ベートーヴェン(1770-1827)

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CD 輸入盤

ベートーヴェン:交響曲第5番『運命』、シューベルト:交響曲第8番『未完成』 ロリン・マゼール&ウィーン・フィル(1980年日本ライヴ)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
88697712982
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

SONY CLASSICAL MASTERS
マゼール&ウィーン・フィル来日公演/運命、未完成


ニューイヤー・コンサートに初めて出演した年の来日公演をライヴ録音したもので、2年後には世界最初のCDリリース50タイトルの中に、38DC1という番号で組み込まれていました。
 演奏はライヴのマゼールならではのもので、勢いに満ちながらも細部では凝った解釈を聴かせるという名技的なもの。会場の特性もあり、『未完成』は若干潤いに欠けるものの、『運命』は素晴らしいサウンドです。

【収録情報】
1. ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』
2. シューベルト:交響曲第8番ロ短調 D.759『未完成』


 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ロリン・マゼール指揮、

 録音時期:1980年11月5日(1) 11月13日(2)
 録音場所:愛知県、名古屋市民会館(1) 東京、昭和女子大学人見記念講堂(2)
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

【ソニー・クラシカルによるバジェット・シリーズ『MASTERS』】
100年以上の歴史を誇るアメリカ発の老舗クラシック・レーベル、SONY CLASSICALとRCA RED SEAL両レーベルの誇る豊富なカタログから、音楽ファンならば誰でも一度は聴いておくべきクラシック音楽の定番名曲を、定評あるアーティストの名演で幅広く取り揃え、お買い得なバジェット・プライスにてリリース。
・白を基調としたアートワーク・デザイン。
・ベルリンのb-sharpスタジオにて、24ビット/88.2KHzリマスタリングを行ない、よりマスターテープに忠実で伸びやかなサウンドを実現しています。(SONY)

総合評価

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他の人の評価が非常に高いですが,これは音...

投稿日:2014/01/04 (土)

他の人の評価が非常に高いですが,これは音質に少し問題がある録音です。ザラッと感があり,そのままではVPOらしさから離れた響きがします。発売時から評論家も含めて誰も「音がおかしい」と言わなかったのは,「デジタルは音がいい」とのバイアスがあるからでしょう。「デジタルだから」と無批判に賞賛すべきではないですね。うちではEQで4kHzと8kHzを絞るといつものVPOの音になりました。演奏は,VPOらしく色彩感が豊富で豪快,上質,しかもライブ特有の熱気にあふれており,大変聴き応えがあります。マゼールの解釈には彼独特の「個人的な」と思えるものも含んでおり,これはこれでたいへんな熱演ですが,より普遍的な演奏を聴くならベーム盤を選ぶことになると思います。

広島のパヴァンヌ さん | 広島県 | 不明

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この時代、FMやテレビ、LPでリアルタイムで...

投稿日:2013/01/20 (日)

この時代、FMやテレビ、LPでリアルタイムで聴いていた世代として懐かしい演奏だ。未完成はテンポの遅めの重厚な演奏で、運命も、若いベルリン時代の凄みはなくなったとはいえ、単に構成やサウンドの美を追求しているだけでなく、彼らしい細部へのこだわりがみてとれて面白い。当時の日本のホールなので残響が少なめなのが惜しいが、克明な録音も相俟ってかえってそれがライブらしい高揚感を感じさせて面白い。ウィーンフィルは80年ごろを境目にして、徐々に古来の香りを失い始め、90年代以降、ウィーン風のサウンドを漂わせたインターナショナルな巧い楽団へと変わっていく。この時期のバーンスタインやマゼール、ショルティあたりの録音は、そうしたウィーン・フィルの変遷をたどる参考になる。

eroicka さん | 不明 | 不明

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聴いてすぐに「1980年頃の音」だと思えまし...

投稿日:2012/02/06 (月)

聴いてすぐに「1980年頃の音」だと思えました。まずはそのことだけで、私にとってこのディスクには大きな価値があります。 マゼールの作り出す音にはまったく感情と言うものが感じられず、万が一感じられたとしても、それは方程式の二次曲線で表せるような、感情の説明みたいなものに思えて、マゼール指揮のディスクは長い間敬遠している私でした。この「運命」の演奏においても、ある意味その路線は周到しているのですが、音楽の運びを丁寧になぞりながら聴いていると、指揮者の意図のようなものがとてもよく伝わってきます。そして聴き進むにつれ、例えばクロスワードパズルがピッタリと完成に向かうような、秩序だった感動に包まれていきます。マゼールの演奏の中で、この「運命」は今のところ最高に好きな一枚です。「未完成」の方も、ほぼ同じ感想ですが、曲想のせいか、ややドギツ過ぎるという感想を持つ方もいらっしゃるかもしれません。いずれにせよ、他では聴けない個性の、一聴に値するCDです。

エーテルの風 さん | 長野県 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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