CD 輸入盤

ピアノ協奏曲全集、他 バックハウス、シュミット=イッセルシュテット&ウィーン・フィル(4CD)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4805515
組み枚数
:
4
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集(4CD)
バックハウス、シュミット=イッセルシュテット
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団


ベートーヴェンのピアノ協奏曲全集屈指の名演として昔から有名なバックハウスのステレオ盤。バックハウスの巨匠芸と、かつてのウィーン・フィルの個性豊かな音色を満喫できる素晴らしいセット。『悲愴』『月光』『ワルトシュタイン』『熱情』という有名ソナタに加え、ディアベッリ変奏曲も収録。イタリア・ユニバーサルからのリリースです。

【バックハウス】
ヴィルヘルム・バックハウス[1884-1969]はドイツのライプツィヒに生まれたピアニストですが、若い頃から国際的に活躍していたこともあり、1930年には、世界恐慌で荒廃したドイツを後にしてスイスのルガーノに移住、戦後はスイス国籍を獲得してもいます。
 バックハウスは、ウィーンのメーカーであるベーゼンドルファーのピアノを好んで用いたことでも知られており、楽器が手配可能な場合は、実演でもレコーディングでもベーゼンドルファーを使用していました。
 ウィーンでおこなわれたここでの協奏曲録音でも、バックハウスの自在な音楽に美しい音色が聴かれますし、特に緩徐楽章での詩情豊かな音楽には感銘深いものがあります。

【50年代ウィーン・フィル】
当時のウィーン・フィルは、木管楽器も金管楽器も独特の音がしていましたが、そのことを最もよく伝える録音として有名なのがデッカのffrrサウンドでした。
 ここではドイツの名指揮者、ハンス・シュミット=イッセルシュテット[1900-1973]が指揮を担当、質実剛健なスタイルにより、強音部分では豪快で力のみなぎる演奏でバックハウスと覇を競い、弱音部分では詩情豊かな演奏によってバックハウスのソロを巧みにサポートするという見事な統率ぶりをみせています。後年、同じレーベルにウィーン・フィルとセッション録音したベートーヴェンの交響曲全集では、端正なスタイルを志向した演奏を聴かせていただけに、ピアノ協奏曲第3番や第5番での、低弦が唸りを上げるほどの荒っぽい激しさは意外な気もしますが、それだけバックハウスに刺激を受けていたということでしょうか。シュミット=イッセルシュテットは実演では思い切ったアプローチをみせることで知られていますが、ここでの演奏もまるでライヴ録音のような迫力がある一方、セッションならではの各楽器の克明な質感も味わえる点で、当時のウィーン・フィルの魅力をフルに味わえる点が魅力でもあります。(HMV)

【収録情報】
ベートーヴェン:
・ピアノ協奏曲第1番ハ長調 op.15
・ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 op.19
・ピアノ協奏曲第3番ハ短調 op.37
・ピアノ協奏曲第4番ト長調 op.58
・ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 op.73『皇帝』

 ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指揮)

 録音時期:1958〜59年
 録音場所:ウィーン、ゾフィエンザール
 録音方式:ステレオ(セッション)

・ピアノ・ソナタ第8番ハ短調op.13『悲愴』
・ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調op.27−2『月光』
・ピアノ・ソナタ第21番ハ長調op.53『ワルトシュタイン』
・ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調op.57『熱情』

 ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ)

 録音時期:1958〜59年
 録音場所:ジュネーヴ、ヴィクトリア・ホール
 録音方式:ステレオ(セッション)

・ディアベッリの主題による33の変奏曲ハ長調 op.120

 ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ)

 録音時期:1954年
 録音場所:ジュネーヴ、ヴィクトリア・ホール
 録音方式:モノラル(セッション)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Piano Concerto No. 1 in C Major, Op. 15
  • 02. Piano Concerto No. 3 in C minor, Op. 37

ディスク   2

  • 01. Piano Concerto No. 2 in B Flat Major, Op. 19
  • 02. 33 Variations on a Waltz By Diabelli, Op. 120

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総合評価

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“鍵盤の獅子王”との異名を持つバックハウスだ...

