ベートーヴェン(1770-1827)

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CD 輸入盤

【中古:盤質S】 ベートーヴェン:交響曲第6番『田園』、ブラームス:二重協奏曲 ザンデルリング&ケルン放送響、ツェートマイアー(vn)メネセス(vc)

ベートーヴェン(1770-1827)

中古情報

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基本情報

ジャンル
カタログNo
PH08005
レーベル
Europe
フォーマット
CD
その他
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輸入盤

商品説明

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悠然たる巨匠芸
ザンデルリングの『田園』ライヴ
ツェートマイアー&メネセスとの二重協奏曲

2002年5月19日、長年の手兵ベルリン交響楽団とのコンサートを最後に、公式の活動からの引退を表明した“最後の巨匠”ザンデルリング。なんとProfilよりバイエルン放送響との『ロマンティック』(PH05020)以来、またしても注目のライヴが登場します。
 悠然たるテンポで描かれる、まさに風格の美学ともいうべき『田園』。ザンデルリングはこれに先立ちフィルハーモニアとのスタジオ盤全集(80、81年)を完成させていますが、まさにこれは破格。第1楽章冒頭おなじみのメロディから、怒濤の嵐を経て、大きく弧を画くように歌うフィナーレまで心底しびれます。さらに、同日のドッペルコンチェルトがまた強烈。ここでも磐石で貫禄たっぷりの巨匠スタイルのもと、名手ふたりが伸び伸びとそして熱いソロを聴かせています。
 なお、ボーナスとして巨人リヒテルとのこれまたスケール大きな『合唱幻想曲』も収められています。文字通り、ザンデルリングの至芸が味わえるぜいたくなアルバムの登場といえるでしょう。(キングインターナショナル)

【収録情報】
DISC-1
・ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調 Op.68『田園』
 ケルン放送交響楽団
 クルト・ザンデルリング(指揮)
 録音:1985年10月ライヴ(WDRアーカイヴ、ステレオ)

DISC-2
・ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調 Op.102
 トーマス・ツェートマイアー(ヴァイオリン)
 アントニオ・メネセス(チェロ)
 ケルン放送交響楽団
 クルト・ザンデルリング(指揮)
 録音:1985年10月ライヴ(WDRアーカイヴ、ステレオ)

(ボーナス・トラック)
・ベートーヴェン:合唱幻想曲 Op.80
 スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
 ソヴィエト国立アカデミー合唱団
 モスクワ放送交響楽団
 クルト・ザンデルリング(指揮)
 録音:1952年モスクワ(メロディア原盤、モノラル)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Beethoven: Symphony No.6 Op.68 "Pastoral": I. Awakening of Cheerful Feelings Upon Arrival in the Country 11:12
  • 02. II. Scene by the Brook 13:54
  • 03. III. Merry Gathering of Country Folk - 06:13
  • 04. IV. Thunderstorm - 03:45
  • 05. V. Shepherd's Song: Happy and Thankful Feelings after the Storm 11:36

ディスク   2

  • 01. Brahms: Double Concerto Op.102: I. Allegro 17:57
  • 02. II. Andante 07:40
  • 03. III. Vivace non troppo 09:11
  • 04. (Bonus Track) Beethoven: Choral Fantasy Op.80 19:15

総合評価

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投稿日:2012/08/24 (金)

ザンデルリンク晩年のライブ録音が数多くCD化されたことはファンにとって喜ばしい。6番はゆったりとした、落ち着いた演奏。フレッシュ感や躍動感は影を潜め、たおやかに音楽は深みを目指している。このあたりで好みが分かれそう。 フィナーレの幸福感に満ちた音楽に接すると、思わず涙ぐんでしまうのだが。 W協奏曲は、ベルリン交響楽団との交響曲の演奏のように、やわらかなベルベットを感じさせる肌合い。それでいて、ちゃんと芯を通しているのがザンデルリンクらしい。彼の語り口で聴くブラームスは、私にはとても好ましい世界だ。 ザンデルリンクの演奏は、私の主観としては、好きな部類に入る。だが客観的に見れば、「躍動感」がもうすこしほしいと感じる。「熟練の技」といってしまえばそれまでだが、いかにも「善人の音楽」であって毒がなさ過ぎる、と贅沢な愚痴をこぼしたくなる。特にベートーヴェンでは。

shef さん | 栃木県 | 不明

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投稿日:2012/05/28 (月)

