ベートーヴェン(1770-1827)

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SHM-CD

ベートーヴェン:交響曲第4番、J.シュトラウス2世:美しく青きドナウ、他 ベーム&ウィーン・フィル(1975年東京ライヴ)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCG4485
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
SHM-CD

商品説明

ベーム&ウィーン・フィル/NHKホール・ライヴ1975
ベートーヴェン:交響曲第4番、シュトラウス2世:美しく青きドナウ

SHM-CD仕様 日本独自企画

20世紀の巨匠指揮者カール・ベームが手兵ウィーン・フィルと共に行った1975年の日本公演から、5タイトルをSHM−CD化。当時絶頂期だったベーム&ウィーン・フィルの来日公演は、日本のファンから熱狂的に迎えられ、NHKが収録してTVでも放送されました。長年入手困難だったこのライヴ録音を、SHM−CDで発売します。
 このディスクには、来日公演初日3月16日の録音から、当時は冒頭に演奏するのが慣習だった日墺両国国歌、ベートーヴェンの交響曲第4番、アンコールに演奏された『美しく青きドナウ』と、翌3月17日の録音からベートーヴェンの『レオノーレ』第3番を収録しています。(ユニバーサル ミュージック)

【収録情報】
1. 君が代
2. オーストリア国歌
3. ベートーヴェン:『レオノーレ』序曲第3番 Op.72
4. ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調 Op.60
5. ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ『美しく青きドナウ』 Op.314

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 カール・ベーム(指揮)

 録音時期:1975年3月16日(1,2,4,5)、17日(3)
 録音場所:東京、NHKホール
 録音方式:ステレオ(アナログ/ライヴ)

内容詳細

ベーム&ウィーンpo.の初来日公演ライヴ。ゆったりとしたテンポによる大らかな造形で、木管群のひなびた音色も懐かしい。特に「レオノーレ」序曲は、トリップ(首席fl)が“会心の出来”と呼んだ伝説の演奏。ウィーン・フィル来日が一大事件だった時代の貴重な記録だ。★(友)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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このシリーズ、たまたまその昔7枚+1枚のC...

投稿日:2013/04/25 (木)

このシリーズ、たまたまその昔7枚+1枚のCDセットを買いましたが、この時も何故その日の演奏会全てを1枚に収め、それを7枚として発売しなかったのかかなり疑問を感じてましたが、当時は収録時間の関係かな?と残念に思いましたが今回ものは久しぶりの再発ものなのに当時のものより更に中途半端な内容でしかもバラで発売したのですね。皆さんおっしゃっているように日本のレコード会社が今後もこのような独りよがりな企画ものを高い価格で売ることを続けていけば、ますます購入者を減らす事態になるでしょう(特にこちらのメーカー)音楽を売る商売をしている以上、購入者が望む企画を出来れば低価格で発売していけばもっと購入者が増えると思うのです・・・演奏が素晴らしいだけに本当に残念な企画の一例だと思いました。

にゃおん さん | 北海道 | 不明

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1975年、多くの音楽ファン待望のベームVPOの初日...

投稿日:2013/03/31 (日)

1975年、多くの音楽ファン待望のベームVPOの初日(3月16日)、私は翌日の演奏会を控え期待に胸をふくらませつつ、入念にオープンリールをセットしてエアチェックの準備をした。いよいよ放送(生中継)開始。緊張と期待が極に達して会場が張り詰めている様子がスピーカーを通しても感じられた。君が代とオーストリア国歌が美しくも荘重になり響いた後、第四の序奏が非常に強い緊張感をもって鳴り始めた(解説の故大木正興氏が「初めのところ怖かったですね」と感心していたことを思い出す。日本のお客さんは真剣すぎて怖いと話した団員がいたそうだが、指揮が怖い怖いベーム、団員の緊張も大変なものだったのだろう)。この序奏から主題への部分は素晴らしく、弦が3回クレッシェンドしながら強奏した後VPOの音が全開した時は本当に感動した。第二楽章は往時のVPOの魅力をじっくりと味わせてくれる。第三楽章から第四楽章もベームらしい堂々たる足取りだが、この部分はリズムが大事だから録音が明晰なセッション録音の方が良い[今回のこのシリーズ全体に感じるが、マスターの経年変化なのか音が丸まってしまって、このコンビのずっしりとした低音の迫力がぼやけてしまっていないか。高音の伸びも不十分でリズムが減殺されて聞こえる。以前辛いことを言った77年来日時のCD(Altus)より劣るように思うが]。全体的にテンポは当時でもゆったりしているとの評であったが、当時名盤の誉れ高かったワルターのステレオ盤とはテンポ感が似通っている。フルトヴェングラー(52セッション)も、クレンペラー(57)もゆったり派で、この世代では快速派はトスカニ-ニ(51)だ。この後はクライバーが超快速、ピリオトアプローチのアーノンクール、ガーディナ-と快速化が続いて、21世紀にはこの曲の演奏速度が上がっているから、この演奏はゆったり、優美派の名演奏の掉尾を飾るものと言えるかも知れない(劇的な奇数番VS優美な偶数番という表現も最近は耳にしなくなったように思う)。尚ベームVPOには69年ザルツブルクのライブ(Orfeo)もあり、壮年期の切れ味を残した名演だが、こちらの70年代の熟成と是非聴き比べをお薦めしたい。 「レオノーレ3番」(3月17日)、私にとっては最初に生で聴いた曲だ。演奏時間は15分強。ベームにとって「宿命のオペラ」である「フィデリオ」(63年日本初見参のベームが同曲で世界的権威とされていた本人も驚愕するほどの反響を引き起こしたことが、75年来日への大きな期待に繋がっていたことをもう若い方はきっとご存知ないことと思うが)、その内容を凝縮した同曲には数多くの録音があるが、その中でも一番長い方に属する[例えば緊張とドラマ性に満ちた69年SKD(全曲盤)は約13分半、55年ウィーン国立歌劇場再開公演ライブ約14分15秒、77年東京ライブ14分22秒]。最初から遅めのテンポ設定、かつインテンポで堂々と曲を進める。この曲のもつ美しさ、VPOの巧さ、底力のある響きに魅了されつつも、例えば主題が呈示される部分などではもっと劇場的なアギーギク、追い込みがあればと思ったりもした。しかし、コーダのプレストのところ、弦が鳴り始めた時にはこの部分がこんなにも美しいのかと驚嘆。続いてウィンナホルンの強奏、重量感にあふれた響き、ティンパニの強連打、終結部には全く圧倒された。最後に「美しき青きドナウ」。ウィーンの音楽でありながら「ウィーンに媚びない」この格調の高さ。脱帽という他は無い。企画については諸氏ご指摘の通り。折角復活させたのに非難轟々では仕事をしたかいがないではありませんか。今回はまず残りの曲の追加発売を!!

千葉のアリアドネ さん | 千葉県 | 不明

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 柔らかい君が代は他では聴けないものだと...

投稿日:2013/02/28 (木)

 柔らかい君が代は他では聴けないものだと思う。  ウィーン・フィルをベームがしっかりと手綱をひっぱているのがわかるほどよい緊張感とウィーン的な雰囲気が楽しめる。これはベートーヴェンもシュトラウス同じ。まぁ、名演でしょう。  7番が選外と言うのでかなり残念ではあります。次回に期待します。

ヒヒ さん | 愛知県 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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