラヤンサウンドは圧倒的だ。拙い言葉で申し訳ないのだが、英雄や第5、第7は颯爽とゴージャスに、第9は壮麗に、第6はひんやりと透明に、といった風に、カラヤンなりの曲の描き分けが、これ以前の録音より明確化しているのも特色だ。特にこの6番はTUBEやサザンではないが、毎年夏になると必ず聴きたくなる1枚だ。8番のように管楽器のソロの驚異的な巧さが際立つ素晴らしい演奏もあり、いまだに異彩を放つ名盤だ。欲を言えば、数字をあしらったオリジナルジャケットのデザインを使って欲しかった。

eroicka さん | 不明 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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