CD

Messiah: Klemperer / Po Schwarzkopf J.baker J.hines Gedda

ヘンデル(1685-1759)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
WPCS50588
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

総合評価

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5.0

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まず、ジャネット・ベイカーはグレース・ホ...

投稿日:2012/09/21 (金)

まず、ジャネット・ベイカーはグレース・ホフマンの誤記でしょう。ホフマンは宗教曲にふさわしい清澄な声で見事なアリアを聞かせてくれます。もちろん他の3人も素晴らしい! さてこの演奏、LP時代に繰り返し聞き、その後ピリオド楽器の演奏にすっかりなじんだあと、つい最近CDを購入して聞き直していますが、スタイルこそ違えど、内容は本当に素晴らしいと再認識いたしました。オーケストラの問題は人数が「多い」「少ない」ではなく、各声部をどう扱かっているかがより重要ではないでしょうか。ピリオド楽器による少人数演奏は、各声部の動きをくっきり明確に浮き上がらせ、それがノンビブラート奏法とあいまって、曲の構造をダイナミックにそして立体的に聴かせてくれます。その点、クレンペラーの演奏は、現代楽器を使いながらも各声部をはっきり聞きとらせて、むしろ現代的で新鮮な印象を受けます。テンポが速い、遅いは相対的な問題で、他の演奏に比べて遅いといっても意味がないでしょう。音楽としてどうなのか?が問われるべきです。私はクレンペラーのテンポに、テキストと音楽を忠実に伝えようとする指揮者のポリシーを感じました。

盤捨印 さん | 東京都 | 不明

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序曲が始まって一瞬再生機のトラブルかと思...

投稿日:2010/08/14 (土)

序曲が始まって一瞬再生機のトラブルかと思った。そのテンポの遅さのためである。クレンペラーのテンポは基本的に遅いのだが、曲により抵抗のあるものとないものとがある。「マタイ」もスローテンポだったが、全く抵抗はなく、むしろ演奏の卓越に奉仕していた。残念ながら「メサイア」はそうはいかなかったようだ。そこにはバッハとヘンデルの違いや、礼拝音楽と劇場音楽の差異もあろう。たしかにそこから生み出される雄大な持続は通常と違う一種の異世界を生み出すが、曲ごとの性格上の対比が曖昧になり、メリハリが乏しくなる。礼拝に立脚しない「メサイア」の場合、もっと劇的な推移やダイナミックな流れが必要ではなかろうか。「ハレルヤ・コーラス」が存外盛り上がらないのもそのためだろう。歌手にも歌いにくそうな人が散見される。私は巨大編成のグーセンス版によったビーチャム盤も持っているが、それよりこのクレンペラー盤の方が怪演奏だと思った。星四つは良くも悪くものユニークさを買って。

鉄血桃太郎 さん | 山梨県 | 不明

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ゆったりとしたテンポから奏でられる音楽は...

投稿日:2009/04/26 (日)

ゆったりとしたテンポから奏でられる音楽はロマンティックですらある。この演奏を聴くと古楽器の演奏が軽すぎる気がして仕方がない。もうこんな演奏ができる人はいないだろう。歌手陣がドイツ系なので、巻き舌の発声が少々気になる。

かなパパ さん | 神奈川県 | 不明

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