ベルリオーズ(1803-1869)

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SACD 輸入盤

幻想交響曲 グーセンス&ロンドン交響楽団

ベルリオーズ(1803-1869)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KKC4026
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明

グーセンスアナログ録音の音の良さを極限まで突き詰めたのが35mm録音

SACDハイブリッド盤。長岡鉄男氏の愛弟子・炭山アキラ氏によれば『この音源が持つケタ外れのエネルギー感と音像の実体感(特に5楽章の鐘がすごい)、噴き出す溶岩のような熱さと重量感を、文字通り全身に浴びたくなる。この圧倒的な実在感は、エヴェレストが試みた35mm映写フィルムに磁性体を塗ったテープを用いた超弩級の録音システムなくしては後世へ残すことのかなわなかったものであろう。俗に「アナログ録音の方がデジタルよりも音が厚い」といわれることがあるが、それを極限まで突き詰めたのが35mm録音といって差し支えないだろう。』(キングインターナショナル)

【収録情報】
・ベルリオーズ:幻想交響曲 Op.14

 ロンドン交響楽団
 サー・ユージン・グーセンス(指揮)

 録音時期:1959年5月
 録音場所:ロンドン、ウォルサムストウ・アセンブリー・ホール
 録音方式:ステレオ(セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO


オリジナル35ミリ磁気フィルムよりSACDリマスタリング。
驚異の音質で蘇った「エヴェレスト」音源が待望の復活!


エヴェレスト・レーベルは1950年代後半に、ハリウッド映画と同じ35ミリ磁気テープを用いて、ステレオ最初期ながら驚異的な音の良さで世界のオーディオ・ファンを興奮させました。日本でも故・長岡鉄男氏が激賞して紹介したため、今日でも伝説のレーベルとして特別な存在となっています。
 長くカタログから消えていましたが、今回オリジナル35ミリ磁気テープからSACDリマスタリングを施し、50年以上前の録音とは信じ難い鮮明なサウンドを蘇らせました。楽器の分離の良さ、生々しさもさることながら、驚くべきエネルギーに圧倒されます。最新の録音に優るとも劣らぬレンジの広さ、情報量の多さ、歪みの少なさはオーディオ・ファイルとして理想的。初めて聴かれる方々も、その鮮烈なサウンドにショックを受けるはず。
 約50点あるエヴェレストのカタログを順次リリースする予定となっていますが、第1回は伝説の『コロボリー』をメインに、長岡鉄男氏が推薦した5タイトルを厳選。ジャケットもカップリングもLP発売時のままを再現。ファンにもたまらない装丁になっています。
 これらのディスクはライセンスでキングインターナショナルが独占制作・販売しております。輸入盤は存在しませんので、予めご了承下さい。(キングインターナショナル)

総合評価

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 名録音と音に聞こえたグーゼンスの幻想、...

投稿日:2014/08/20 (水)

 名録音と音に聞こえたグーゼンスの幻想、実は今回初めて聞く。所有の幻想は結構溜まっているので躊躇の中で購入。結果はやや幻滅か。演奏に限っての感想をい云えば、1楽章は凡演、2楽章はまずまず、3楽章は遠来の雷鳴でのティンパニーも音だけ大きく響きとしては不満、4楽章に至っては凡演もいいところ。全5楽章の中で4楽章を先ず重視しこの表題音楽を楽しむ小生にとって「何だこりゃ?」である。管楽器も一部の楽器だけが右端で飛び出して聞こえるが、肝心の金管アンサンブルが響いて来ない。これで何処が名録音と云えようか。5楽章の鐘の音は珍しくリアルで好感はある。テンポを変えて行くクライマックスに於ける音の盛り上がりにはやや満足感は得られるが総じて期待はずれではあった。録音に関しても当時としては話題となった35_フィルム録音だが、昔年の感は否めない、音場バランスも時に乱れ打楽器などは篭りがち。名録音の誉れは過去の幻想か?クリュイタンスやマルケヴィッチ果てはミンコフスキーと比較するには酷ではあろうが、録・演ともやや期待はずれである。

ベルゲンスキー さん | 兵庫県 | 不明

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帯域バランスや音像の並び方などは、最新の...

投稿日:2014/04/28 (月)

帯域バランスや音像の並び方などは、最新のDSDで録られたものと真っ向勝負出来る優秀録音。ただ、ここまで似せてしまうマスタリングもどうかな、もう少しアナログ臭い線の太さが残っていても良かったかな、と個人的には思います。まあ、元々そういう録音の傾向はあったので、無い物ねだりかも。演奏は年代を考慮すれば立派なもので、終楽章の鐘はリアルで面白いです。

orisuke さん | 新潟県 | 不明

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 ヴァンガードのSBMリマスター盤を所有し...

投稿日:2014/04/17 (木)

 ヴァンガードのSBMリマスター盤を所有しているが、SACDで買い直した。話題となっている5楽章の鐘はもちろん素晴らしいが、3楽章の描写にも感心した。弦の響きがとても落ち着いていて、ホール(ウォルサムストウ・タウンホール)の素晴らしさがよく分かる。このホールには名録音が多いということを再認識した。またコールアングレの問いかけに対してオーボエが答えず、かわりに遠雷が聞こえる、という孤独感あふれる場面でのティンバニもよく表現されている。距離感のある響きは味わい深い。じっくりと浸れる録音である。これで、エヴェレスト録音のクリップスによるベートーヴェン交響曲全集の発売がますます楽しみになった。一日も早く実現してほしい。

C.G.A さん | 愛知県 | 不明

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