ベートーヴェン(1770-1827)

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CD 輸入盤

ピアノ・ソナタ全集 アンドラーシュ・シフ(11CD)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4812908
組み枚数
:
11
レーベル
:
Ecm
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集(11CD)
アンドラーシュ・シフ


アンドラーシュ・シフによるベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲録音は2004年から開始。このシリーズは約2年間をかけて一貫してライヴで収録されており、細部にわたり脈動に満ちた瑞々しいピアノの音色が際立った美しい出来栄えとなっています。シフはライヴの利点について「聴衆の存在があってこそ、ビビットなパフォーマンスが可能となる」と語っています。15の異なる都市でのコンサートを経た後に、チューリッヒ・トーンハレで行われたライヴを収録しており、ほどよい緊張感に円熟味を絡めた最上のテイクが選ばれています。プロデューサー、アイヒャーとの深い信頼関係が築き上げた至高の全集です。
 全集最後のアルバム(ディスク11)は、各コンサートでアンコールとして演奏されたものを収録したものです。(輸入元情報)

【収録情報】
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集


Disc1
● ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調 op.2-1
● ピアノ・ソナタ第2番イ長調 op.2-2
● ピアノ・ソナタ第3番ハ長調 op.2-3

Disc2
● ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調 op.7

Disc3
● ピアノ・ソナタ第5番ハ短調 op.10-1
● ピアノ・ソナタ第6番ヘ長調 op.10-2
● ピアノ・ソナタ第7番ニ長調 op.10-3
● ピアノ・ソナタ第8番ハ短調 op.13『悲愴』

Disc4
● ピアノ・ソナタ第19番ト短調 op.49-1
● ピアノ・ソナタ第20番ト長調 op.49-2
● ピアノ・ソナタ第9番ホ長調 op.14-1
● ピアノ・ソナタ第10番ト長調 op.14-2
● ピアノ・ソナタ第11番変ロ長調 op.22

Disc5
● ピアノ・ソナタ第12番変イ長調 op.26
● ピアノ・ソナタ第13番変ホ長調 op.27-1
● ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 op.27-2『月光』
● ピアノ・ソナタ第15番ニ長調 op.28『田園』

Disc6
● ピアノ・ソナタ第16番ト長調 op.31-1
● ピアノ・ソナタ第17番ニ短調 op.31-2『テンペスト』
● ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調 op.31-3

Disc7
● ピアノ・ソナタ第21番ハ長調 op.53『ワルトシュタイン』
● アンダンテ・ファヴォリ ヘ長調 WoO.57

Disc8
● ピアノ・ソナタ第22番ヘ長調 op.54
● ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調 op.57『熱情』
● ピアノ・ソナタ第24番嬰ヘ長調 op.78
● ピアノ・ソナタ第25番ト長調 op.79
● ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調 op.81a『告別』

Disc9
● ピアノ・ソナタ第27番ホ短調 op.90
● ピアノ・ソナタ第28番イ長調 op.101
● ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調 op.106『ハンマークラヴィーア』

Disc10
● ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 op.109
● ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 op.110
● ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 op.111

Disc11:『アンコール曲集』
● シューベルト:3つのピアノ曲第1番 D.946
● シューベルト:アレグレット ハ短調 D.915
● モーツァルト:ジーグ ト短調 K.574
● ハイドン:ピアノ・ソナタ第44番ト短調 Hob.XVI:44
● シューベルト:ハンガリー風のメロディ ロ短調 D.817
● ベートーヴェン:アンダンテ・ファヴォリ ヘ長調 WoO.57
● J.S.バッハ:パルティータ第1番変ロ長調 BWV.825よりメヌエットとジーグ
● J.S.バッハ:前奏曲とフーガ 変ロ短調 BWV.867

 アンドラーシュ・シフ(ピアノ)

