ベートーヴェン(1770-1827)

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【中古:盤質AB】 交響曲第5番『運命』 カラヤン&BPO、クルーゾー監督(リハーサル風景付き)

ベートーヴェン(1770-1827)

中古情報

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基本情報

ジャンル
カタログNo
KKDS240
レーベル
日本
フォーマット
DVD

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)

DVD化! カラヤン&クルーゾー / 『運命』

フランスの映画監督アンリ=ジョルジュ・クルーゾーとカラヤンが組んだ伝説的な映像作品が、全5タイトルでついにDVD化。第1弾の『運命』は、初のソフト化となるリハーサルの映像付きです。

ヘルベルト・フォン・カラヤンが、映画フィルム・プロダクション「コスモテル」(現ユニテル)を設立したのは1965年。当事は家庭用VTRでさえ夢のまた夢でしたが、映像時代の到来をいちはやく予見していたカラヤンは、この「コスモテル」で今日の音楽映像の礎となる作品を制作しました。
 協力を求められたフランスの映画監督アンリ=ジョルジュ・クルーゾーは、映画「恐怖の報酬」で著名な名監督。カラヤンとクルーゾーは、1965年から67年にかけて数作の映像作品を制作、5作品は以前にLD化されていたことがありますが、その中で現在DVDでリリースされているのは67年のヴェルディ:レクイエムのみで、あとの4作品は長らく入手できなかっただけに、今回の初DVD化は大変に喜ばしいところです。
 今回、紀伊国屋から発売されるシリーズの第1弾『運命』は、1966年に制作されたもの。実際の演奏会の記録ではなく、スタジオで収録されたものですが、いわゆる「カラヤン映像」によく見受けられるような演出に傾くよりは、演奏そのものにリアルに肉薄しようとしたカメラ・ワークが特徴。「音楽が創造される現場を撮る」というクルーゾー監督のコンセプトが明確にしめされた作品といえるでしょう。
 また、今回のDVD化では、以前のLDには収められていなかったリハーサルの映像(初商品化)が収録されていることも朗報。この映像作品全体の基本的なポリシーを考えれば不可欠ともいえるものだけに、初めて完全な形でリリースされる、といって過言ではないでしょう。


ベートーヴェン:
・交響曲第5番ハ短調 op.67『運命』
・リハーサル風景(特典映像)

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)

 監督:アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
 撮影:アウグスト・カーニエル、クルト・コーダル
 録音:ギュンター・ヘルマンス

 収録:1966年1月,2月 ベルリン、ユニオン・スタジオアトリエ

 収録時間:本編 32分 特典 約21分
 画面:スタンダード モノクロ
 音声:モノラル、ドルビーデジタル
 字幕:日本語
 片面1層収録


こちらの商品は、新たにフィルムからNTSC用にビデオ変換されたマスターを用いています。演奏時間などで判断すると、FILM/PAL変換の際の約4%の短縮といった問題もなく、正しくコンヴァートがおこなわれているようなのですが、残念ながらピッチは若干高いものとなっています。これはもしかすると、撮影当時のカメラがモノクロの旧式なタイプだったため、1秒間あたりのコマ数設定が通常の24コマよりも少ないものだった可能性があり、結果として、NHKでの独自変換による放映も含めて、ピッチがすべて高いものになってしまっているのではないかと考えられます。
 ちなみに、同じ変換方法を採用したヴェルディのレクイエムでは、撮影時のカメラがカラー対応の新しいものになっているためか、ピッチの問題は発生していませんでした。
 申し訳ございませんが、以上の点をご了承の上お求め下さるようお願いいたします。

収録曲   

  • 01. ベートーヴェン: 交響曲5番ハ短調作品67
  • 02. リハーサル風景 (映像特典)

総合評価

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第1楽章のコーダのへの入り方、盛り上がり...

投稿日:2010/08/21 (土)

第1楽章のコーダのへの入り方、盛り上がり方は尋常ではありません。 ガーディナーやインマゼールとも張り合える。 一聴の価値あり。

たかたか さん | 広島県 | 不明

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「愛」さんに同感、この録音の音は半音高く...

投稿日:2008/04/13 (日)

「愛」さんに同感、この録音の音は半音高く聞こえる。ベートーベンだけでなく、同シリーズのドヴォルザークの9番もだ。特にこのベートーベンの5番は第2楽章でそれがかなり浮き彫りになる。「大沼」さんの”ベルリンフィルやウィーンフィルは伝統的に高めのピッチにしているので、そう聞こえる”といのは違う。他のカラヤンの録音では明らかに半音高くないからだ。明らかに映像の速度に音を合わせている。でも作品としては最高である。

crazy さん | 不明

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非常に論理的かつ意図するところが明快なリ...

投稿日:2007/09/29 (土)

非常に論理的かつ意図するところが明快なリハーサル風景は、特にアンチカラヤンは必見。カラヤン=”表面的な美の追求者”と信じていた自分にはとても意外でショッキングな映像でした。さすが元技術系(大学中退)だけのことはある。カラヤンは論理的なベートーヴェンと波長が合うのかもしれません。 カラヤンの演奏はテンポが速すぎて嫌いという固定観念があったが、最近の古楽器演奏に慣れた耳で聞き直すと全く違和感がない。本当は楽譜に忠実だったのかも。アンチカラヤン派に強くお薦めします。

アンチ・カラヤン さん | 鷺沼 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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