ベートーヴェン(1770-1827)

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CD 輸入盤

ベートーヴェン:交響曲第5番『運命』、モーツァルト:交響曲第39番、シューベルト:『ロザムンデ』序曲 ボッセ&新日本フィル

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ALT231
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ゲルハルト・ボッセ追悼盤
一世一代の圧倒的名演!(音楽評論家 岩野裕一)
ボッセ&新日本フィルの両者がきわめた頂点の記録


「2011年5月にすみだトリフォニーで収録されたシューベルト『ロザムンデ』序曲とモーツァルトの交響曲第39番は、ボッセと新日本フィルの最後の共演となったものである。非常に充実した響きでありながら、老練な重厚さとはまったく違う暖かさと明るさ、そして若々しさを感じさせるのが晩年のボッセの演奏スタイルであったが、どちらの曲もこうしたボッセならではの美点が遺憾なく発揮されている。とりわけモーツァルトにおけるノンヴィブラートや硬質のティンパニが創り上げる古楽的な響きは、老境に達してもなお探究心と好奇心を失わなかったボッセの、音楽家としての姿勢を象徴するかのようだ。
 一方、『運命』はその前年の2010年4月、同じく、すみだトリフォニーホールで収録されたものだが、これはボッセ&新日本フィルの両者がきわめた頂点というだけでなく、ボッセという偉大な音楽家がこの世で遂げた本懐であると言っても過言でないほどの、一世一代の圧倒的名演となったのである。」岩野裕一 ライナーノートより(キングインターナショナル)

【プロフィール】
ゲルハルト・ボッセは1922年にライプツィヒ近郊のヴルツェンに誕生。2歳の時から父にヴァイオリンを習い、続いて、当時ゲヴァントハウス管弦楽団のコンサートマスターだったエドガー・ヴォルガントに師事、その後、ライプツィヒ音楽大学のヴェルター・ダヴィソンに教えを受けます。
 ライプツィヒ音楽大学在学中からゲヴァントハウス管弦楽団で演奏し、 第二次世界大戦中は、リンツ・ブルックナー管弦楽団のメンバーとして、フルトヴェングラー、力ラヤン、ベームといった多くの指揮者のもとで演奏。
 戦後、1946年にはヴァイマール音楽大学の講師として迎えられ、1949年、同音楽大学教授に就任して教育分野での活動を展開。
 1951年になると、ライプツィヒ放送交響楽団の第1コンサートマスターとなり、同年、ライプツィヒ音楽大学のオーケストラ科と室内楽マスタークラスの主任教授に就任。
 1955年には、ゲヴァントハウス管弦楽団の第1コンサートマスターとして迎えられ、コンヴィチュニーやノイマン、マズアらのもとで1987年まで在任、その間、1972年にはライプツィヒ市からニキシュ賞を授与されています。
 ボッセはコンサートマスターのほか、ソロ・ヴァイオリニストとしても活躍、さらに1955年には恩師であるヴォルガントのあとを継いでゲヴァントハウス弦楽四重奏団の第1ヴァイオリン奏者となり、さらに1962年にはゲヴァントハウス・バッハ管弦楽団を創設、以後、コンマス、ソロ・ヴァイオリニスト、カルテット、指揮者、教育者という多彩な活動を展開。
 1961年には、フランツ・コンヴィチュニー指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のコンサートマスターとして初来日し、1964年にはゲヴァントハウス弦楽四重奏団として来日、1978年には自身が創設したゲヴァントハウス・バッハ管弦楽団と共に来日するなど、ヴァイオリニスト以外の活動も熱心であったため、その来日回数は非常に多く、1980年には霧島国際音楽祭・講習会を創設して音楽監督を務め、毎年指導にあたることとなります。
 一方、来日が多かったため、新日本フィルハーモニー交響楽団のほか、数多くの日本のオーケストラへの客演活動も展開、さらに、1994年には東京芸術大学客員教授となり、2000年まで務めあげたのち、同年4月からは、神戸市室内合奏団の音楽監督に就任。2012年2月1日に大阪府高槻市の自宅で大腸がんのため亡くなっています。
 その間、1998年にはドイツ連邦共和国第一等功労十字勲章を受章し、2005年には神戸市文化賞、2008年、エクソン・モービル音楽賞洋楽部門本賞などを受賞していました。(HMV)

【収録情報】
1. シューベルト:『ロザムンデ』序曲
2. モーツァルト:交響曲第39番変ホ長調 K.543
3. ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』

 新日本フィルハーモニー交響楽団
 ゲルハルト・ボッセ(指揮)

 録音時期:2010年4月2,3日(3)、2011年5月13,14日(1,2)
 録音場所:東京、すみだトリフォニーホール
 録音方式:デジタル(ライヴ)
 製造国:日本

ユーザーレビュー

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神戸市内合奏団との演奏に、比べてベートー...

投稿日:2020/01/18 (土)

神戸市内合奏団との演奏に、比べてベートーヴェンの交響曲第5番「運命」は、やや迫力が劣るが、モーッアルト交響曲39番は、十分に迫力がありフルトヴェングラーの指揮のベルリン・フィルのモーッアルト交響曲39番が、ステレオ録音ならば「こんなところうか?」と思わせるような名演です。クラッシック・ファンならば、是非とも、持っていて欲しい。

カニさん さん | 兵庫県 | 不明

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神戸市室内合奏団とのブランデンブルクに比べる...

投稿日:2013/03/16 (土)

神戸市室内合奏団とのブランデンブルクに比べると、この新日本フィルは音色に安っぽい感が否めませんし、更には録音状態も乾いた音質ですが、ボッセの指揮は立派で、在日オケの割には名演だと言えます。

じんけ さん | 東京都 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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