ベートーヴェン(1770-1827)

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CD

ヴァイオリン・ソナタ第9番『クロイツェル』、第7番 諏訪内晶子(vn)アンゲリッシュ(p)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCP1130
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

諏訪内晶子
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番『クロイツェル』、第7番
日本先行発売

来日記念盤・公演曲目・日本先行発売。2年半の沈黙を破って、諏訪内晶子が遂にベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ・チクルスのセッション・レコーディングをパリの教会でスタート! 第一弾は『クロイツェル・ソナタ』と第7番の組み合わせ。メインの『クロイツェル・ソナタ』では第1楽章の驚くほど激しい演奏が素晴らしい聴きもので、第2楽章は詩情豊か、第3楽章は明るく快活と、性格の描き分けが克明でインパクト絶大。組み合わせの第7番も情熱的で起伏の激しい作品なので、こうした演奏スタイルにはぴったり。ピアノのアンゲリッシュとも相性良好です。

ベートーヴェン:
・ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調 op.47『クロイツェル』
・ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調 op.30-2
 諏訪内晶子(ヴァイオリン)
 ニコラ・アンゲリッシュ(ピアノ)
 録音:2008年1月14-17日、パリ

プロフィール

東京生まれ。1990年最年少でチャイコフスキー国際コンクール優勝。
 1991年秋からニューヨークへ留学し、日本での演奏活動を休止。1995年アンドレ・プレヴィン指揮NHK交響楽団定期演奏会で日本での演奏活動を再開。
 その後、小澤征爾指揮ボストン交響楽団定期及びカーネギーホール演奏会、ニューヨーク・フィルハーモニック定期、ピッツバーグ交響楽団定期、フィラデルフィア管弦楽団、ロスアンジェルス・フィルハーモニック管弦楽団定期、ミネソタ管弦楽団定期、ワシントン・ナショナル響定期、パリ管弦楽団定期、フランス国立管弦楽団、バーミンガム市交響楽団定期、ロシアナショナル交響楽団定期、サンクトぺテルブルグ・フィルハーモニー交響楽団、ブタペスト祝祭管弦楽団定期、バイエルン州立歌劇場管弦楽団、バンベルク交響楽団定期演奏会などに出演。また、エヴイアン、マールボロ、ラインガウ、ロッケンハウスなど国際的な音楽際にも数多く出演、UBSヴェルビエ祝祭管弦楽団とはアジア・ツアーを行った。
 近年は、2000年にルツェルン国際音楽祭にリサイタル及びエマニュエル・クリヴィヌ指揮ヨーロッパ室内管弦楽団との共演でデビュー、続けてベルリン芸術週間にリサイタル及びシャルル・デュトワ指揮ベルリン・フィルハーモニー管と共演してベルリン・デビューを果たす。2001年5月にはウラディーミル・アシュケナージ指揮フィルハーモニア管でロンドン・デビューした。2002年にはサカリ・オラモ指揮によるバーミンガム市交響楽団とアジア・ツアーにソリストとして参加。2003年3月にはルツェルン国際音楽祭に再び出演し、ピエール・ブーレーズ指揮マーラー・ユーゲント・オーケストラと共演している。また2004年3月には、アンドレイ・ボレイコ指揮チェコ・フィルハーモニー管と米国ツアーを行い、引き続きウォルフガング・サヴァリッシュ指揮によるフィラデルフィア管弦楽団定期公演に出演した。また同年夏のサカリ・オラモ指揮バーミンガム市交響楽団ヨーロッパ・ツアーにもソリストとして起用された。2005年は、フランス・ナントで毎年行われているラ・フォル・ジュルネ音楽祭に参加、30万人という驚異的な聴衆動員を果たして社会現象ともなった同音楽祭初めての東京公演にも参加した。その後、ドイツのシュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭に参加。秋にはJ.S.バッハ・プロジェクトに取り組み、ヨーロッパ室内管とのレコーディングと日本ツアーを予定している。

 CD録音では、フィリップス・クラシックスとインターナショナル・アーティストとして専属契約を結んでおり、これまでに10枚のCDをリリースしている。
 桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコース修了。文化庁芸術家在外派遣研修生としてジュリアード音楽院本科及びコロンビア大学に学んだ後、同音楽院修士課程修了。国立ベルリン芸術大学においても学んだ。
著書に「ヴァイオリンと翔る」(NHK出版)がある。
 使用楽器は、日本音楽財団より貸与された1714年製作のストラディヴァリウス「ドルフィン」。

内容詳細

俗に“白熱の名演”などといわれるものは、ともすると、やたら肩に力が入ったり、気合や根性だけで押し切ってしまうものも少なくない。諏訪内の演奏は、“白熱の名演”でありながら、一切そうした幼稚でショウじみた点がない。プロ中のプロによる演奏。★(教)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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3.5

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美の極致!諏訪内晶子の美の世界をとくとご...

投稿日:2010/06/22 (火)

美の極致!諏訪内晶子の美の世界をとくとご堪能あれ。何故こんなに評価が低いのか不思議過ぎます。ベートーヴェンの音楽は、男性的で硬質で重厚であるべき、と一体誰が言いました?そういう演奏に慣れ切ってしまった人は、まずこの演奏を三度、聴いてください。そうすれば、この演奏がどれほどのものか、身に染みて判ってきます。精緻で研ぎ澄まされた美しさがここにあります。美しさ、しなやかさ、時に情熱、そして何よりも音楽に対する真摯な姿勢。武骨な演奏はオイストラフなどに任せればいいのです。諏訪内晶子は諏訪内晶子のベートーヴェンの音、そして世界観をこれからも創っていって欲しい。全曲完成が本当に待ち遠しいです。

elegance さん | 東京都 | 不明

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諏訪内さんには、日本人であれば、みんな期...

投稿日:2010/01/28 (木)

諏訪内さんには、日本人であれば、みんな期待が大きいので、自然と演奏の感想は厳しくなるのだと思います。 この演奏は、勿論、過去の巨匠達と比較すると好味の問題もありますが、インパクトには欠けるかもしれませんね。 私は思うのですが、7番は「こんなもんじゃないのかな」って感じたり、有名な9番は、シュナイダーハン、シェリング、メニューイン、クレーメル、レーピンと比較して、そんなに劣っているとは思わないし、録音もよく、この曲の購入1枚目としては是非オススメしたいと思います。 一番この曲をたっぷりと旋律を聴かせてくれる名演奏ではないでしょうか! イマイチ批評の方は再度お聴きになって下さい。きっと、感想が変わるはずです。 諏訪内のCDはいずれも聴けば聴くほど味の出る演奏だと私は感じています。 昨今、特に女流ヴァイオリニストの活躍は目覚ましいですが、彼女がその頂点にいる事には間違いないでしょうね。

れいくー さん | 奈良県 | 不明

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試聴コーナーで拝聴させていただいたが、真...

投稿日:2008/12/14 (日)

試聴コーナーで拝聴させていただいたが、真面目な演奏の割には、気負いなのか、録音が変なのか、響きがメタリックに聴こえるのが残念。近頃の女史が出演する某CMでクロイツェルの一節が流れていて刺戟的な音になぜかイラッとさせられたせいかも知れないが。得意なロマン派や現代ものには良いものが多いだけに、女史は軸足を置くべきで、もっと内面的な成熟を待ってから古典に取り組むのが良いのでは。

eroicca さん |   | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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