ベートーヴェン(1770-1827)

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CD 輸入盤

ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第7番、第8番、バーバー:ソナタ第3楽章、ブリテン:組曲 リヤ・ペトロワ、ボリス・クズネツォフ

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
MIR504
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


ブルガリア出身の俊英、リヤ・ペトロワ
バーバーの失われていた楽章も収録!


2016年、デンマークのカール・ニールセン・ヴァイオリン・コンクール優勝者リヤ・ペトロワのCDの登場。「楽々としたヴィルトゥオーゾ」「音色の比類なき多様性」、いぶし銀から華やかな音色までを難なく繰り出す注目株です。ここで彼女はベートーヴェン、ブリテン、バーバーという三名の作品をプログラムしました。Bから始まる三人のターニングポイントの時期に書かれたもの、という共通点があります。
 注目なのがバーバーの楽章。これは、もともと3楽章だったソナタのうち、楽譜が現存する第3楽章のみを演奏したものです。バーバーのソナタは1928年に完成、同年12月10日に、フィラデルフィアのカーティス音楽院の作曲科のクラスの学生たちによる演奏会で初演されました(その時のプログラムには、3楽章構成として掲載)。作曲者自身のピアノ、そしてガマ・ジルベールというヴァイオリン奏者によって初演されました。この初演以降、バーバーはこのソナタを放置していました。2006年になって初めて自筆譜が発見され、バーバーの伝記の著者であるバーバラ・ハイマンによってバーバーの作であると認められました。この楽章は第3楽章にあたります。ブラームス風の書法をとっており、バーバーのチェロ・ソナタに似て、バルトークの影響がみられるパッセージも含まれています。これまでのところ、第1、2楽章の譜面は発見されていません。しかしながらこの第3楽章のページからは、18歳の作曲家がドイツの偉大な作曲家たちの室内楽に大いに傾倒していたことが窺われ、大変興味深くも貴重な楽章となっています。
 ベートーヴェンのソナタは1802年、ベートーヴェンが自身の耳の不調を自覚した時期の作でハイリゲンシュタットの遺書もこの時期に書かれています。
 ブリテンの組曲は22歳、学生生活の終わり、プロとしての活動が始まった頃の作品でした。
 リヤ・ペトロワはブルガリアの音楽一家に生まれました。11歳でドイツで音楽を本格的に学び始め、デュメイ(ベルギー)、ルノー・カプソン(スイス)、アンティエ・ヴァイトハース(ドイツ)でさらなる研鑽を積んでいます。ピアノのボリス・クスネツォフは2009年にドイツ音楽コンクールで優勝。モスクワ生まれ、グネーシン音楽院で学び、8歳でドイツに移住、ハノーファーのベルント・ゲッケ教授の下で研鑽を積みました。ソロ活動と並行して室内楽や歌曲の伴奏にも積極的に取り組んでいます。(輸入元情報)

【収録情報】
● ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調 op.30-2
● ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調 op.30-3
● ブリテン:組曲 op.6
● バーバー:ヴァイオリン・ソナタ ヘ短調「Lost movement」


 リヤ・ペトロワ(ヴァイオリン)
 ボリス・クズネツォフ(ピアノ)

 録音時期:2019年9月19-22日
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

ユーザーレビュー

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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