Blu-ray Disc 輸入盤

『サウル』全曲 コスキー演出、アイヴァー・ボルトン&インライトゥメント管弦楽団、パーヴス、クロウ、他(2015 ステレオ)

ヘンデル(1685-1759)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
OABD7205D
組み枚数
:
1
レーベル
:
画面サイズ
:
ワイドスクリーン
:
カラー
フォーマット
:
Blu-ray Disc
その他
:
輸入盤

商品説明

ヘンデル:『サウル』全曲
アイヴァー・ボルトン&インライトゥメント管弦楽団
グラインドボーン音楽祭2015


神に遣わされたイスラエルの初代王サウル。しかし彼はその堂々たる外見とは違い、実は恐怖心と嫉妬心に支配されていました。それは彼の元に現れた青年ダヴィデの存在です。単なる平民出身のダヴィデを息子のように信頼し、自身の娘マイカルと結婚させたのですが、その強さと人気をやっかんだサウルは、終にはダヴィデの殺害を目論んでしまうこととなるのです。幸いダヴィデはその企てから逃れますが、サウルは自分自身の迷いを解くため神と巫女に救いを求めるのです。しかしそこで告げられたのは「神はすでにサウルを見放した」という言葉でした。
 演出家バリー・コスキーのグラインドボーン・デビュー作であるこの『サウル』はエネルギッシュな合唱と、簡素な装置、ロココ調の衣装でこの旧約聖書の中の「狂気と絶望の物語」を視覚化することに成功しています。歌手たちの熱唱もさることながら、終幕での神を賛美するためのバロック・ダンスやボルトン指揮のエイジ・オブ・インライトゥメント管弦楽団の鋭い響きも聴き所です。もともとはオラトリオとして書かれたこの作品を成功させるためにはレベルの高い合唱が求められますが、それに応えて、グラインドボーン合唱団が文句なしのアンサンブルを披露しています。(輸入元情報)

【収録情報】
● ヘンデル:歌劇『サウル』全曲


 サウル…クリストファー・パーヴス(バリトン)
 ダヴィデ…イェスティン・デイヴィス(カウンターテナー)
 メラブ…ルーシー・クロウ(ソプラノ)
 マイカル…ソフィー・ビーヴァン(ソプラノ)
 ジョナサン…ポール・アップルビー(テノール)
 高僧…ベンジャミン・ヒューレット(テノール)
 エンドールの魔女…ジョン・グラハム=ホール(バス)
 グラインドボーン合唱団
 ジェレミー・バインズ(合唱指揮)
 エイジ・オブ・インライトゥメント管弦楽団
 アイヴァー・ボルトン(指揮)

 演出:バリー・コスキー
 美術:カトリン・リア・タグ
 振付:オットー・ピヒラー
 照明:ヨアヒム・クライン

 収録時期:2015年10月
 収録場所:イギリス、グラインドボーン歌劇場(ライヴ)
 映像監督:ジョナサン・ハスウェル

● 特典映像:キャスト・ギャラリー/ドキュメンタリー「狂気への転落」

 収録時間:本編185分、特典10分
 画面:カラー、16:9、1080i High Definition
 音声:PCMステレオ、DTS-HD Master Audio 5.0
 字幕:英、仏、独、韓
 50GBC
 Region All

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この「サウル」は長大なオラトリオで、外面...

投稿日:2021/07/13 (火)

この「サウル」は長大なオラトリオで、外面的な出来事が比較的少なく、どちらかと言えば心理劇的要素が強い。ここにオペラ的なドラマトゥルギーを期待すると多分幻滅することになる。これをオペラ的に演出するために、ともすれば殺風景になりがちなところ、様々な工夫と努力が試みられている。もしこのコスキーという演出家がこの姿勢で「ジュリオ・チェーザレ」を手掛ければ、おそらくマクヴィカーに匹敵するような素晴らしい舞台を見せてくれることだろうと思う。しかし、如何せん、オラトリオはオラトリオである。オペラ的に演出しようとするチャレンジ精神は買いたいし、成功している箇所もあると思うが、やはり全体として見ると少々無理があるように思えた。ただし、映像で見る限り、グラインドボーンの聴衆の反応は熱狂的に見えたので、一応その事だけは付け加えておきたい。

グー さん | 兵庫県 | 不明

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