ベルリオーズ(1803-1869)

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CD 輸入盤

荘厳ミサ曲 エルヴェ・ニケ&ル・コンセール・スピリチュエル

ベルリオーズ(1803-1869)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ALPHA564
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


鬼才ニケが放つ、若きベルリオーズの純然たる才能の驚き!
聞き覚えのある旋律も…!


ベルリオーズがまだ医学生としてパリで勉強していた頃からそう時間も経たない頃、サリエリのオペラを聴いて本格的に音楽の道を志し、ついに書きあげた最初期の大作。ベートーヴェン『荘厳ミサ曲』の数年後、ケルビーニやシューベルトのミサ曲と同時期に書かれたベルリオーズの『荘厳ミサ曲』は、作曲者自身が楽譜を破棄したという証言に基づき長く未知の存在でした。しかし20世紀の終わりに奇跡的にベルギーで楽譜が発見され、ジョン・エリオット・ガーディナーが間もなく録音。ピリオド楽器で19世紀の作曲家の作品が世界初録音されたことも当時としては斬新でしたが、以後めったに新録音が現れないというのは作曲家像を見極めるうえであまりに惜しい事態でした。そこへ今回、かつてヘンデルの『王宮の花火の音楽』の徹底した古楽器再現で話題を呼んだエルヴェ・ニケがまったく新しい録音を「Alpha」からリリースするというのは、大きな朗報ではないでしょうか。
 『荘厳ミサ曲』はベルリオーズ齢21の頃、まるで音楽教育を施されていないに等しい状態で書きあげた大管弦楽つきの大作。初演には大きな困難が伴いましたが、その結果に当時のパリの音楽通たちは息をのみ、常軌を逸した異才の登場に驚きました。『幻想交響曲』誕生の5年前のことです(この『荘厳ミサ曲』には『幻想』第3楽章のメロディが合唱付きで現れるほか、『レクィエム』の「トゥーバ・ミルム」の原曲など、他の作品に転用された箇所が散見されます)。作曲家は後に自筆譜を破棄、1991年にベルギーのアントウェルペン(アントワープ)で楽譜が奇跡的に発掘されるまで長らく幻の作品となっていたこの大作を、古楽器演奏に通じたエルヴェ・ニケ率いるル・コンセール・スピリチュエルの演奏で聴くことが出来ます。管弦楽には無孔ナチュラル金管のパイオニアたるマドゥーフ兄弟や、セルパンの名手パトリック・ヴィバール(レ・シエクルのオフィクレイド奏者)のような敏腕ソリストたちも名を連ね、パリの人々を驚かせた生まれたての19世紀サウンドに最新の古楽的知見とともに迫ります。(輸入元情報)

【収録情報】
● ベルリオーズ:荘厳ミサ曲 H20 (1824/25)


 アドリアーナ・ゴンサレス(ソプラノ)
 ジュリアン・ベール(テノール)
 アンドレアス・ヴォルフ(バス)
 ル・コンセール・スピリチュエル(合唱・管弦楽/古楽器使用)
 コンサートマスター:シュシャーヌ・シラノシアン
 エルヴェ・ニケ(指揮)

 録音時期:2019年6月
 録音場所:フランス、ヴェルサイユ宮殿旧王室礼拝堂
 録音方式:ステレオ(デジタル)

ユーザーレビュー

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