LPレコード

フルトヴェングラー、第九を語る/交響曲第9番 フルトヴェングラー&フィルハーモニア管弦楽団他 (2枚組アナログレコード)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TALTLP041
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
LPレコード
その他
:
限定盤

商品説明

守旧派の皆様に朗報!これぞフルトヴェングラーの原点的音質!!粘っこく絡み付く弦、爆裂のティンパニ。暗く重厚な音色がほとばしる「ルツェルンの第九」TAHRA盤をLP化。第九を語るフルトヴェングラーの肉声付き!

フルトヴェングラーにとって生涯最後の『第九』公演であり、演奏・音質の上でも最高のもののひとつとされている「ルツェルンの第九」ライヴ録音がLP化されました。フルトヴェングラーの未亡人から許諾を得て正規盤として発売されたTAHARA 盤はこの壮大無比な演奏を世に知らしめた最初の1枚。このレーベル特有の音色感がたいへん顕著で、例えば美しく整った透明感ある音が魅力のAUDITE 盤に対し、TAHRA 盤はなまなましく野太い音を特徴としており、どろどろとした凄味すら備えています。新たなリマスタリングと丁寧なアナログ化によりその特徴はさらに鮮烈なものとなりました。ある意味フルトヴェングラー・ファンにとってはこれこそが真のフルトヴェングラー、というイメージを呼び覚ますものかと思います。またTAHRA 盤にはフルトヴェングラー本人が『第九』を語る肉声が入っており、これは他のレーベルでは聴けない大変貴重なもの。国内プレスならではの特典として、解説書にはこの語りの日本語訳も掲載しています。

語り尽くされた感がありますが、畏怖すら感じるこの巨大なスケール、やはりとてつもない演奏です。第1楽章冒頭の霞がかった響き、やわらかい木管と鋭い弦のアタックの強烈な対比、厳しくも広がりのあるティンパニ、伸縮自在のテンポ、すべてがフルトヴェングラーのコントロール下にあり、その得体の知れぬカリスマ性でもって、一瞬にして我々を音楽に引きずり込みます。観念的に迫ってくる第2楽章のスケルツォも音楽に押し潰されそうで壮絶。ぐっとテンポを落とした第3楽章では、永遠を称えるような息の長い滔々とした歌が一瞬たりとも弛緩することなく続いていきます。そしてこの世の果てまで光を照らさんばかりのフィナーレの合唱。もはや神懸かっているとしか言いようがありません。人類の奏でる『第九』演奏の究極です。

【収録内容】
フルトヴェングラー、第九を語る(2’49’’)[LP1-A]
ベートーヴェン:交響曲第9 番ニ短調 Op.125 [LP1-A:第1 楽章、LP1-B:第2 楽章、LP2-A:第3 楽章、LP2-B:第4楽章]
エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
エルザ・カヴェルティ(アルト)
エルンスト・ヘフリガー(テノール)
オットー・エーデルマン(バス)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団
ルツェルン音楽祭合唱団
録音:1954年8月22日/ルツェルン音楽祭におけるライヴ(モノラル)

・国内プレス
・完全限定生産盤
・モノラル
・日本語帯・解説付

(メーカー・インフォメーションより)

総合評価

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5.0

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皆さんと同様私も今まで、フルトヴェングラ...

投稿日:2023/04/21 (金)

皆さんと同様私も今まで、フルトヴェングラーのCD、オタケン、デルタ、アルタス、ターラ、東芝等聴いてきた。キングCD(数枚所持)は音がイマイチという思いから聴くのを避けてきたが、最近、フランクやブラ1や第九をキング盤で聴いてやっと気が付いた。タ−ラ、デルタ、オーパス蔵、オタケン等等は確かに音は良い、が演奏の雰囲気がリマスターで損なわれている。少し音に不安定さがあってもキング盤にはライヴの雰囲気があり、そのところに聴いている私も感動するのである。音の分離や単なるきれいさにではなく、演奏の美しさ、雰囲気、暖かみに感動するのである。わたしの言わんとするところ、分かる人にはわかってもらえると思う。この1954年の第9もキング盤で聴いてこその雰囲気があり、他盤は音が必要以上にきれいになり過ぎて、演奏もリマスター演奏になっていると思われる。

robin さん | 兵庫県 | 不明

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バイロイトより、こちらを断然選びます。ま...

投稿日:2022/07/16 (土)

バイロイトより、こちらを断然選びます。まずバイロイトよりずっと音がいい。最初聞いたときあまりの生々しい音質に驚きました。数あるフルトベングラーの音源では最高だと思います。内容も充実していてそのせいか、有名な4楽章の終結部はこのルチェルンが一番私には速く、かっこよく聞こえます。

顕 さん | 岐阜県 | 不明

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「フルトヴェングラーの第九」と言えば普通...

投稿日:2021/07/10 (土)

「フルトヴェングラーの第九」と言えば普通「バイロイト」ですが、私はこの「ルツェルン」の方が好きです。「バイロイト盤に比べて…」とか「晩年の云々…」とか意見されていますが、よく聴くと結構というか「バイロイト」並みに、いやそれ以上に熱い演奏ではないでしょうか?!音質も「バイロイト」より今回のリマスター盤とCD初期に発売された盤(いずれもターラ盤)の2枚は録音も上質でモノラル最後期の名ライブ録音ではないかと思います。オーケストラも創設間もないが腕っこきを集めたフィルハーモニア管が素晴らしい!「いい出来だろう?」と「ドヤ顔」のジャッケットも、顎を支える指がVサインに見えてしまうこの人類遺産的「第九」演奏をみんなで聴きましょう!

困ったお父さん さん | 三重県 | 不明

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人物・団体紹介

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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