(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)
豪華競演! ロシア三大ソリスト
セル/二重協奏曲&カラヤン/三重協奏曲
1969年ステレオ録音。Great Recordings of the CenturyシリーズでARTリマスターされたCDの移行廉価発売。第2次大戦後のロシアを代表する3人の天才ソリスト、ヴァイオリンのオイストラフ、チェロのロストロポーヴィチ、そしてピアノのリヒテルと、カラヤン&ベルリン・フィル、セル&クリーヴランド管弦楽団を組み合わせるという、豪華な陣容で有名な一枚。体制の壁を越えた競演は世界を驚かせたものですが、その成果は素晴らしく、両曲ともに非常に充実した仕上がりの演奏となりました。かっちりとしながらも実にセンスの良いセルの指揮によるブラームス、華麗なカラヤンの指揮が大きなスケール感をもあらわしたベートーヴェンと、それぞれの作品の持ち味をフルに引き出しています。ケタ違いの名技の絡みあい・ぶつかりあいが協奏曲鑑賞の醍醐味を満喫させてくれること間違いなしの名盤です。
【収録情報】
・ベートーヴェン:三重協奏曲(ヴァイオリン、チェロ&ピアノのための)ハ長調 作品56
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
スヴィヤトスラフ・リヒテル(ピアノ)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
録音時期:1969年9月15-17日
録音場所:ベルリン、イエス・キリスト教会
録音方式:ステレオ(セッション)
・ブラームス:二重協奏曲(ヴァイオリンとチェロのための)イ短調 作品102
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
クリーヴランド管弦楽団
ジョージ・セル(指揮)
録音時期:1969年5月12-13日
録音場所:クリーヴランド、セヴェランス・ホール
録音方式:ステレオ(セッション)
EMI MASTERS
EMIカタログのメイン・シリーズ「EMI MASTERS」の第2回発売(全20点)。EMI MASTERSは、EMIクラシックスが誇る、Master Recordings・Master Artists・Master Sound・Master Performanceを集大成するシリーズです。音源はアビー・ロード・スタジオによるデジタル・リマスターを使用しています。