ベートーヴェン(1770-1827)

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CD

【中古:盤質AB】 ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集 バリリ四重奏団

ベートーヴェン(1770-1827)

中古情報

新品ジャケット
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AB
特記事項
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ジャケットに色褪せあり
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8枚組
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基本情報

ジャンル
カタログNo
UCCW3018
日本
フォーマット
CD

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)

ウエストミンスター室内楽名盤BOX
UCCW3018(8CD)
バリリ四重奏団 / ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集

様々な人種と文化が交差して深遠に混じりあって作り上げられたウィーン気質。そんなウィーンの伝統を体現するバリリ四重奏団が1950年代初めに録音したベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集。バリリ四重奏団は1945年に誕生し、1959年に第1ヴァイオリン、バリリの右ひじの故障のため解散しました。故障が無ければ、その後いったいどれほどの録音が残されたのだろうか、と惜しまれてならない流麗なアンサンブルがここに刻まれています。(ユニバーサル・ミュージック)

ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集
・弦楽四重奏曲第1番ヘ長調 Op.18-1
・弦楽四重奏曲第2番ト長調 Op.18-2
・弦楽四重奏曲第3番ニ長調 Op.18-3
・弦楽四重奏曲第4番ハ短調 Op.18-4
・弦楽四重奏曲第5番イ長調 Op.18-5
・弦楽四重奏曲第6番変ロ長調 Op.18-6
・弦楽四重奏曲第7番ヘ長調 Op.59-1『ラズモフスキー第1番』
・弦楽四重奏曲第8番ホ短調 Op.59-2『ラズモフスキー第2番』
・弦楽四重奏曲第9番ハ長調 Op.59-3『ラズモフスキー第3番』
・弦楽四重奏曲第10番変ホ長調 Op.74『ハープ』
・弦楽四重奏曲第11番ヘ短調 Op.95
・弦楽四重奏曲第12番変ホ長調 Op.127
・弦楽四重奏曲第13番変ロ長調 Op.130
・弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調 Op.131
・弦楽四重奏曲第15番イ短調 Op.132
・弦楽四重奏曲第16番ヘ長調 Op.135
・大フーガ 変ロ長調 Op.133
・弦楽五重奏曲ハ長調 Op.29
 バリリ四重奏団
 ヴィルヘルム・ヒューブナー(第2ヴィオラ、Op.29)
 録音:1952-56年(モノラル)

【ウエストミンスター室内楽名盤BOX】
1949年にニューヨークで創設され、短期間に綺羅星のごとく名録音の数々を残したウエストミンスター・レーベル。創設の中心メンバーであったジェイムズ・グレイソンがイギリス人で、もともとロンドンのウエストミンスターのそばに住んでいたので、「ウエストミンスター」と命名されました。
 創設当初の中心的なアーティストは、ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団とウィーン・フィルハーモニー木管グループで、1952年からはこれにバリリ四重奏団が加わりました。彼らはみなウィーン・フィルやウィーン交響楽団など、ウィーンで活躍していた演奏家たちでした。この初期の室内楽は、録音から50年以上も経た現在に至ってもいまだその輝きを失うことなく、名演の誉れ高い演奏です。
 ウエストミンスターは、その演奏内容と録音の良さでアメリカ新興レーベルの中で傑出した評価を勝ち得ていましたが、次第に資金繰りに行き詰るようになり、次々とオーナーが変わっていき、いつのまにか「幻のレーベル」として人々から忘れ去られて行きました。そしてその後は、日本のMCAビクター・スタッフがニューヨークのビクターの倉庫にマスターテープを発掘しに行き「幻のレーベル」が見事蘇ったのです。オリジナルテープから復刻されたCDは、一大センセーションを呼び起こしました。
 現在ウエストミンスター・レーベルはユニバーサル傘下に入り、2007年は様々な形で珠玉のウエストミンスター録音を再発売していきます。
 今回は、創立初期の最も話題を呼んだ室内楽作品をBOXでリリースします。(ユニバーサル・ミュージック)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. 弦楽四重奏曲 第1番 ヘ長調 作品18の1 第1楽章: Allegro Con Brio
  • 02. 弦楽四重奏曲 第1番 ヘ長調 作品18の1 第2楽章: Adagio Affettuoso Ed Appassionato
  • 03. 弦楽四重奏曲 第1番 ヘ長調 作品18の1 第3楽章: Scherzo: Allegro Molto
  • 04. 弦楽四重奏曲 第1番 ヘ長調 作品18の1 第4楽章: Allegro
  • 05. 弦楽四重奏曲 第2番 ト長調 作品18の2 第1楽章: Allegro
  • 06. 弦楽四重奏曲 第2番 ト長調 作品18の2 第2楽章: Adagio Cantabile
  • 07. 弦楽四重奏曲 第2番 ト長調 作品18の2 第3楽章: Scherzo
  • 08. 弦楽四重奏曲 第2番 ト長調 作品18の2 第4楽章: Allegro Molto Quasi Presto
  • 09. 弦楽四重奏曲 第3番 ニ長調 作品18の3 第1楽章: Allegro
  • 10. 弦楽四重奏曲 第3番 ニ長調 作品18の3 第2楽章: Andante Con Moto
  • 11. 弦楽四重奏曲 第3番 ニ長調 作品18の3 第3楽章: Allegro
  • 12. 弦楽四重奏曲 第3番 ニ長調 作品18の3 第4楽章: Presto

