ベートーヴェン(1770-1827)

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SHM-CD

ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲、ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ハイフェッツ(SHM−CD)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BVCC34410
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
SHM-CD

商品説明

話題のSHM-CD、BMGからもリリース決定!(生産限定)
すべての機器で再生可能な驚異の高音質、「CDの大革命到来」と話題沸騰中のSuper High Material CD。クリアネス、量感、粒立ち、フォーカス、空間表現、全てが異次元の領域。マスター・クォリティに限りなく近づいた超高音質CDで、BMGの豊富なカタログ群から厳選した30タイトルを一気にリリース。(BMG)

ベートーヴェン、ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
ヤッシャ・ハイフェッツ

両曲ともに、テンポが速いことでも有名ですが、単なるテクニックの誇示に終わらずに、ベートーヴェンの第1楽章では、シンプルに音階を上下行するだけの箇所からもスリリングな楽興の時を紡ぎ出し、アウアー作にハイフェッツが手を加えた至難なカデンツァを演奏。ブラームスも、その歯切れの良さが圧巻で、ハイフェッツ自作のカデンツァが奏されます。ハイフェッツと共演した二人の巨匠指揮者の存在感も光り輝いています。レコード芸術推薦。(BMG)

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートヴェン(1770−1827)
・ヴァイオリン協奏曲二長調 Op.61
 ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)
 ボストン交響楽団
 シャルル・ミュンシュ(指揮)
 録音:1955年11月27,28日、ボストン、シンフォニー・ホール(ステレオ)

ヨハネス・ブラームス(1833−1897)
・ヴァイオリン協奏曲二長調 Op.77
 ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)
 シカゴ交響楽団
 フリッツ・ライナー(指揮)
 録音:1955年2月21,22日、シカゴ、オーケストラ・ホール(ステレオ)

SHM-CDの特長/楽しみ方
・素材の透明性そのままの、分離の良いクリアなサウンドをお楽しみいただけます。ガラスの曇りを拭き取ったかのような見通しの向上によって、今まで聴き逃していた音の存在に気づくこともあるかもしれません。
・オーディオで最も難しいといわれる低域の量感が引き出された、スケールの大きなサウンドをお楽しみいただけます。全体の音圧が増したように感じられることもありますが、マスター上でのレベル調整等は一切行っておりません。
・マスターに忠実な奥行きある音場の中に、フォーカスの引き締まった音が正確に定位する、粒立ちの良い立体感溢れるサウンドをお楽しみいただけます。スピーカーを通して聴けば、ライヴ会場やスタジオの雰囲気をそのまま持ち込んだような空気感、実在感を、より感じ取っていただけるはずです。
・まろやかでアナログライクなサウンドをお楽しみいただけます。大音量のリスニングにも聴き疲れすることがありませんので、近隣を困らせない範囲にヴォリュームを上げてお楽しみください。
※通常CDとの比較における音質変化の度合いは、再生環境によって異なります。(BMG)

収録曲   

ユーザーレビュー

総合評価

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 ベートーヴェンやブラームスの演奏にわた...

投稿日:2015/07/06 (月)

 ベートーヴェンやブラームスの演奏にわたしは「気品」を求めたい。チャイコフスキーやメンデルスゾーンにはいらないというわけではない。より以上の,ということだ。そしてハイフェッツの場合,その点にもの足りなさを感じる。  ハイフェッツの演奏で「技巧」を言う人が多くいるが,まさか彼より「遅く」弾く人は「それ以上速く弾けないから」と言いたいわけではないだろう。ハイフェッツは技巧を誇示しているわけではないと思う。ただ,時折「軽く弾きこなす」誘惑に身を委ねているところがある。でも,わたしはこういう演奏も好き。

たーさん さん | 神奈川県 | 不明

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いわゆる4大ヴァイオリン協奏曲の中でもベ...

投稿日:2013/03/30 (土)

いわゆる4大ヴァイオリン協奏曲の中でもベートーヴェンとブラームスのヴァイオリン協奏曲は、技量面での難しさもさることながら、メロディの美しさよりは音楽の内容の精神的な深みが際立った作品であると言える。したがって、演奏するヴァイオリニストにとっても、卓越した技量を持ち合わせているだけでなく、楽曲の内容の深みを徹底して追及する姿勢を持ち合わせていないと、スコアに記された音符の表層をなぞっただけの浅薄な演奏に陥ってしまう危険性があると言えるだろう。そうした中にあって、ハイフェッツによる本盤の演奏は、持ち前の超絶的な技量を駆使することのみによって、両曲の内容面をも含めた魅力を描出し得た稀有の演奏と言えるのではないだろうか。1955年というハイフェッツの全盛期の演奏であるだけに、先ずは、その持ち味である超絶的な技量に圧倒されてしまう。同時代に活躍した、ヴィルトゥオーゾを発揮したピアニストにホロヴィッツがいるが、ホロヴィッツが卓越した技量が芸術を超える稀有のピアニストであったのと同様に、ハイフェッツも、卓越した技量が芸術を超える稀有のヴァイオリニストであったと言えるのではないかと考えられる。両曲ともに、ハイフェッツは、おそらくは両曲のこれまでのあまたのヴァイオリニストによる演奏の中でも史上最速のテンポで全曲を駆け抜けている。これだけの早いテンポだと、技量面だけが前面に突出した素っ気ない演奏に陥る危険性を孕んでいると言えるが、ハイフェッツの場合には、そのような落とし穴にはいささかも陥っていない。これほどの早いテンポで卓越した技量を披露しているにもかかわらず、技巧臭がいささかもせず、音楽の素晴らしさ、魅力だけが聴き手に伝わってくるというのは、正に、前述のような卓越した技量が芸術を超える稀有のヴァイオリニストの面目躍如と言ったところであろう。両協奏曲の緩徐楽章においても、早めのテンポでありつつも情感豊かに歌い抜いており、このような演奏を聴いていると、ハイフェッツはヴィルトゥオーゾヴァイオリニストの第一人者として広く認知はされているが、血も涙もある懐の深い大芸術家であったことがよく理解できるところだ。いずれにしても、本盤の両協奏曲の演奏は、ハイフェッツの全盛期の演奏の凄さを大いに満喫させてくれる圧倒的な超名演と高く評価したいと考える。これだけの超名演だけに、これまでハイブリッドSACD化など高音質化への取組がなされているが、これまでのところ、私としては数年前に発売されていたSHM−CD盤よりも本Blu-spec-CD盤の方が良好な音質であると言える。もっとも、ハイフェッツ全盛期の超名演だけに、メーカー側の段階的な高音質化という悪質な金儲け主義を助長するわけではないが、今後はシングルレイヤーによるSACD盤で発売していただくことをこの場を借りて強く要望しておきたい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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