 録音時期:2004〜2006年
 録音場所:チューリッヒ、トーンハレ
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Sonata No 1 in F minor Op. 2/1 - Allegro
  • 02. Adagio
  • 03. Menuetto. Allegretto
  • 04. Prestissimo
  • 05. Sonata No 2 in a Major Op.2/2 - Allegro Vivace
  • 06. Largo Appassionato
  • 07. Scherzo. Allegretto
  • 08. Rondo. Grazioso
  • 09. Sonata No 3 in C Major Op. 2/3 - Allegro Con Brio
  • 10. Adagio
  • 11. Scherzo. Allegro
  • 12. Allegro Assai
  • 13. Rondo. Allegretto

ディスク   2

  • 01. Sonata No 4 in E Flat Major Op. 7 - Allegro Molto E Con Brio
  • 02. Largo, Con Gran Espressione
  • 03. Allegro
  • 04. Rondo. Poco Allegretto E Grazioso

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ユーザーレビュー

総合評価

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ベートーヴェンの記念年だったこともあって...

投稿日:2021/07/20 (火)

ベートーヴェンの記念年だったこともあって、最近はピアノソナタ全集は星の数ほどあるような状態になっていて、とても聞ききれない。それだけある中で思うのは、どれがどうだというよりは、各々のピアニストがどういうアプローチをするのか、という視点になってくるような気がするのだ。(例えばop.109/110/111だけを取り出した場合にはまた別の見方もあるとは思うのだけれども) シフのこの全集での演奏についていえば、まずは音の美しさ。耽美的な、或いは華美というようなのとは違う、明晰さを備えた美しさ。それがあって組み立てられる音楽の造りが見通しの効いたものになっていると思います。ベートーヴェンのピアノソナタとしてもこういう出来のものはあまりないし、シフのピアニストとしての面目躍如といったところかと思います。

Verdi さん | 神奈川県 | 不明

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小生はベートヴェンの全集としてはシフが一...

投稿日:2019/12/21 (土)

小生はベートヴェンの全集としてはシフが一番良いと確信している。ポイントは3つ。まずベーゼンドルファーの深い響きが曲にマッチしており、ECMの録音と相まってとても豊かに聞こえる。そして最大の美点はシフの読みの深さ。各声部を常にバランス良く響かせ、その中でしっかりベートーヴェンが書きたかったのはこれだよ、と教えてくれる。小生はワルトシュタイン第1楽章のパッセージが30番のスケルツォで帰ってくることとか、告別冒頭のクリシェの深さとか、シフの演奏で多くを学んだ。そして最後は発想が自由なこと。悲愴の第1楽章のリピートを主部ではなく冒頭からしていたり、かなり自由に演奏している。人によって賛否が分かれると思うが、小生は常に考えて演奏するシフに共感する。あと、おまけのアンコール集もとても素敵。シューベルトのD.946なんて控えめな響きに心打たれるし、アンダンテファヴォリもチャーミング。この演奏に出会う前はポミエとスティーブン・コワセヴィッチの演奏が双璧と思っていたが、これを聞くとポミエはやはり少し硬いし、スティーブンはストレートに過ぎる気がする。このディスクは間違いなく良いのだが、何故レヴューが少ないのか。問題はやはり値段が高い事にある。スティーブンなどこのディスクの10分の1くらいのお値段。クラシックの世界でコスパについて言いたくはないけど、これから全集を買う、と言う方にはやはりスティーブンなんだろうなぁ。でもシフのベートーヴェンを聞かないのは本当に勿体無いと思うし、彼が現在最高のピアニストであることを心底納得できると思います。

てつ さん | 東京都 | 不明

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バッハの演奏みたいに装飾音のような指使い...

投稿日:2017/01/08 (日)

バッハの演奏みたいに装飾音のような指使いのところもあって、久しぶりに融通無碍なベートーベンのピアノソナタ演奏を聴きました。 はっきり言って個性派の演奏です。 カッチリしたベートーベンを好む方には向かないかも知れません。 しかし、私は個人的にシフのこういう演奏が大好きです。 バッハもモーツァルトもシューベルトもシフのディスクは愛聴盤になっています。 近年のCDのボックス価格としては高めではありますが、それだけの価値のセットだと思います。 ただし、作品番号にこだわり過ぎたのか、盛りの悪い編集になっていることだけは不満です。 CD1枚にソナタ4番1曲のみというのは余りにも不経済だと思います。

MR.EYES さん | 埼玉県 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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