ベッリーニ(1801-1835)

ベッリーニ(1801-1835) レビュー一覧 4ページ目

ベッリーニ(1801-1835) | レビュー一覧 | CD、DVD、ブルーレイ(BD)、ゲーム、グッズなどを取り扱う【HMV&BOOKS online】では、コンビニ受け取り送料無料!国内最大級のECサイトです!いずれも、Pontaポイント利用可能!お得なキャンペーンや限定特典アイテムも多数!支払い方法、配送方法もいろいろ選べ、非常に便利です!

商品ユーザーレビュー

152件
並べ替え: 新着順| 共感数の多い順| 評価の高い順
  • 今年の9月に来日するボローニャ歌劇場の『清教徒』に...

    投稿日:2011/01/30

    今年の9月に来日するボローニャ歌劇場の『清教徒』に行く予定なので、その予習用として購入しました。 まずは、歌手陣について。これはもうフローレスの独壇場です。伸びやかでパワフル、そして端正な歌声は正統派ベルカント歌いの面目躍如たるものです。「A te o cara」でのロマンチックな表現はさすがですが、特に出色なのは「credeasi misera」でしょう。パヴァロッティら先輩歌手が歌ったような最高音を使わずに歌いながらも、心に残る歌唱ができるのはスターの証です。相手役のマチャイゼは、今話題の歌手と言うことで見るのが楽しみでしたが、狂乱の場での歌唱は、中々です。まだ若いということもあって、デヴィーアやサザーランドのようなエキスパートとは比較できませんが、ぜひ伸びていってほしい歌手だと思います。 映像については、中々こったカメラワークで見飽きません。日本語字幕はないのが残念ですが、今手に入る『清教徒』のDVDとしては良い品質だと思います。

    ron さん

    2
  • カラスのノルマは徹頭徹尾素晴らしい。この歌唱がある...

    投稿日:2011/01/24

    カラスのノルマは徹頭徹尾素晴らしい。この歌唱があるが故にCD・DVDで聴ける範囲ではプリマドンナという言葉は真の意味においてはカラスをさすといいたいくらいです。全盛期の彼女はオペラハウスのない国には全く興味がなかったらしいが、気まぐれで一度でもイタリアオペラで来日してくれていたら、シミオナート、デルモナコとともに空前絶後の舞台がNHKで録画されたろうにという夢想までししまう。

    西荻椿山 さん |50代

    2
  •  それぞれの作品のプリマにはスコット、リッチャレル...

    投稿日:2010/06/01

     それぞれの作品のプリマにはスコット、リッチャレルリ、アリベルティ、チオフィ、デヴィーア、テオドシュなどが顔を揃えており、さらにノルマと夢遊病の女は往年のカバリェとカラスの録音がボーナスとして付いている、大変お買い得のセットです。  ベッリーニのほぼ全作品が聴けるのと、それほど上演される機会が多くない作品でも、全て美しい旋律(・・ワーグナーが賞賛したと言われる・・)にあふれており、オーケストレーションや合唱の扱いも素晴らしいものです。  大変気に入って、しばしばあれこれと繰り返し聴いています。

    ss さん

    2
  • ベッリーニはイタリア人にしてはヴェルディのように男...

    投稿日:2010/03/14

    ベッリーニはイタリア人にしてはヴェルディのように男性的で血の沸くような熱狂的な情熱はありませんが、美しい旋律でもって心酔わせてくれる魅力的な作曲家です。 戯曲の劇的さに比べると若干音楽がやさしい感じがしますが、優美な音楽でロメオとジュリエッタをやさしく包んでいるという感じでしょうか。 ベッリーニはドニゼッティより4歳年下でヴェルディより12歳年上にあたります。 ベッリーニの音楽は同世代と言っていいドニゼッティに比べるとイタリア・オペラの音楽語法の流れの中ではより新しい地点に達していると思います。 ある点においてはヴェルディよりもより戯曲に近い作曲をしているように感じます。 アリアなども単に歌の旋律重視というだけではありません。 この歌劇『カプレーティとモンテッキ』ではコロラトゥーラを駆使したアリアはありません。 この作品の中では第一幕のジュリエッタのロマンッアや第二幕第七景の弔いの行列の音楽が特にとても美く印象に残りました。 『カプレーティとモンテッキ』はシェークスピアの『ロメオとジュリエット』と同じ物語ですがこの台本はシェークスピアの戯曲を元に書かれたものではありません。 愛よりも強い義務、掟(家や父との絆)、名誉にしばられて悲劇が始まり、後追い自殺(心中)という結果を生む。 日本の近世の戯曲にもあるテーマです。 義理と人情、そして自殺。 ちなみに解説書のドニゼッテイの生まれた年が間違って書かれていて、(1797-1848)が1897生まれになっています。 今欧米でひっぱりだこの人気のソプラノ歌手、アンナ・ネプレトコですが今回初めてその歌声を聴きました。 第一幕のジュリエッタのロマンッアを聴いてすっかり好きになりました。 指揮者の指示もあるのかもしれませんがとても共感が持てました。 大声張り上げて美声を聴かすというのではなく、せつせつとジュリエッタの心情を静かに歌い上げていて感動しました。(曲自体がそういう雰囲気ですが。) それに比べるとテバルトを歌うテノールのジョセフ・カレヤが脇役とはいえ弱いのが残念です。 『カプレーティとモンテッキ』ではジュリエッタ役よりロメオ役(ズボン役)に、より多く歌う箇所が作曲されています。ロメオを歌うエリーナ・ガランチャもなかなか素晴らしい歌唱をしています。

