ベートーヴェン(1770-1827)

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CD 輸入盤

【中古:盤質AB】 交響曲第2番、第7番 カール・ベーム&ウィーン・フィル(1980年東京ライヴ)

ベートーヴェン(1770-1827)

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ALT065
レーベル
International
フォーマット
CD
その他
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輸入盤

商品説明

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カール・ベーム&ウィーン・フィル、1980年最後の来日演奏会
ベートーヴェン:交響曲第2番、第7番
想い出の昭和女子大学人見記念講堂こけらおとしコンサート


「老大家ベームのエネルギーが最後に最も激しく燃焼した瞬間だった」

(ウィーン・フィル クラリネット奏者 エルンスト・オッテンザマー) 

名指揮者カール・べーム[1894−1981]は、1963年、75年、77年、そして死の前年となる80年と、生涯に4度の来日を果たしました。
 大変良質な音質で聴くことができるこのディスクに収められた1980年10月6日の演奏会は、ウィーン国立歌劇場引越し公演のさなかに1度だけ組まれたウィーン・フィル演奏会で、会場となった昭和女子大人見記念講堂の「こけら落とし」でもあります。
 ベームは86歳、高齢のため、椅子に座っての指揮でした。しかし、ゆったりととられたテンポの中に刻みこまれたみずみずしく音楽が立ち上がる瞬間の数々は、やはり至高の芸風を伝える孤高の「職人」の趣きをずっしりとした重みで伝えてくれるものです。
 表面的な条件を超えて最晩年の芸術家の営為が投影された一場のドキュメントであり、現在のベームの聴き手にはもちろんのこと、会場で、あるいはTVやFMでその演奏に触れた愛好家には、感慨深い特別な一枚となることでしょう。(キングインターナショナル)

【収録情報】
ベートーヴェン:交響曲第2番ニ長調 Op.36
ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 Op.92
 ウィーン・フィルハーモニー
 カール・ベーム(指揮)

 録音時期:1980年10月6日
 録音場所:昭和女子大人見記念講堂
 録音方式:ステレオ(ライヴ)
 音源提供:NHK

CDは国内プレスとなります。

総合評価

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当時、この演奏会を聴きに行かれた方は↓に...

投稿日:2013/08/28 (水)

当時、この演奏会を聴きに行かれた方は↓には残念ながらお一人もおられないようです。私は大学生でしたが、こつこつとアルバイトして貯めたお金でこの演奏会を昭和女子大人見記念講堂に聴きに行きました。↓には録音やテレビそしてDVDでしか聴いていない方がベームさんを批判されていますが、正直言って、この録音はSACDになっても、あの場で直接響いた音よりは劣悪に感じます。生意気なことを言わせてもらいますと、音楽は本来演奏会場で聴くものです。従って、録音再生技術がどんなに発達しても、その演奏会場で聴いた演奏よりマイクによって録音され再現されたものが劣るのは致し方ないと思います。確かに、この年のザルツブルク音楽祭でも同じ二曲を演奏しましたが、私の記憶ではNHKは当時は年末にザルツブルク音楽祭特集を組み放送していましたが、その演奏会は放送されず(既に日本での演奏会の実況中継を放送していたから)、ポリーニを独奏者に迎えたモーツァルトプロだけ放送されたと確信しております。嘘はつかないで下さい。会場で聴いた演奏はこんな程度ではありませんでした。ベームさんもウィーン・フィルとの来日はこれが最期と予感されていたのだと思います。オーケストラを掌握出来ていなかったなどという言い掛かりは止めて下さい。登壇する時も引き揚げる時も首席コンサートマスターのゲアハルト・ヘッツェル氏がベームさんの手を引いてという痛々しさでしたが、タクトを構えるとそうした死を目前にした弱弱しさなど微塵も感じさせず、鋭い眼光を一閃しただけで楽団員の気持ちは一つとなり、二番も七番もテンポこそゆったりしたものでしたが、それでいて弛緩することは微塵もなく、極めて燃焼度の高いベームさんらしいベートーヴェンだったと記憶しております。七番が終わった後、楽団員が全員引き揚げても拍手は鳴り止まずスタンディングオベーションとなり、幾度もヘッツェル氏に支えられながら、登場して微笑されたベームさんの神々しいお顔は演奏の素晴らしさと相俟って未だに脳裏に焼き付いております。30分以上、続いたと記憶しております。ベームさんの親日家振りと聴衆との別れを惜しむ再度のカーテンコール、それはDVDにも全てが記録されている訳ではありません。殆どの聴衆がこみ上げる惜別の念から涙を流しておられました。私も同様でした。最後にベームさんが引き揚げた後、ホールが明るくなっても、殆どの方が家路につき難く拍手していました。↓の皆さん、余りにも理想が高過ぎるのではありませんか?これは老巨匠の日本での白鳥の歌です。現代の指揮者たちが枝葉末節ばかりに気を取られ「木を見て森を見ず」といった感すら与えるこじんまりとした演奏しか出来なくなってしまったことは誠に痛恨の極みであり、この演奏会は19世紀から続いて来た偉大なベートーヴェンの交響曲演奏の伝統の最期の灯だったと確信しております。

さすらいのBass さん | 東京都 | 不明

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これ,SACDになって誰もレヴューを入れてな...

投稿日:2013/07/07 (日)

これ,SACDになって誰もレヴューを入れてないんですね。CD所有ながら音質改善を期待しSACDを購入。初期デジタル録音の音源はSACD化で音質改善はないとの説はありますが,聴き比べると(拙宅の装置では)アナログ録音ほどではありませんがある程度はっきりした違いが聴き取れました。実はCDは聴くのが辛かった。高音が伸びないわりにはジャリジャリした感じで,音量が大きくなると飽和感があるのです。その点SACDではよりしなやかな音で,大音量でも余裕をもって響きます。CDの限界とSACDの可能性を感じます。この演奏に惹かれる人はSACDの購入の価値があるのでは?演奏については私は冷静な判断を下せません。他のレビューの中には「テンポが遅い」の「コントロールする力がない」のと批判が見られますが,この演奏をFM放送で固唾を飲んで聴いた世代としては,大変な緊張感の中での熱演に,ただただひれ伏すのみ。この頃のベームは体調が万全でない中を押して来日しており,日本のファンの期待に何としても応えようとするベームと,その下で熱演を繰り広げるウィーン・フィルにケチなどつけられません。これはベートーヴェンのシンフォニーの録音ではなく,ベーム/ウィーン・フィルの最後の来日公演の貴重な,貴重な!ドキュメントです。演奏後のブラヴォーに賛同!

広島のパヴァンヌ さん | 広島県 | 不明

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「リズムの権化」と呼ばれる7番であるが、...

投稿日:2012/12/21 (金)

「リズムの権化」と呼ばれる7番であるが、「リズム」ってなんだ?アップテンポであることがリズムフルなのか? この7番を聴くに、魂の咆哮たる熱演に対して早いだ遅いだっつーのは極めて野暮であると思うのである。2番にしてもベームの熱い思いを感じる。名演ではないか!

爺さん さん | 千葉県 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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