Symphonie Fantastique : Monteux / San Francisco Symphony (1950)+Le Carnaval Romain, Rakoczi March : Cluytens / Paris National Opera

戦慄の鐘！　超リアル音で甦る
モントゥー＆サンフランシスコの『幻想』

【制作者より】
「ベルリオーズの幻想交響曲の録音と言えば、ミュンシュ、パリ管が定番で、長年トップの座に君臨してきましたが、今回その座を揺るがす録音が登場しました。登場と言っても、何も新たに登場したわけではなく、昔からあった録音で、モントゥー、サンフランシスコ響の録音です。この演奏は、もともと世評が高かったのですが、今回のディスクでは驚くべき音で鳴っており、初めて演奏の真価が明らかにされたと言えるのではないでしょうか？　この音でミュンシュ、パリ管と聴き比べますと、芸の深さではモントゥーの方が勝っており、ステレオにこだわらなければ、モントゥーに軍配を上げる方も少なくないと思われます。百聞は一聴に如かず。何はともあれ、ご一聴くださいませ。
　なお、余白に入れましたクリュイタンスは、プチプチノイズは有りますが、これ又リアルサウンドで再現されております。」（オタケンレコード）

【収録情報】
ベルリオーズ：
● 幻想交響曲 op.14

　サンフランシスコ交響楽団
　ピエール・モントゥー（指揮）

　録音時期：1950年2月27日（1952とするデータも有）
　録音方式：モノラル（セッション）
　原盤：米RCA音源の白レーベル非売品見本盤

● 序曲『ローマの謝肉祭』 op.9
● ラコッツィ行進曲

　パリ・オペラ座管弦楽団
　アンドレ・クリュイタンス（指揮）

　録音時期：1950年代
　録音方式：モノラル（セッション）
　原盤：仏コロムビアFC25003