プロコフィエフ(1891-1953)

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CD 輸入盤

ピアノ協奏曲全集 アレクサンドル・トラーゼ、ワレリー・ゲルギエフ&マリインスキー歌劇場管弦楽団(2CD)

プロコフィエフ(1891-1953)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4783952
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

プロコフィエフ:ピアノ協奏曲全集
トラーゼ、ゲルギエフ&マリインスキー劇場管


入手困難だった名盤が「Double Decca」シリーズで復活。プロコフィエフ演奏のスペシャリストとして名を上げていたゲルギエフと、グルジア出身のピアニスト、トラーゼによる素晴らしい演奏をPHILIPSがレコーディングした高水準な内容です。

【第2番の斬新な解釈】
ピアノ協奏曲第2番は、作曲中に親友が自殺してしまったことや、楽譜の消失問題がよく知られており、解釈をめぐっても諸説あってほかの作品よりもその差違が大きくなっています。トラーゼの解釈は、プロコフィエフが親友の死にショックを受け、それが作品にも反映しているとするもので、悲痛さを湛えながらも滋味のある独特な美しさを持つ演奏に仕上がっています。ゲルギエフもトラーゼの解釈を尊重し、細部まで繊細な配慮のうかがえる演奏を展開しています。

【トラーゼとゲルギエフの密な共同作業】
ほかの4曲でもピアニストと指揮者の意思の疎通は万全で、トラーゼの重厚で切れ味の良いピアニズムと濃厚な情感表現に見合った解釈により、ゲルギエフがオーケストラを鳴らしこんでいて聴きごたえがあります。
 どの曲でも、洗練され乾いたモダニズムという主流路線とは大きく異なる、濃く深い抒情を根底に置き、盛り上げるところでは強烈なエネルギーを投入するなど、トラーゼならではのダイナミズムが、非常にインパクトのある演奏へと導いています。(HMV)

【収録情報】
Disc1:
・ピアノ協奏曲第1番変ニ長調 op.10
・ピアノ協奏曲第3番ハ長調 op.26
・ピアノ協奏曲第4番変ロ長調 op.53[左手のための]

Disc2:
・ピアノ協奏曲第2番ト短調 op.16
・ピアノ協奏曲第5番ト長調 op.55

 アレクサンドル・トラーゼ(ピアノ)
 マリインスキー劇場管弦楽団(キーロフ管弦楽団)
 ヴァレリー・ゲルギエフ(指揮)

 録音時期:1995年7月、1996年7月、1997年7月
 録音場所:フィンランド、ミカエリ・コンサートホール
 録音方式:デジタル(セッション)
 音源:PHILIPS

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Allegro brioso
  • 02. Andante assai
  • 03. Allegro scherzando
  • 04. Andante - Allegro
  • 05. Tema con variazione
  • 06. Allegro ma non troppo
  • 07. Vivace
  • 08. Andante
  • 09. Moderato
  • 10. Vivace

ディスク   2

  • 01. Andantino
  • 02. Scherzo (Vivace)
  • 03. Intermezzo (Allegro moderato)
  • 04. Finale (Allegro tempestoso)
  • 05. Allegro con brio
  • 06. Moderato ben accentuato
  • 07. Toccata
  • 08. Larghetto
  • 09. Vivo

総合評価

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トラーゼのピアノ、ゲルギエフの伴奏ともに...

投稿日:2013/03/01 (金)

トラーゼのピアノ、ゲルギエフの伴奏ともに壮絶な名演奏だと思います。プロコフィエフのコンチェルトに何を求めるかによって、演奏から受ける印象は変わってしまうと思います。私の場合は、旋律を奏でることができる打楽器としてのピアノを独奏とする協奏曲という捉え方をしているので、当演奏はまさに理想的なのであります。有名な3番は勿論、2番、4番、5番こそ真骨頂ですね。ベロフ盤とともに愛聴盤です。

淳メーカー さん | 愛知県 | 不明

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トラーゼ、なんとも空虚な超絶技巧。あまり...

投稿日:2012/09/12 (水)

トラーゼ、なんとも空虚な超絶技巧。あまりにも味も素っ気も無く弾き切ってしまう。そこだけが売りのCD。聴いた後何の感慨も残らなかった。乾いた演奏。

silver さん | 東京都 | 不明

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トラーゼは、昔N響に出演したときに生で聴...

投稿日:2008/03/05 (水)

トラーゼは、昔N響に出演したときに生で聴いたが、実に凄腕。演奏の凄さと、飄々としたステージマナーのギャップが微笑ましく、一発でファンになってしまった。一見「酒場で飲んでる普通のオヤジ」みたいだが・・・ この盤以外にめぼしい録音がないのが非常に残念である。

にゃおにゃお金 さん | 市川市 | 不明

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