    ユローヂィヴィ さん

    2
  • カラスの残した「最高のノルマ」の記録。音の悪さでも...

    投稿日:2010/01/03

    カラスの残した「最高のノルマ」の記録。音の悪さでも有名な録音ですが、第2幕初めの数分間続くノイズこそ耳障りですが、それ以外はこのCDで聴く限り聞きずらいというほどではありません。この不完全な録音を越えて聞き手に迫ってくる名歌手たちの歌の力とスカラ座の熱気が圧倒的です。ここでの絶好調のカラスを聞いてしまうと、スタジオ録音にはもうもどれないかもしれないと感じています。そしてカラス、デル・モナコの白熱の歌唱に加えて、実は私が最も感銘を受けたのはシミオナートの美しく格調高いアダルジーザです。これを聴くだけでも十分価値のある盤ではないでしょうか。

    Ochs さん

    2
  • ネトレプコは終演後もひときわ大きな拍手喝采を浴びて...

    投稿日:2009/10/11

    ネトレプコは終演後もひときわ大きな拍手喝采を浴びていたが、今やそれだけの貫録とスター性を十分に備えたソプラノだ。カトラーもなかなかに美声だが、アルトゥーロを歌うには幾分リリカル過ぎるかも知れない。また、セキの演出は良くも悪くもメトロポリタンスタイル。すなわち、安心して見ていられる舞台なのだが、斬新さと冒険心には欠けている。サマーズとメトのオーケストラも軽快でテンポはいいのだが、もう少しドラマティックでもいいのではないか。音質、映像はともに高水準。

    烏 さん

    2
  • 歌唱の技術も高く、声もまたさほどに衰えてはいないが...

    投稿日:2008/12/25

    歌唱の技術も高く、声もまたさほどに衰えてはいないが、 グルベローヴァの容貌・容姿と演技のまずさと動きの重さはヴィジュアル全盛の今では時代遅れの感を否めない。もっとも、バルセロナの観客からは地元出身のホセ・ブロスよりもずっと大きな拍手喝采を受けていたけれど。

    烏 さん

    2
  • ステージ上から、オーケストラピットや観客席を見渡す...

    投稿日:2008/11/14

    ステージ上から、オーケストラピットや観客席を見渡すカメラアングルも斬新。幕間のネトレプコをよく追っており、ステージで真摯に歌う姿とカーテンが下りた後の天真爛漫な笑顔のギャップには参った!まさにネトレプコの独演会!

    スワローズ命 さん

    2
  • 何故?中国語があって日本語字幕が無いの??日本人に...

    投稿日:2007/11/08

    何故?中国語があって日本語字幕が無いの??日本人に生まれて損したぐらい良い曲です♪難局をさすが上手くこなしていますね。

    ディック さん

    2
  • この曲が好きで、30年以上も正規盤ならほとんど聴いて...

    投稿日:2007/10/02

    この曲が好きで、30年以上も正規盤ならほとんど聴いてきた。今回この演奏をジックリ聴いて、清教徒はこの盤が総合点でベストだ!と確信した。デヴィーア、マッテウッチの2大柱が絶好調だし、その他の歌手も水準以上。マッテウッチは楽譜どおり、至難のハイFを出しきってお見事!彼はロッシーニよりベルリー二の方が合っているのかも?ボニングが意外な程緩急自在な指揮ぶりですばらしい。録音状態も鑑賞するに充分のステレオ。拍手、雑音も邪魔にならない程度に抑えられている

    南天の実 さん

    2

既に投票済みです

ありがとうございました

%%message%%