ベルナール・ルコント

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バチカン・シークレット 教皇庁の秘められた二十世紀史

ベルナール・ルコント

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309205434
ISBN 10 : 4309205437
フォーマット
出版社
発行年月
2010年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
360

内容詳細

1917年から約100年にわたる教皇庁の激動の歴史の、謎めいた17の重要事件を初めて公開しながら描く読み応えある実録本。秘密のベールに隠されたカトリックの総本山が辿った茨の道。

【著者紹介】
ベルナール・ルコント : フランスのジャーナリスト。カトリック系日刊紙『ラ・クロワ』の記者を経て、『レクスプレス』誌の特派員、『フィガロ・マガジン』誌の編集長を務めた。バチカンと旧東側諸国の問題にくわしく、教皇の伝記や旧ソ連関連の著作を発表するいっぽう、教会関係者との対談やインタビューを本にまとめるなど、宗教専門家として多方面で活躍している。ポケット版で1000ページ近い大著『ヨハネ・パウロ2世』は、先代教皇の伝記の決定版として高い評価を得ている

吉田春美 : 上智大学文学部史学科卒業。フランス文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • em さん

    ロシア革命、バチカン市国建国、第一次、第二次大戦など20世紀の出来事と教皇庁の関わり。時代の奔流に流されすぎず、保守に固まりすぎず、宗教指導者としてよきところで対応するのがいかに困難を伴うかはよくわかります。特に第二次大戦中の教皇庁にはあまり良い印象がなかったのですが、かなり難しい立場であったことも確か。また、当時はよくわかっていなかったけれど、ダン・ブラウンや類書の流行には、この本に書かれているようなニュースが下地としてあったのだと、今更ながら腑に落ちました。

  • テツ さん

    20世紀のバチカンに起きた出来事の数々。クリスチャン近代史と言った感じ。2つの大きな大戦をクリスチャン達はどう感じたのか。フランス映画の『アーメン』でナチスによるユダヤ人へのジェノサイドに対してバチカンは沈黙し何もしなかったことが描かれていたけれど、実際もそんなもんなんだな。信仰や民族について思うところはあったんだろうけれどそれで良いのかというきもちはどうしても拭えない。

  • mejiro さん

    タイトルを見てスキャンダルでも出てくるのかと思ったら、真面目な内容だった。ムッソリーニと条約を結んで、ローマ教皇庁が独立しバチカン市国となったこと、バチカンが共産主義をなにより恐れていたことなど勉強になった。「ピオ十二世の沈黙」はバチカンの限界を暗示してるようだった。長い歴史と伝統を持つ巨大組織が、変化が速い時代に対応するのは大変だと思った。

  • sonata さん

    図書館。ずっと読みたかった一冊。キリスト教総本山バチカンで起こった近近代百年の謎。内容は少々、いやかなり難解で、ある程度の知識がないと付いていくのが大変だった。特に印象深いのは「ピオ十二世の沈黙」。第二次世界大戦における教皇の苦悩は想像は絶する。その沈黙ゆえに批判の多い教皇だというけれど、もう少し詳しく知りたい。あと興味深いのはヨハネ二十三世だろうか。長い歴史を誇る組織が頑固な保守主義に傾くのは宗教も一緒か。キリスト教も歴史の重みと近代化の間で苦しんでいるんだと思った。

  • takao さん

    現代的問題と向き合ってきた

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フランスのジャーナリスト。カトリック系日刊紙『ラ・クロワ』の記者を経て、『レクスプレス』誌の特派員、『フィガロ・マガジン』誌の編集長を務めた。バチカンと旧東側諸国の問題にくわしく、教皇の伝記や旧ソ連関連の著作を発表するいっぽう、教会関係者との対談やインタビューを本にまとめるなど、宗教専門家として多方

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