ベルリオーズ(1803-1869)

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DVD 輸入盤

幻想交響曲、ドビュッシー:『海』、ラヴェル『ダフニスとクロエ』第2組曲 ミュンシュ&ボストン響(1962)

ベルリオーズ(1803-1869)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
VAIDVD4317
組み枚数
:
1
レーベル
:
Vai
フォーマット
:
DVD
その他
:
輸入盤

商品説明

ミュンシュ&ボストン響の『幻想』が映像で!

名指揮者シャルル・ミュンシュ(1891-1968)が最も得意としていた『幻想交響曲』。レコーディングではSP時代からステレオ時代にかけて実に6度、映像としても既に2種が出回っていますが、ミュンシュの最盛期、文字通り“黄金時代”とうたわれたボストン交響楽団とのコンビによる映像は今回が初めてです。
 しかも他の収録曲が、ドビュッシーの『海』、ラヴェルの『ダフ・クロ』第2組曲という、どちらも『幻想』と並ぶミュンシュの呼び物的なレパートリー。ボストン響とはこの3曲をそれぞれ数回レコーディング、いずれもきわめて高い評価を得ているものだけに、今回の映像の出現はまさに慶事と言えそうです。
 収録は1962年4月17日、ハーヴァード大学のサンダース・シアター。テレビ収録という前提もあってか、まもなくボストン響音楽監督を辞してしまうミュンシュと同オケの13年に及んだ“黄金時代”の集大成ともいえる演目と演奏が、観る者を否応のない興奮へと誘います。
 とにかく、この当時のボストン響の鳴りっぷりの凄まじさは強烈、ブリリアントとしか言いようのないブラス・セクション、文字どおり旋風のように逆巻くストリングス、名人芸炸裂の木管セクションと、モノラルながら聴きやすい音質も手伝って、その凄みが伝わります。
 ミュンシュのアプローチはいつもながら豪放磊落、『幻想』の後半2楽章など凄いスピードで駆け抜けてゆきますが、そこはもう自家薬篭中の強みというもので、そうした力技ともいうべき解釈がすべてプラスに作用、オケの高度な技量もあり、やはり他の追随を許さない一代の名人芸と言えるでしょう。
 音質はモノラルながら良好、画質はモノクロで瑕もところどころ見られますが、スタンダードなコンサート中継として完成された安定した収録法もあって、鑑賞にはまったく問題を感じさせないのは嬉しいところです。


・ベルリオーズ:幻想交響曲
・ドビュッシー:交響詩『海』
・ラヴェル:『ダフニスとクロエ』第2組曲

 ボストン交響楽団
 シャルル・ミュンシュ(指揮)
 1962年4月17日、ハーヴァード大学、サンダース・シアターでのライヴ

 画面:モノクロ、4:3
 音声:モノラル
 収録時間:96分
 A Production of The Boston Symphony Orchestra,Inc. and WGBH Educational Foundation

収録曲   

  • 01. (keine Angaben) - Opening Credits - Introduction
  • 02. Muench, Charles - Symphonie Fantastique (episode A
  • 03. 1. Reveries, Passions
  • 04. 2. Un Bal
  • 05. 3. Scene Aux Champs
  • 06. 4. Marche Au Supplice
  • 07. 5. Songe D'une Nuit De Sabbat
  • 08. Muench, Charles - La Mer (trois Esquisses Symphoni
  • 09. 1. De L'aube A Midi Sur La Mer
  • 10. 2. Jeux De Vagues
  • 11. 3. Dialogue Du Vent Et De La Mer
  • 12. Muench, Charles - Daphnis Et Chloe (ballett): Suit
  • 13. 1. Lever Du Jour
  • 14. 2. Pantomime
  • 15. 3. Danse Generale

総合評価

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幻想と言えばミュンシュ。ミュンシュと言え...

投稿日:2011/06/26 (日)

幻想と言えばミュンシュ。ミュンシュと言えば幻想。音楽愛好家の人種・国籍に係わらず、更に時代を超越して語り続けられるであろう。モノクロとは言え、永年指揮されたボストン・シンフォニーと。映像も音も素晴らしい。正に、この曲の永遠の遺産である。

HTS さん | 東京都 | 不明

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 指揮の芸術2で使われていたミュンシュの...

投稿日:2008/10/23 (木)

 指揮の芸術2で使われていたミュンシュの映像を探して、このDVDに辿り着きました。演奏は熱気に満ちています。アンサンブルの乱れを気にせず加速し、笑いながら楽しそうに指揮するミュンシュが見られます。この幻想交響曲は恐らく史上最速ではないでしょうか。4楽章は3分半、5楽章は8分半程です。友人と、やりすぎだよナァ、と笑いながら見ました。

Tantaki さん | 奈良県 | 不明

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かなり燃え上がった演奏だ。私もミュンシュ...

投稿日:2008/06/24 (火)

かなり燃え上がった演奏だ。私もミュンシュの大ファンだが、音質は気にならなかった。それよりも、ミュンシュの姿を見られるだけでも大感激だ。指揮姿のアップの多い映像で、ミュンシュの表情がよく分かる。ミュンシュの指揮姿はとてもかっこよく、私は好きだ。

夜死兎 さん | 大阪 | 不明

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