DVD

楽劇『ヴォツェック』 マデルナ&ハンブルク

ベルク(1885-1935)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
DLVC1101
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
画面サイズ
:
通常
:
カラー
フォーマット
:
DVD

商品説明

アルバン・ベルク:歌劇《ヴォツェック》全3幕
リーバーマン・プロダクションにおける幻のハンブルク・オペラ第2弾。20世紀イタリアの作曲家で、指揮者としても多彩な活躍をみせていたブルーノ・マデルナですが、中でも重要なレパートリーが新ウィーン楽派作品の数々だったことは有名な話。特に、ベルクに関しては、これまでにも《ルル》のライヴ盤が話題になるなど注目度は高く、今回の映像作品リリースは、ベルクやマデルナが好きな方にとってはまさに福音といえるものでしょう。
 


■収 録 1967年 ハンブルク国立歌劇場
■台 本 アルバン・ベルク
■製 作 ロルフ・リーバーマン
■監 督 ヨアヒム・ヘス
■指 揮 ブルーノ・マデルナ
■演 奏 ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団
■合 唱 ハンブルク国立歌劇場合唱団

[キャスト]
●ヴォツェック:トニ・ブランケンハイム(バリトン)
●マリー :セナ・ユリナッチ(ソプラノ)
●軍楽隊隊長 :リチャード・キャシリー(テノール)
●医者 :ハンス・ゾーティン(バス)
●アンドレス :ペーター・ハーゲ(テノール)
●マルグリート:エリーザベト・シュタイナー(ソプラノ)

カラー/リニアPCMステレオ/4:3/片面1層/103分/日本語字幕

内容詳細

人間の性(さが)や狂気を描く、20世紀オペラの最高傑作「ヴォツェック」の映像。1960年代、ヨーロッパのオペラ界をリードしたリーバーマン&ハンブルク・オペラのプロダクション。(CDジャーナル データベースより)

総合評価

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ムスバッハ演出・カンブルラン指揮のプロダ...

投稿日:2007/04/20 (金)

ムスバッハ演出・カンブルラン指揮のプロダクションを国内盤化してほしいが(Region 1・NTSC盤はHMVでも買えるので視聴可能な方はどうぞ)この古い映画版も悪くない。ベルクの台本にほとんど忠実に実写映画化したもので古さは感じるが、音楽の表現内容とこれほどぴったり合った映像も珍しい。別録り音源と注意深く重ねられている。演奏もマデルナらしくきりっと引き締めて聴かせるが、当時の技術限界ゆえ歌唱はややアバウト、レンジの狭いモノラル音質もあり独創的な音楽語法は聴き取りにくい。飽くまで「オペラ」としての同作品を知りたい人向き。

un portrait さん | 東京都 | 不明

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TNさんのレビューに激しく同意。1920年代っ...

投稿日:2007/04/05 (木)

TNさんのレビューに激しく同意。1920年代っていう時代は、二つの戦争の狭間の時代だけれども、文化的には何と実り多い時代だったかと驚嘆するばかり。「ヴォツェック」初演の数年後にフリッツ・ラングの「メトロポリス」が上映されてたこの時代ってのは不思議です。

son さん | 秋田 | 不明

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神の存在しない暗澹たる物語と、全編を通じ...

投稿日:2006/11/26 (日)

神の存在しない暗澹たる物語と、全編を通じる冷徹で陰鬱な情景に強い衝撃を受けます。実写の映画であることもあってエンディングに役者がニコニコ手をつないで出てきたりしないので、見ている方も本当に救われないのです。これでも「魔笛」や「カルメン」と同類の音楽に分類して良いのでしょうか。オペラファンを自称するなら必見の一本だと思います。

TN さん | 栃木 | 不明

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人物・団体紹介

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ベルク(1885-1935)

“アルバン・マリア・ヨハネス・ベルク[1885-1935]は、新ウィーン楽派の一員として、シェーンベルク、ヴェーベルンと共に活躍したオーストリアの作曲家。師のシェーンベルクのもと、ヴェーベルンが未来を志向したと言われるのに対し、ベルクは過去と密接に繋がって、無調や十二音の作品でさえ後期ロマン派的で濃密な気配を感じさせたのがポイント。 裕福な商人の家庭に生まれたベルクは、最初、文学や演劇に関心を持っ

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