ベートーヴェン(1770-1827)

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CD

ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 ハンス・シュミット=イッセルシュテット

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCD7003
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

ベートーヴェン:交響曲 第9番 ニ短調 作品125《合唱》
ジョーン・サザーランド(ソプラノ)、マリリン・ホーン(メッゾ・ソプラノ)
ジェイムズ・キング(テノール)、マルッティ・タルヴェラ(バス)
ウィーン国立歌劇場合唱団(合唱指揮:ヴィルヘルム・ピッツ)

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ハンス・シュミット=イッセルシュテット

録音:1965年12月 ウィーン[ステレオ]

ドイツの文豪シラーの頌歌「歓喜に寄す」に基づく独唱と合唱を終楽章に持つベートーヴェンの交響曲第9番は、本来器楽のみで演奏される交響曲の形式に、初めて声楽を導入した歴史的な意義を持つ作品です。わが国ではとりわけ年末の風物詩として「第九」の呼称で親しまれています。ドイツの名指揮者、S=イッセルシュテットが名門ウィーン・フィルを指揮した伝統的なスタイルによる名演です。

内容詳細

年末の風物詩として日本での演奏回数が最も多いベートーヴェンの「第9」。巨匠シュミット=イッセルシュテットとウィーン・フィルとのコンビによる伝統的なスタイルの名演だ。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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LPで最初に出た時は総譜が付いていて,それ...

投稿日:2011/04/09 (土)

LPで最初に出た時は総譜が付いていて,それを「読む」などとは程遠いもののとりわけ第3楽章の旋律線の美しさには耳ではもちろん眼でもうっとりさせられた。 1枚に収録されているので,その途中で盤を反す必要があったが,それもまあ一種の儀式みたいなものでさほど気にならなかった。  録音は,客席の最前列中央で聴いているような趣きと言えるだろう。そういう音づくりがされているという感じがある。たとえば終楽章の「行進曲風に」の冒頭でのコントラファゴットの響きとか独唱者の「競演」的な聴こえかた,それに第1楽章でのフルートの飛び出すような強奏など。  演奏のこと。シュミット=イッセルシュテットはヴィーン・フィルと録音だけでの共演だったと思われるが,この誇り高い楽団をちゃんと「指揮している」ことは彼が主として指揮していたハンブルクでの「第9」を参照するよく分かる。整然とした運び,時に見せる高揚,軽い陶酔などはどちらからも聴こえてくる彼独特のものだ。歌手たちについて言えば,男声は何れもこの曲が求めている質に適っている思う。これに対し女声ふたりは高貴には縁遠いが滑らかな歌い回しはなかなかのもの。またアルトの存在感の確かさには驚かされた。これと矛盾するようだが表現上ではこの女声が脇役に回っている感じが最終の四重唱ではうまくいっている。  この演奏がCD化されたときの期待の一つは第3楽章を通しで聴くことだった。実は2枚組のLPが出た時もその期待があって買ったのだが1枚ものの時の盤の切れ目にあたるところで音が途切れていた。そんなふうだと今度はそこが気になる。CDも国内盤・輸入盤と2度買ったがやはり同じ。ということは元もとの録音がそうなっているということか。現行のCDはどうなのだろう。どなたか教えて下さいませんか。

たーさん さん | 神奈川県 | 不明

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ウィーンフィルの独特の音色が出ている1枚です。僕...

投稿日:2010/07/06 (火)

ウィーンフィルの独特の音色が出ている1枚です。僕はウィーンフィルによる合唱はベームやバーンスタインが有名だと感じているが、イッセルシュテットとの演奏はHMVレビューによれば初のステレオ録音というのが未だに信じられない。オケも合唱も存分に感動を味わえる名盤と感じています。

音楽連合 さん | 山口県 | 不明

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シュミット・イッセルシュテットによるVPO...

投稿日:2010/06/29 (火)

シュミット・イッセルシュテットによるVPOとのベートーヴェン交響曲全集の一曲、1965年の録音(シュミット・イッセルシュテット65歳)で演奏タイムは@16’48A10’18B16’00C25’56とやや第2,3楽章が短いようです。独唱陣はサザーランド(39歳頃)のソプラノ他ホーン、キング、タルヴィラで中々豪華、オペラチックな展開が期待されます。第1楽章、割とがっちりとした感触、途中ピークの処・・・大きなウネリ、波へのまかせは素晴らしい。第2楽章テンポはやや早くあまり闘争的ではありません。ティンパニーは平均的。続く楽章VPOの美しさが少し早目の展開で心地良いです。もう少し深みの欲しい雰囲気もあり個性的な面も欲しいのですがこの演奏の一番の聴きどころではないでしょうか。最終楽章比較的穏やかに入り大層には鳴らしません。途中少し凝った表現もしこの指揮者の職人芸がVPOという一般的な演奏印象に波紋を投げかけたりします。声楽部分に入ると流石先述のメンバー、トップバッターのバスから堂々としっかりしています。バランスは別にして何か各独唱陣で競争的色合いが増した感じです。半面合唱は少しおっとりはしているみたいです。全体としてはこういうのがウィーン風伝統というのかもしれませんがこの全集での第6番「田園」ほど充実した面は私の実力では聴き取れませんでした。なお、シュミット・イッセルシュテットにはNDRSOとの1951年、1970年録音「合唱」盤が過去あり前者にはソプラノにビルギッド・ニルソンが登場して本盤のサザーランド他と同じくオペラチックな歌唱ぶりが聴けたのではないでしょうか。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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