ベートーヴェン(1770-1827)

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【中古:盤質A】 ベートーヴェン:交響曲第6番『田園』、モーツァルト:交響曲第39番 ザンデルリング&ベルリン・ドイツ交響楽団(1991)

ベートーヴェン(1770-1827)

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基本情報

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カタログNo
SSS0101
レーベル
Europe
フォーマット
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)

ベートーヴェン交響曲第6番『田園』
モーツァルト交響曲第39番
ザンデルリング&ベルリン放送交響楽団


生前、ザンデルリングがリリースを快諾していたモーツァルトの交響曲第39番とベートーヴェン『田園』の組み合わせ。本人が大満足というだけあって、演奏は実に素晴らしいもので、特に独特の深い美しさに貫かれた『田園』は、冒頭から別世界に連れて行かれるような佇まいが最高です。
 収録会場がベルリンのシャウシュピールハウスだったのも朗報。その豊かでコシのある低域と澄んだ中高域が演奏の情報を克明に伝えてくれるのがポイントとなっており、晩年のザンデルリングならではの、良い具合に肩の力が抜けながらも随所にドラマティックな盛り上がりも形成されるという懐の深いスタイルをたっぷりと味わうことができます。
 ベルリン放送交響楽団は、ふだんはベルリンのフィルハーモニーなどを演奏会場にしていましたが、このコンサートのときは、フィルハーモニーがアスベスト除去工事のために改修中ということで、旧東ベルリンにあるシャウシュピールハウス(現コンツェルトハウス)が使われたということでした。
 このシャウシュピールハウスは、ザンデルリングがかつて20年近く首席指揮者を務めたベルリン交響楽団(現ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団)の本拠地であったため、ザンデルリングにとってはなじみ深いホールでもあります。
 オーケストラは旧西側のベルリン放送交響楽団(Radio-Symphonie-Orchester Berlin)。このオケは、運営母体である放送局の統廃合のため、2年後にベルリン・ドイツ交響楽団(Deutsches Symphonie-Orchester Berlin)と名前を変更しており、旧東側のベルリン放送交響楽団(Rundfunk-Sinfonieorchester Berlin)と区別が容易になっていますが、このコンサートの頃は、同じベルリンに似た名前のオーケストラが二つあったことになります。ちなみに当時の旧東側のベルリン放送響の首席指揮者はかのハインツ・レーグナーでした。(HMV)

【収録情報】
・モーツァルト:交響曲第39番変ホ長調 K.543
・ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調 op.68『田園』

 ベルリン・ドイツ交響楽団
 クルト・ザンデルリング(指揮)

 録音時期:1991年12月2日
 録音場所:ベルリン、シャウシュピールハウス(現コンツェルトハウス)
 録音方式:デジタル(ライヴ)

総合評価

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ザンデルリンク指揮の独墺古典派曲に関して...

投稿日:2013/10/29 (火)

ザンデルリンク指揮の独墺古典派曲に関しては私はLP時代1970年代初め収録のハイドン交響曲を数曲聴いて結構その恰幅の良さに好印象を持っていました。レパートリー的には比較的その広さを有していたにも拘わらずザンデルリンクは録音にはそう恵まれた方ではなく東西ドイツ統一時期前後1991年コンサートライブの本盤モーツァルトについても如何にも珍しい感じで聴いて見て先のハイドン演奏の延長線上の感触を得ております。交響曲第39番の演奏タイムは@11’18A9’12B4’10C5’55で(クーベリックとかカラヤンと各楽章タイムがほぼ同じ)堂々とした運びは曲自体の割と押しの強い要素とマッチング寄与しているようです。更に続いてのベートーヴェン交響曲第6番「田園」(タイム@11’12A13’46B6’05C4’18D12’02)もゆったり悠然たるスタイルで各楽章を描いております。第1楽章「田舎に到着したときの晴れやかな気分」やんわりスタートしてから一呼吸一呼吸分解する様にがっしり進めクロージングではたっぷりと歌い上げます。第2楽章「小川のほとりの情景」での流れのなだらかさは気持ち良いし鳥の囀りの丁寧なフルートも美しいですね。第3楽章「農民達の楽しい集い」は舞踏等で若干重くは感じましたが大した事ではありません。第4楽章「雷雨、嵐」ではそんなに大層な音鳴らしはせずその落ち着いた運びが特徴的と申せましょう。従って最終楽章「牧人の歌。嵐の後の喜ばしく感謝に満ちた気分」でもすんなりと移って行き得てして演奏でよく聴かれる豊かな感謝旋律は決して誇張はされてませんがドラマチックさに欠けているとは思われません・・・まぁ、風格と言うのでしょうか、ザンデルリンクこのコンサートの時既に79歳・・・引退宣言まであと十年(引退は息子達の音楽家としての独立目途がついた為かも知れません・・・)。「田園」交響曲にはザンデルリンクの他演奏分として1981年PHO(タイム@11’12A13’20B5’57C3’53D10’37)、1986年ケルンRSO(ライブ、タイム@11’20A14’04B〜D21’53)、1990年バイエルンRSO(ライブ、タイム未確認)、1991年フランス国立放送O(ライブ、タイム未確認)等があるようで特に東西ドイツ統一後いろいろな音源がオープンにされている様で本盤は生前にリリース許諾を得たモーツァルトの第39番とベートーヴェン「田園」の登場となったものでオーケストラは設立後フリッチャイやマゼールがしばらく手がけた旧RIASOで本盤演奏の頃はベルリン・ドイツSOと呼ばれていました。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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暖かい演奏だなあ。こういう「田園」は良い...

投稿日:2012/01/28 (土)

暖かい演奏だなあ。こういう「田園」は良いなあ。時をほぼ同じくして出たカンブルラン盤は第6交響曲という印象を受けましたが、ザンデルリング盤はまさに「田園」交響曲。今の時代に、こういう新譜が出てくると、つい頬が緩みます。冒頭から第1楽章を通して貫く懐かしい田園風景。勿論、描写的解釈ではなく、ザンデルリングの人柄か。終楽章の修道院のミサのようにも聞こえる崇高なメロディ。併録の39番はロマン派のように響く。

淳メーカー さん | 愛知県 | 不明

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39番の出だしの響きがまず最高です。そこで...

投稿日:2011/12/23 (金)

39番の出だしの響きがまず最高です。そこで醸し出される豊かな空間に体が包まれ飲み込れていきます。それに浸っていると…矛盾していますが、初めて聴いた時はテーマが始まる前の序盤のちょっとした縦のずれが、「こういうところがまたザンデルリンクらしいなぁ」と、失礼ながら微笑ましくなる。(これは2回目以降の再生では気にならず流れていくようになりました)それ以降は、この曲のもつ美しく優雅な世界が広がり続けます。次に「へぇ~」と思ったのはメヌエット。木管がこんな風に活躍していたのね、と改めて確認しつつ楽しめます。田園、最初から最後まで非のつけようのないというのはこういうことかという演奏です。ゆったりとしたテンポで、ザンデルリンクの歌が最期まで続きます。

ばぶ さん | 茨城県 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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