ベートーヴェン(1770-1827)

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CD 輸入盤

【中古:盤質AB】 交響曲全集 ラインスドルフ&ボストン交響楽団(5CD)

ベートーヴェン(1770-1827)

中古情報

新品ジャケット
こちら ※参考のため、実際の商品と異なる場合がございます
:
AB
特記事項
:
BOX仕様,5枚組み
コメント
:
盤質A〜AB
:
HMV record shop オンライン

基本情報

ジャンル
カタログNo
88691916822
レーベル
Europe
フォーマット
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)

ベートーヴェン:交響曲全集
ラインスドルフ&ボストン交響楽団


ミュンシュの後を引き継ぎボストン交響楽団音楽監督となったラインスドルフ[1912-1993]は、オペラもコンサートも得意とし膨大なレパートリーを誇る指揮者でした。トスカニーニの信頼を得、目標を達成するために信念を貫くタイプの性格だったため、あちこちで舌禍を引き起こしたりもしていましたが、ボストン交響楽団の音楽監督時代[1962-1969]は、周囲の環境も良かったためか、安定した状態で仕事に取り組むことができ、かなりの量のレコーディングを残してもいます。
 バルトークやベルク、シェーンベルク、マーラー、ブルックナー、ワーグナーから、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンにいたるその多彩な曲目は、RCAレーベルが、ミュンシュの後任である彼を信頼し、カタログ構築をまかせていたことの証左ともいえ、一貫して高い水準で演奏されたそれらの録音からは、ラインスドルフの高度な実力を窺うことが十分に可能です。
 今回、ラインスドルフの生誕100年を記念してSONY CLASSICAL MASTERSから登場するベートーヴェンの交響曲全集は、ボストン交響楽団唯一のベートーヴェン交響曲全集としても知られたものですが、セットとしては久々の発売となるものです。
 当時のベートーヴェン演奏のスタイルということで、端正に楽器バランスが整えられたずっしり重厚な様式となっています。
 なお、このセットにはブックレットは付いておりません。トラック表は、各ディスクの紙ジャケットに記載されています。(HMV)

【収録情報】
Disc1
・交響曲第1番ハ長調 Op.21
・交響曲第7番イ長調 Op.92

Disc2
・交響曲第2番ニ長調 Op.36
・交響曲第6番ヘ長調 Op.68『田園』

Disc3
・交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』
・交響曲第8番ヘ長調 Op.93

Disc4
・交響曲第4番変ロ長調 Op.60
・交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』

Disc5
・交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』

 ジェーン・マーシュ(S)
 ジョセフィーヌ・ヴィージー(Ms)
 プラシド・ドミンゴ(T)
 シェリル・ミルンズ(Br)
 プロ・ムジカ合唱団
 ニューイングランド音楽院合唱団
 ボストン交響楽団
 エーリヒ・ラインスドルフ(指揮)

 録音時期:1962〜1969年
 録音方式:ステレオ(セッション)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Symphony No 1, Opus 21, in C Major
  • 02. Symphony No. 7, Opus 92, in a Major

ディスク   2

  • 01. Symphony No 2, Opus 36 in D Major
  • 02. Symphony No. 6 in F Major, Op. 68 "Pastoral"

総合評価

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演奏はアメリカ的というよりヨーロッパ風で...

投稿日:2022/01/03 (月)

演奏はアメリカ的というよりヨーロッパ風で伝統的響きであるが、演奏だけ取れば立派である。内容がありベートヴェンを聴いたと、という感じである。このセット物と旧RCAの1枚ものでも持っているが、このソニー盤は音が概して明るいがコクと音色の豊かさに欠けており、RCAのほうが音色が豊かで演奏をより彫深く味わえる。だから、演奏自体は星4,録音が3とする。

robin さん | 兵庫県 | 不明

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何も加えず、何も引かず、音そのものに語ら...

投稿日:2012/10/29 (月)

何も加えず、何も引かず、音そのものに語らせようとする演奏はノイエザッハリヒカイトの言葉を思い起こさせる。情念らしものを引き摺ってこれみよがしの重さと湿り気をまとった音はここにはない。音はむしろ乾燥し、それらの集積はさらさらと自在に形をかえるかのよう。なるほど、録音当時、我が国で正当な評価がなされなかったのはこの辺に理由がありそうだ。音に向かって音に粘着する精神性といわれるものを脱ぎ捨て身軽になった音たちが音楽の中心からのびのびと放射していく様は痛快ですらあるが、そこに新たな、未聞の、みずみずしい生命力が横溢していく様は圧巻だ。などと理屈をこねなくとも、これほど面白い音楽をベートーヴェンは書いたのか!、耳を澄ませば、単純に驚いてそう言いたくなってくる。別に強調構文ではないはずなのに、各声部の絡み合いが鮮やかに浮かびあがり、ダイナミズムの変遷が必然の論理として明瞭に立ち現れてくる。ベートーヴェンの交響曲の神髄を探る愛好家にとっては必聴の演奏と思われる。ただ「運命」の製盤上、重大な問題を抱えている。録音レベルを第1楽章±ゼロとすると、第2楽章はプラス2、第3と第4楽章はマイナス4程度、だまって聴いたらなんとなく不揃いの尻切れとんぼの演奏になってしまう。この辺を手動で調整してお聴きすることをお勧めします。

gairo さん | 北海道 | 不明

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このCDを購入するきっかけとなった理由は...

投稿日:2012/04/24 (火)

このCDを購入するきっかけとなった理由は価格の安さもそのひとつですが、BSOによるベートーヴェンの交響曲全集(ステレオ録音で)が聴きたかったのが大きな理由でした。BSOの真の実力をミュンシュの演奏以外で再度確認したかったからで、このラインスドルフの演奏を聴いてBSOの音色がミュンシュと比べ随分と違うのを感じましたし、何より低弦が厚く重心の低いスタイルはさすがドイツ系のオペラ出身指揮者でなければ出せない味だと感じました。まだ聴き始めたばかりで全体像は分かりませんが7番の2楽章の弦のスタッカートがこれまでの演奏には殆ど聴かれなかった印象深いものでしたし、ティンパニの一音一音に芯が強く気持ち良く鳴っているのが心地よい響きでした。演奏評についてはこれまでの方々がおっしゃっておられますので敢えて申し上げるまでもないでしょうが、またひとつ良い全集に巡り会えたと思っています。

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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