ディスク   2

  • 01. 弦楽四重奏曲 第4番 ハ短調 作品18の4 第1楽章: Allegro Ma Non Tanto
  • 02. 弦楽四重奏曲 第4番 ハ短調 作品18の4 第2楽章: Scherzo: Andante Scherzoso Quasi Allegretto
  • 03. 弦楽四重奏曲 第4番 ハ短調 作品18の4 第3楽章: Menuetto: Allegretto
  • 04. 弦楽四重奏曲 第4番 ハ短調 作品18の4 第4楽章: Allegro Prestissimo
  • 05. 弦楽四重奏曲 第5番 イ長調 作品18の5 第1楽章: Allegro
  • 06. 弦楽四重奏曲 第5番 イ長調 作品18の5 第2楽章: Menuetto
  • 07. 弦楽四重奏曲 第5番 イ長調 作品18の5 第3楽章: Andante Cantabile
  • 08. 弦楽四重奏曲 第5番 イ長調 作品18の5 第4楽章: Allegro
  • 09. 弦楽四重奏曲 第6番 変ロ長調 作品18の6 第1楽章: Allegro Con Brio
  • 10. 弦楽四重奏曲 第6番 変ロ長調 作品18の6 第2楽章: Adagio Ma Non Troppo
  • 11. 弦楽四重奏曲 第6番 変ロ長調 作品18の6 第3楽章: Scherzo: Allegro
  • 12. 弦楽四重奏曲 第6番 変ロ長調 作品18の6 第4楽章: La Malinconia: Adagio-allegretto Quasi Allegro

総合評価

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1昨年ブダペストの全集を購入。その強く、深...

投稿日:2012/02/25 (土)

1昨年ブダペストの全集を購入。その強く、深く、荘厳な音楽に圧倒されたが、今回もノックアウト。ある批評家がかつて「この2つの演奏は今世紀(20世紀)に生きるベートヴェンの音楽の腹背両面をあらわし、しかもそれぞれにこの音楽の旗を射抜いている。レコードの2大金字塔」と評したが全く同感である。以前はABQ、スメタナ、ラサールなどで聞いていて、それぞれ立派ながら今ひとつしっくりこずにいたが、これで鑑賞のベーシックが できたという思いがある。「剛」のブダペストに対し、「柔」のバリリと言われるが、確かに往時のVPOメンバーらしい流麗さを備えたものではあるけれども、それは甘ったるさとは全く無縁の、内にはがっしりした構成感と力をもった外柔内剛というべきものだ。初期の曲では、ウィーンの弾き手ならではの節回しと、はつらつとした音楽の運びが、曲の魅力を大きく増しているが、中期の例えばラズモフスキーの1番では、やたら張り切るのではなく、音楽が充満してくるようなエネルギー感が感じられる。セリオーソも魅力的だ。もちろんハープも良い。だが圧巻は後期の14番、15番だろうか。14番の終盤、15番の3楽章・・・。録音はモノながら鑑賞には何の支障もない。ところでこのCD、当サイト(マルチバイ)では9千円弱から1万円程度で販売されている。この演奏の価値からすれば高価とは全く言えないし、1枚あたり1千2百円の価格に文句を言うわけではないのだが、ABQの1回目の全集が2千円強で手に入ってしまう今、多くの人にこの演奏の価値を知ってもらうには、国内レコード会社には苦しいところだが、やはり価格は再考して欲しい。同時にバリリ四重奏団の他の演奏(フラームス等)やバリリ-スコダのモーツァルトのVnソナタ等の再発売を是非お願いしたい。私だけでなく待っている人は必ずいる筈だ。

千葉のアリアドネ さん | 千葉県 | 不明

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バリリSQのテンポと歌わせ方に何とも言え...

投稿日:2011/09/18 (日)

バリリSQのテンポと歌わせ方に何とも言えない気持ちにさせられます。録音時期や音質とは違う話です。スピーカーの両側から拡がって明晰に聴こえようが、そうではなかろうが演奏の質とは関係ないことをこのディスクから教えてもらいました(モーツァルトの弦楽四重奏・五重奏からも)。結局、私の頭の中での反復はテンポと歌わせ方をなぞっているのです。

K111 さん | 千葉県 | 不明

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バリリQは僕が復興間なしの名古屋の小さな...

投稿日:2010/08/28 (土)

バリリQは僕が復興間なしの名古屋の小さなホール CBCホール でひっそりと、少ない人たちにまじって聴けた。どれほどの幸運であったかを今にして考えてみています。この数日 とりつかれてベートーベンのS.Qを聴いています。14番。 バリリは スメタナは別にしてジュリアード クリーブランド とはまったく異質の 次元の高い音楽の至境に つれて行ってくれます。過ぎた昔の思いがけない大切な事柄などを、私が心の中に浮かばせることを許してくれながら。  86歳になります。         1210.8.28 老医

石仏 さん | 愛知県 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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