ベートーヴェン(1770-1827)

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SACD

【中古:盤質B】 ピアノ・ソナタ第8番『悲愴』、第14番『月光』、第23番『熱情』 アファナシエフ(+DVD)

ベートーヴェン(1770-1827)

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B
特記事項
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帯なし,SACD(ハイブリッド)
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盤すれ
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基本情報

ジャンル
カタログNo
SICC10221
日本
フォーマット
SACD

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)


ベートーヴェン:悲愴、月光、熱情(DVD付き初回限定盤)
ヴァレリー・アファナシエフ


驚天動地。これがアファナシエフのベートーヴェン。
現代クラシック・ピアノ界の鬼才(奇才)と称される、ロシアのピアニスト、ヴァレリー・アファナシエフの最新アルバムです。個性派アファナシエフが、ソニー・クラシカルでの録音を熱望し、選んだ曲目はベートーヴェンの最も有名なピアノ・ソナタ『熱情』『月光』『悲愴』。ベートーヴェンはアファナシエフにとって、シューベルトやバッハとならぶ重要なレパートリーであり、『バガテル集』『ディアベリ変奏曲』『最後の3つのソナタ』など、早くからそのピアノ作品の録音に積極的に取り組んできました。そして「自分が最高の演奏ができる」という強い確信を持つまで、新しい作品をレパートリーに加えないアファナシエフが、68歳にしてこの名ソナタ3曲の録音に生涯初めて取り組みました。
 最近は演奏会でのライヴ録音をリリースしてきたアファナシエフですが、今回はハノーファーでのセッション録音。旧知のドイツ人の名プロデューサーで、これまで『ブラームス:間奏曲集』などの名盤を共に生み出してきたゲルハルト・ベッツを起用し、これまで聴いたことのないような解釈を生みだしました。(SONY)

【収録情報】
ベートーヴェン:
● ピアノ・ソナタ第8番ハ短調 op.13『悲愴』
● ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 op.27-2『月光』
● ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調 op.57『熱情』


 ヴァレリー・アファナシエフ(ピアノ)

 録音時期:2015年2月16-18日
 録音場所:ハノーファー、ベートーヴェンザール
 録音方式:ステレオ(DSD/セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO

 プロデューサー:ゲルハルト・ベッツ
 レコーディング・エンジニア:フィリップ・ネーデル(b-sharp)

【DVD(初回限定盤のみ)】
● 『ヴァレリー・アファナシエフ、『悲愴』『月光』『熱情』を語る』
(収録時間未定)
 アファナシエフへのインタビュー
 録音セッションでの演奏シーン
 プロデューサー、ゲツハルト・ベッツとの対話

【アーティストプロフィール】
1947年モスクワ生まれ。モスクワ音楽院でギレリスらに師事。1968年バッハ国際、1972年エリザベート王妃国際コンクール優勝。1974年にベルギーへ亡命、以後欧米各地で活動を開始。1983年にギドン・クレーメル初来日して以来、定期的に来日。ピアノ演奏にとどまらず、小説・エッセイを発表する文学者の顔も持つ。現在はブリュッセル在住。現代屈指のカリスマ的ピアニスト。(SONY)

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他の演奏に大変な見落としがあったのではな...

投稿日:2017/12/15 (金)

他の演奏に大変な見落としがあったのではないかと思えるほど、作品の本質に迫った気味が悪いほどの演奏です。決して奇を衒ったようなものではなく、名演と思います。ピアノ演奏で久しぶりに味わった感動でした。

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例によってテンポは異常に遅いが、ベートー...

投稿日:2015/06/24 (水)

例によってテンポは異常に遅いが、ベートーヴェンの三大ソナタとはいえ、初期〜中期の作品ではさすがに彼の超スローテンポに応えるのに十分な中身を有しておらず、遅く弾かれても、曲の構造が解きほぐされるとか、通常では聴こえない音や旋律が意味を持ってくるとか、聴き手を深い瞑想へと引き込むといった効果がもたらされず、正直なところやや退屈な76分であった。ただし思わぬ発見だったのが、アファナシュエフの演奏がホロヴィッツに非常に良く似ているということだ。もちろん外見上は、ホロヴィッツの速いテンポ(HJリムのように物理的に速いわけではないが…)、軽くて明るい音色、考え抜いた結果とは思えない即興性に対し、アファナシェフは全て反対路線を行っているのだが、ルバート表現、ダイナミクス、スタッカートとマルカートとレガートの使い分けからペダルを踏んで離す箇所に至るまで、聴けば聴くほど本当にそっくりなのである。そう思いながらDVDを見てみると、椅子を低くセットし、肘位置を鍵盤より下げ、指の腹で鍵盤を叩くアファナシュフの演奏スタイルがホロヴィッツと実に良く似ていることに気付いた。尤もここで、その理由を詮索しても何の意味も無いし、だから何だと言われても回答の術を知らないが、少なくとも言える事は、アファナシェフも伝統にとらわれずに、ベートーヴェンのスコアを分解し、自らの美意識でゼロから再構築したことにおいて、ホロヴィッツやムラヴィンスキー同様ロシアの大地が生んだ類まれなる天才の一人であるということだろう。皆様も、彼の遅いテンポとライナーノーツに掲載された難解なエッセーに惑わされることなく、どうか冷静にご判断頂きたい。 最後に録音についてひとこと。プロデューサーはDENON時代からお馴染みのゲルハルト・ベッツである。付録のDVDにはベートーヴェンザールでのセッション風景が収録されているが、ピアノの前方、人の背の高さにNEUMANのマイク(TML49と102か?)が2セットと約3mの高さにSCOEPSと思しきマイクが1セット、そしてピアノから少し離れた高い位置にもアンビエンスマイクのスタンドが2台設置されていることから、計8本のマイクを使用しているようだ。ピアノの音はディテールに至るまで克明に収録されているしホールトーンとの溶け合いも自然だが、マルチマイクの弊害で、スピーカーの前にDVDの映像にある通りのサウンドステージが広がらないのがなんとも残念だ。

meji さん | 神奈川県 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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