ベートーヴェン(1770-1827)

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ベートーヴェン:交響曲第6番『田園』、スタッキー:沈黙の春 マンフレート・ホーネック&ピッツバーグ交響楽団(日本語解説付)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KKC6559
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド

商品説明


日本語解説付き
ホーネック&ピッツバーグ響、シリーズ第13弾!
ベートーヴェン『田園』&スタッキー『沈黙の春』


長年高音質レーベルとして高い評価を得ている「REFERENCE RECORDINGS」。そして「REFERENCE RECORDINGS」はもちろん「PENTATONE」「BIS」など録音に定評のある数々のレーベルの録音を40年以上に渡って担当している「sound mirror」社がタッグを組んだ大好評「ピッツバーグ・ライヴ!」シリーズ。
 シリーズ第13弾には、ベートーヴェンの交響曲第6番『田園』と、2016年に亡くなったアメリカの作曲家スティーヴン・スタッキー[1949-2016]の『沈黙の春』(ピッツバーグ交響楽団の委嘱作品)が収録されています。自然破壊に警告を発した先駆書として全世界に大きな影響を与えた、ピッツバーグ出身の作家レイチェル・カーソンの代表作「沈黙の春」の出版50年を記念し、マンフレート・ホーネック指揮で2012年2月12日に初演されました。自然を忘れた現代の人間に自然の美しさを想起させる音楽となっています。
 そして同じく自然への賛美や畏怖心をあらわした偉大な音楽ベートーヴェンの交響曲第6番『田園』。ホーネックはライナーノーツでこのように述べています。「第5楽章の最後の2つの和音は、第2楽章を彷彿とさせる長三度の音程です。これはカッコウの最後の言葉なのか、それとも別れの言葉なのだろうか。いずれにしても、ベートーヴェンの他の8曲のように力強い終結ではなく、特に第5番とは全く対照的なエンディングである。(中略) 私たちの目の前にいるベートーヴェンは、輝く英雄ではなく、我々と同じく自然や神と純粋かつ完全に調和しながら、深い感謝を表明しなければならない人間なのである。」
 ほかにも解説には、作品の歴史と音楽的構造、そしてホーネック自身の解釈について興味深い内容が書かれています。
 ホーネックは2008年から首席指揮者を務めているピッツバーグ交響楽団との契約を2027/2028シーズンまで延長。ピッツバーグ交響楽団はこれまでに、フリッツ・ライナー、アンドレ・プレヴィン、ロリン・マゼール、マリス・ヤンソンスなど、多くの世界的指揮者たちが率いてきました。また、メイソン・ベイツ、ジョナサン・レシュノフ、ジェームズ・マクミラン、ジュリア・ウォルフなど現代作曲家への委嘱作品をはじめ、常に新しい作品にも力を入れてきています。マンフレート・ホーネックとのシーズンも14年目となり、125年の歴史を誇るオーケストラと共に、今後の更なる活動にも注目が集まっています。(輸入元情報)
ベートーヴェン:交響曲第6番『田園』〜第4楽章


【収録情報】
1. ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調 Op.68『田園』
2. スタッキー:沈黙の春(I. われらをめぐる海、II. 失われた森、III. 死の川、IV. 沈黙の春)


 ピッツバーグ交響楽団
 マンフレート・ホーネック(指揮)

 録音時期:2017年6月23-25日(1)、2018年4月20-22日(2)
 録音場所:ピッツバーグ、ハインツ・ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND

 輸入盤・日本語帯・解説付き

内容詳細

高音質で有名な「ピッツバーグ・ライヴ!」シリーズの第13弾。自然をうたったベートーヴェンの「田園」と、自然破壊の警告の書、カーソン「沈黙の春」をテーマとしたスタッキーの「沈黙の春」。注目の一枚となった。(CDジャーナル データベースより)

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田園はこのコンビの新境地かもしれない。ち...

投稿日:2022/07/15 (金)

田園はこのコンビの新境地かもしれない。ちょっと驚いた。田園はHIP奏法のオケにとっては鬼門のような曲。モダンオケに慣れた耳にはこの曲の叙情性と精神性を表現するにはHIPが一本調子に聞こえてしまうことが多かった。例えばアントニーニも直線的スタイルと曲想がマッチせず苦戦していたと思う。ホーネックも第1楽章はテンポこそ中庸だが、表現はいつも通りのスタイルを貫き、「田舎にバイクで着いた時のちょっとイケイケで愉快な気分」的音楽。これは想像できたので、この後もそうかな、と思っていたら、第2楽章冒頭で「おおっ」と声を出してしまった。なんだ、この柔らかさは!ホーネックからこんな優しい音が聞けるとは。34小節のビオラが暖かいのなんの。ホーネックが従来スタイルをやめたのか、それともHIPの枠内でこういう音を出したのかは、私には正直わからない。しかし、この音が、表現の幅を思い切り広げたのは間違いない。第3楽章もこの暖かい音を使うので、ホルンが強く鳴らしてもそれを和ませる。第4楽章は一転して直線的な従来的アプローチ。しかし第5楽章はまさに感謝で、最初からまた暖かい。このコンビでこのアプローチとは。意表をつかれたがものの、僥倖だった。とにかく第2楽章と第5楽章が白眉。田園の新しい名盤と思う。スタッキーの沈黙の春は、地元の偉人へのオマージュとのことで、各楽章には彼女の著作名がクレジットされている。主旨はよくわかるが、折衷主義的でピンとこない。もちろん私がそんな偉そうなこと言う立場ではないことは重々わかっております。でも、田園だけで凄いですよ^^

てつ さん | 東京都 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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