投稿日:2014/01/11 (土)

“鍵盤の獅子王”との異名を持つバックハウスだが、獅子王が真に獅子王だったのは1930〜50年代前半だと思われる。古い録音を聴くと、無駄を排した筋肉質な音色で駆け抜けるように弾きこなしている様子が判る。このステレオ盤に、若き日の芸風を求める訳にはいかないが、その代わり、貫禄と包容力のある表現が聴かれるようになった。愛器ベーゼンドルファーならではの丸みのある響きと、往年のVPOの覇気溢れる伴奏との相乗効果が素晴らしい。加えて、さすがDECCAというべき年代離れした良好な音質も特筆される。いつ聴いても落ち着きをもたらしてくれる、正攻法によるアプローチは、昨今のピリオド奏法に代表されるハッタリ虚仮威し演奏とは対極にあり貴重だ。これぞベートーヴェンというべき演奏だ。併録の四大ソナタもエバーグリーンである。

遊悠音詩人 さん | 埼玉県 | 不明

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実演に接した祖父に依ると、晩年のバックハ...

投稿日:2013/05/23 (木)

実演に接した祖父に依ると、晩年のバックハウスはベートーヴェンの第4協奏曲とブラームスの第2協奏曲を好んで取り上げ当時の名物だったと云う。確かに遺されたCDも自家薬籠中のもので其の滋味深いおの味わいは何者にも代え難い。このベートーヴェン協奏曲全集も昔から定評のあるもので半世紀以上経った現在でも色褪せる事が無い。ピアノの音色も美しい。

モーリス さん | 埼玉県 | 不明

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屋上屋を重ねるみたいですが以前別盤で入れ...

投稿日:2012/06/14 (木)

屋上屋を重ねるみたいですが以前別盤で入れたレビューを主に転記させていただきます。「鍵盤の獅子王」と呼ばれたバックハウスの「皇帝」協奏曲収録盤には幾通りかありほヾ最晩年ステレオのこのピアノ協奏曲全集でS.イッセルシュテット/VPOが相応しいサポートを繰り広げています。1959年録音の「皇帝」は想定範囲内のどっしりとした名演(演奏タイム@19’41A7’19B10’33)です。この「皇帝」録音の前年1958年収録の第4番・・・比較的内省的な基調を、得てして技術が前面に出易いバックハウスが穏やかに再現しているのに気に入りました(演奏タイム@17’41A4’46B10’19)。それに冒頭触れましたVPO等が添うように進めて行く・・・しっとりした気分になるのにあらためて気がつきました。ベートーベンの初期ピアノ協奏曲にはS.イッセルシュテット/VPOが作曲家の青春時代に相応しい希望に満ちたサポートを繰り広げています。その中でも第3番(1958年録音タイム@16’41A8’39B9’26)でのギリシャ彫刻のようなバランスのよく取れた曲運びと素晴らしいカデンツァは特に印象的ですね。たヾ、私は正直なところ第2協奏曲については第1楽章の少し長めのピアノカデンツァを除いて曲自体が全体に散漫である感じを持っています。でも第2(1958年録音タイム@13’27A7’44B6’19)ではバックハウスは消化試合というわけではないですが手を抜くことなく弾き通しており第1(1958年録音タイム@13’41A9’15B8’53)の方も作品の良さを充分引き出した素晴らしい演奏と思います(70歳を超えた彼のようなビアニストが若い作曲家作品に対応できるのですから大したものだと思います)。何れにしても数々のベートーヴェン・ピアノ協奏曲CDで寄り道しないなら本盤演奏で充分と私は思っております。協奏曲とほぼ同年に収録されたピアノ・ソナタも・・・「悲愴」(@6’14A4’47B4’31)、「月光」(@5’40A2’20B7’28)、「ワルトシュタイン」(@8’50A3’12B9’44)、「熱情」(@9’33A6’01B5’18)・・・もう語り尽くされた演奏ですね。なお、1954年収録の「ディアベッリの主題による33の変奏曲」(43’50)は未聴であります。 彼のベートーヴェン・ピアノ協奏曲の演奏盤は数多く残されており例えば代表的な「皇帝」協奏曲だけの収録歴をHMVカタログ等で共演者を拾って見ました→1927年ロナルド/LSO、1952年クラウス/VPO、1953年クラウス/VPO、同年カイルベルト/シュトゥットガルトRSO、同年クナッパーブッシュ/BPO、1954年上田仁/東京SO、1956年ショルティ/ケルンRSO、1959年イッセルシュテット/VPO、1959年クナッパーブッシュ/バイエルン国立O、1960年コンビュチュニー/LGO、1961年シューリヒト/ルガノRSOといった具合でライブがかなり占めていますが多彩な指揮者をバックにしてもあくまでバックハウス主導の雰囲気が充満していることでありましょう。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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人物・団体紹介

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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