ベートーヴェン(1770-1827)

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【中古:盤質S】 交響曲全集 バレンボイム&シュターツカペレ・ベルリン(6CD)

ベートーヴェン(1770-1827)

中古情報

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S
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基本情報

ジャンル
カタログNo
2564618902
レーベル
Europe
フォーマット
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

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ベートーヴェン交響曲全集(6CD)
バレンボイム&シュターツカペレ・ベルリン

1999年デジタル録音。業界きってのフルトヴェングラー信奉者として知られるバレンボイム初のベートーヴェン全集。既にピアニストとしては協奏曲とソナタの全集をそれぞれ2度録音し、スペシャリストの一人と目されながら、交響曲は7番と9番のライヴがあったのみ。
 それだけに、2ヶ月という短期間で一気に収録されたこの全集には内心期するところがあったに違いなく、演奏も、そうした意気込みを充分に感じさせる重量級の大熱演となっています。マスとしての力強さを前面に押し出した重厚なサウンドはまさしくシンフォニック、常に何かを語りかけ、訴えかけてくるような表情の豊かさなど、確かに往年の名指揮者を彷彿とさせますが、それが単なる懐古趣味に陥っていないのは、片時も失われることのない強靭な生命力の賜物でしょう。
 バレンボイムの下でリフレッシュしたベルリン国立歌劇場管の充実ぶりも特筆もの。ヴァイオリンを左右に振り分けたオーセンティックな配置による“ドイツ的”としか言いようのない剛健な響きは、この全集の聴きどころのひとつとさえ言いたいほど。ベルリン・フィルやシカゴ響を差し置いて、この古い伝統を持つ団体を起用したバレンボイムの意図は明らかです。

【収録情報】
● 交響曲第1番ハ長調 op.21
● 交響曲第2番ニ長調 op.36
● 交響曲第3番変ホ長調 op.55『英雄』
● 交響曲第4番変ロ長調 op.60
● 交響曲第5番ハ短調 op.67『運命』
● 交響曲第6番ヘ長調 op.68『田園』
● 交響曲第7番イ長調 op.92
● 交響曲第8番ヘ長調 op.93
● 交響曲第9番ニ短調 op.125『合唱』

 ソイレ・イソコスキ(ソプラノ)
 ローズマリー・ラング(メゾ・ソプラノ)
 ロバート・ギャンビル(テノール)
 ルネ・パーペ(バス)
 ベルリン国立歌劇場合唱団
 シュターツカペレ・ベルリン
 ダニエル・バレンボイム(指揮)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. 交響曲第1番ハ長調op.21 - 第1楽章
  • 02. 交響曲第1番ハ長調op.21 - 第2楽章
  • 03. 交響曲第1番ハ長調op.21 - 第3楽章 メヌエット
  • 04. 交響曲第1番ハ長調op.21 - 第4楽章 フィナーレ
  • 05. 交響曲第2番ニ長調op.36 - 第1楽章
  • 06. 交響曲第2番ニ長調op.36 - 第2楽章
  • 07. 交響曲第2番ニ長調op.36 - 第3楽章 スケルツォ
  • 08. 交響曲第2番ニ長調op.36 - 第4楽章
  • 09. レオノーレ序曲第1番

ディスク   2

  • 01. 交響曲第3番変ホ長調op.55「英雄」 - 第1楽章
  • 02. 交響曲第3番変ホ長調op.55「英雄」 - 第2楽章 葬送行進曲
  • 03. 交響曲第3番変ホ長調op.55「英雄」 - 第3楽章 スケルツォ
  • 04. 交響曲第3番変ホ長調op.55「英雄」 - 第4楽章 フィナーレ
  • 05. レオノーレ序曲第2番

総合評価

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4.5

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バレンボイムといえば、イギリス室内管弦楽...

投稿日:2019/09/12 (木)

バレンボイムといえば、イギリス室内管弦楽団とのモーツァルトのピアノ協奏曲が忘れられないが、指揮者としては興味がなかった。しかし、この全集に出会ってその才能を認識させられた。第3番が大げさ過ぎてしっくりしなかったが、他はよかった。特に第2番は低弦を強調した堂々たる風格に満ちた超名演で、LPでの(CDではなく)ワルターを彷彿させるものだった。じっくりと楽しめる全集である。オケも見事で、スイトナーのときとは別物のようで、生き生きとしている。

じゅんとねね さん | 北海道 | 不明

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素晴らしいベートーヴェン! こけおどしや張...

投稿日:2016/03/16 (水)

素晴らしいベートーヴェン! こけおどしや張ったりなど無く、どこまでも作品に正面からぶつかっていく気骨! 男バレンボイムの一本気な指揮ぶりに安心して身を委ねられます。朗々と鳴るカンタービレ、煌く金管。いぶし銀の光を放つ弦楽器群。柔らかい木管の音色。オケの全てが音楽を奏でる喜びに溢れている。一聴して地味な印象があるが、聴けば聴くほどに味わい深くなる名演である。喩えて言うなら・・・「晩秋のベートーヴェン」であろうか。落ち着いた佇まいの中に、キラキラと光が明滅する。これ以上何を望むのか・・・? クリュイタンス、セル、バレンボイムがあればベートーヴェンは十分ではないか。正直、古楽器だの、ピリオド奏法だのどうでもいいのだ。自分の求めていたベートーヴェンの理想の姿がここにある。これは、大人のための全集だ。曲順も一番からきれいに並んでおり、良心的である。大いに推薦いたします。

silver さん | 岐阜県 | 不明

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ま、一言で言えば「威勢のいい演奏」。唸る...

投稿日:2014/01/05 (日)

ま、一言で言えば「威勢のいい演奏」。唸るような弦、吼える金管、バンバン叩くティンパニ、と遠慮のない、アグレッシブなベートーヴェンです。シューマンの全集も全く同様の姿勢でしたが、これが当今のバレンボイム&SKBのありようなんでござんしょう。特にベートーヴェンにこだわりを持っていない当方としては、こうした姿勢にひょいひょいと乗せられて、けっこう楽しみつつ聴かせていただきました。なにしろこの世にごまんとあるベートーヴェンの交響曲全集。リリースされる度にその存在意義はどこにあるかと厳しい目で見られますが(レコ芸の批評が典型だな)、そういう曲主体の見方ではなくて、演奏家の側に立って「現在のこの人たちの到達した境地はこういうところです」というような姿勢で受容するってのはどうでしょうかな。「すばらしいね」「もう一歩だね」「もっとがんばりましょう」とか、そんな感じで演奏家の皆さんを励ますようにしたいですな。こういうスタイルのバレンボイムさんに対しては「中身がない」とはよく言われますが、そもそもベートーヴェンの曲だってどれもこれもが感動的な充実作ばかりではないよ(第8番なんかヒドイと思いません?)。「楽しめました」という一言にて、私はこのセットを表現いたします。褒めていないように見えるかもしれませんが、そこには確かに微妙な想いはあります。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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