今月、名歌手D.フッイッャーディスカーウさんの死についてコメントしていた我国声楽界重鎮の畑中良輔さんの訃報に続いて音楽評論界での草分け的な吉田秀和さんが亡くなった事を知りました。三人とも我々クラシックファンには要的存在で殊に吉田氏の執筆は雑誌「レコード芸術」で毎号「之を楽しむ者に如かず」で馴染み深いものがありました。皆さんのご冥福をお祈りいたします。さて、2011年に99歳を目前にして亡くなったザンデルリングの追悼盤で1985年彼が73歳の時のライブ録音です。73歳なのでまだ若い頃なのですが、ケルン放送SOを振っての演奏は早スケール感を伴って風格すら漂わせております。田園交響曲(タイム@11’20A14’04B〜D21’53)は実に悠然と流れているといった感じで清々しさこそ一歩譲りますがそのスケール感が素晴らしいですね。第1楽章「田舎に到着したときの晴れやかな気分」、スタートからゆったりとした運びは円やかで時折底からモタモタ気味というかいぶし銀的な音色が説得力を増しつつ進みます。第2楽章「小川のほとりの情景」が前楽章に続いてすぐ始まるのはちょっと余裕がない様に思いました(実演は不明ですが・・・)。演奏自体は悠然としたもので鳥の囀りの丁寧なフルートが特に美しいですね。勿論管弦のブレンド具合も素敵でこの楽章をしっとりと終えます。途中間断なく演奏が続く第3楽章「農民達の楽しい集い」、第4楽章「雷雨、嵐」、第5楽章「牧人の歌−嵐の後の喜ばしく感謝に満ちた気分」では第3楽章の農民踊りのどっしりとした感じが「土」の匂いすら感じさせ懐かしくロマン的ですね。第4楽章では分厚い音色が怒涛嵐に拍車をかけますが決してヒステリーにはなっておりません。最終楽章の安らぎは如何ばかりなもので、やや引きずり気味に大きく波を繰り返しつつ弦が掬い上げて行きます。そして最後は本当に感謝と安らぎ感の内に落ち着いてバトンが下ろされます。実に温もりのある「田園」交響曲演奏に仕上がっております。なお、ザンデルリンクには1981年PHOを指揮しての「田園」演奏録音(タイム@11’12A13’20B5’57C3’53D10’37)もあります。次にブラームスの二重協奏曲はT.ツェートマイヤー(当時24歳、ヴァイオリン)、A.メネセス(28歳、チェロ)という若い演奏家を従えてのザンデルリンクは貫禄を見せつつ彼らの若さを上手く引き出して昇華して行きます。演奏タイムは@17’57A7’40B9’11とこちらもゆっくり目で特に第1楽章の熱っぽさが素晴らしいです。個人的にはこの曲の最終楽章にはどの演奏にも安易さを感じてはいるのが正直な処です。(私は未聴の)ボーナストラックのリヒテルがピアノを受け持った「合唱幻想曲」(モノラル1952年録音、タイム19’15)はオーケストラ、合唱団もソヴィエト陣なので歌詞もロシア語という事らしいです。周知の様にザンデルリンクは一時ソ連に亡命しており、1940〜1950年代旧LPSOの指揮を担当しあのムラビンスキーの下で研鑽も積んだ頃の演奏なのでしょう。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。) 

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投稿日:2008/05/17 (土)

燻し銀のドイツのオーケストラの生演奏に近いブレンドされたサウンドが優秀な録音で再現される。とりわけコンチェルトの方はブラームスの意図した音が聴ける。ただ田園の方はさすがに一服の爽やかさが欲しくなる・

ミッドナイトボーイ さん | 博多 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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