ベートーヴェン(1770-1827)

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SACD 輸入盤

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番『皇帝』、ピアノ・ソナタ第32番、ドビュッシー:『映像』より ミケランジェリ、スメターチェク&プラハ響

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
PRDDSD350098
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明

長く入手困難だった
ミケランジェリ&スメターチェクの『皇帝』が
音質向上して再登場!


SACDハイブリッド盤。限定盤。1993年に通常CDで発売された際、宇野功芳氏が大絶讃したことで非常な評判となったミケランジェリとスメターチェクの『皇帝』。長らく入手困難となっていましたが、この度オリジナル・マスターからSACD化され、新たな登場となります。
 『皇帝』は出だしからミケランジェリの磨き抜かれた美音と生気あふれるスピード感で、聴き手の心を鷲づかみにします。この快演ぶりはミケランジェリの数種ある『皇帝』のどれにもない凄さ。マスター音源に起因する経年劣化はあるものの、物凄いエネルギーとオーラが56年の時を経ても放たれます。
 目を見張らされるのがスメターチェクのバック。充実した響きと推進力あふれる演奏で、ミケランジェリともども作品のボルテージを高める好伴奏。オーケストラのみの長い前奏も、ベートーヴェンの交響曲を聴くような気分にさせてくれます。
 さらに嬉しいのが、ピアノ・ソナタ第32番の1961年ロンドン・ライヴ。かつてBBCレジェンド・レーベルから出ていましたが、こちらも今日入手困難だったので大歓迎と申せましょう。おまけに新リマスタリングで音質も向上。ミケランジェリによるピアノ・ソナタ第32番も数種の録音が存在しますが、技術、覇気、若々しさいずれの点からも、この1961年ロンドン・ライヴに優るものはありません。ある時はオルガン、ある時はチェレスタのような響きを見せながら、ピアノならではの低音が渦を巻く凄さ。こんな鬼気迫る32番は滅多に聴けません。
 得意のドビュッシーの『映像』、両巻からテンポの遅い2曲ずつ選曲。名盤の誉れ高いDG盤にくらべてテンポが早く、また別種の味わいを見せてくれます。(キングインターナショナル)

【収録情報】
・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111
 録音時期:1961年5月12日
 録音場所:ロンドン

・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 Op.73『皇帝』
 プラハ交響楽団
 ヴァーツラフ・スメターチェク(指揮)
 録音時期:1957年5月29日
 録音場所:プラハ、スメタナ・ホール

・ドビュッシー:『映像』第2集〜そして月は荒れ寺に落ちる/葉末をわたる鐘の音
・ドビュッシー:『映像』第1集〜ラモーを讃えて/水の反映
 録音時期:1957年3月4日
 録音場所:ロンドン

 アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(ピアノ)

 録音方式:モノラル(ライヴ)
 SACD Hybrid
 B-channel Stereo

収録曲   

  • 01. Maestoso - Allegro Con Brio Ed Appassionato - Arturo Benedetti Michelangeli
  • 02. Arietta: Adagio Molto Semplice E Cantabile - Arturo Benedetti Michelangeli
  • 03. Allegro - Arturo Benedetti Michelangeli/Prague Symphony Orchestra
  • 04. Adagio Un Poco Mosso - Arturo Benedetti Michelangeli/Prague Symphony Orchestra
  • 05. Rondo: Allegro - Arturo Benedetti Michelangeli/Prague Symphony Orchestra
  • 06. Et la Lune Descend Sur Le Temple Qui Fut - Arturo Benedetti Michelangeli
  • 07. Cloches Travers Les Feuilles - Arturo Benedetti Michelangeli
  • 08. Hommage Rameau - Arturo Benedetti Michelangeli
  • 09. Reflets Dans L'eau - Arturo Benedetti Michelangeli

ユーザーレビュー

総合評価

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コンチェルトもソナタも疑似ステレオ化され...

投稿日:2017/07/15 (土)

コンチェルトもソナタも疑似ステレオ化されて聞きやすい音質になっている。特にソナタ32番はモノーラルのハンデを感じさせないほど生々しい音質なので驚いた。ミケランジェリによる32番はいろいろなライブ音源が出ているが、このSACD盤は演奏内容も音質も最良の部類といえるだろう。

ROYCE さん | 神奈川県 | 不明

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快速快演!冒頭のオーケストラの強奏に続い...

投稿日:2013/10/17 (木)

快速快演!冒頭のオーケストラの強奏に続いて、早いテンポでピアノが走り出し、一気呵成に突き進む。革命も運命も歴史も、皇帝も英雄もナポレオンも、理念も精神性も、そういった言葉で語られるもの、この国の音楽批評では、それらはいい加減な主観的な思い入れ、思いつきの表現でしかない場合が多いのだが、そういうものとは一切関係もなく、ただひたすら音楽が疾駆し、音楽のドラマが一瞬たりとも弛緩することなく力強く、それでいて流麗に奏でられる。ドラマといっても文学や演劇などに引き写して語り得るようなドラマではない、音楽のドラマ、物語としか言いようのないものである。ミケランジェリは早いテンポと明確で強い硬質なタッチの音楽を進めていく。速くても音がダンゴになることもなく、歌うところは美しく明晰に歌われるが情調や感情に溺れるような素振は微塵もない。音楽以外何ものもない?とでも言うべき演奏、そういうものとしては完璧な演奏?。この演奏は別に持っていたが、音質、とくにスメタナーチェクのオーケストラの音が良くなかった。SACD化された段階で大幅な音質改善がなされ、非常に満足できるものとなった。温質改善という点では32番のソナタも非常に良くなった。ミケランジェリのこの曲の演奏は高い評価がなされていたが、音質のせいでしっくりこなかったが、この盤で納得できた。私には、この協奏曲は、この演奏とは対極にあるグールド〜ストコフスキー、それにこの演奏をもっと流麗にしたミケランジェリ〜チエリビダッケ、のこの3枚で打ち止めである。

タテキ32 さん | 大阪府 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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