プロコフィエフ(1891-1953)

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Blu-ray Disc

『賭博者』全曲 チヘイーゼ演出、ゲルギエフ&マリインスキー歌劇場、ガルージン、アレクサーシキン、他(2010 ステレオ)(日本語字幕付)

プロコフィエフ(1891-1953)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KKC9049
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
Blu-ray Disc

内容詳細

プロコフィエフのオペラを積極的に録音しているゲルギエフの2度目となる「賭博者」。本作は2010年のライヴ映像なので、この問題作がよりいっそう理解しやすくなった。質の高い心理劇としても一級の舞台が楽しめる。(CDジャーナル データベースより)

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『賭博者』二つ目の映像は本場、マリインス...

投稿日:2016/03/07 (月)

『賭博者』二つ目の映像は本場、マリインスキー劇場での上演。日本語字幕付きなのも大変ありがたい。音楽自体は基本的に器楽的に発想されている上に、分厚いオーケストラがのべつまくなしにがなりたてるので、歌手にはなかなか辛いオペラのようだが、何といってもストーリーが断然面白いし、世界中で盛んに取り上げられるのも当然という気がする。こちらの演出は全く読み替えのない正攻法なもので、舞台は簡素、賭博場のルーレットなどもリアルに見せるわけではないが、それなりに良くできている。ただし、ちょっと残念なのは主役のガルージン。96年のCD録音のメンバーでもあり、歌の方は見事だが、見た目はどう見ても中年オジサン。演出が、それなりの年齢に達した主人公が過去の出来事を回想するかのような「枠」を冒頭に設けているのは、そのための配慮かとも思うが、バレンボイム/チェルニャコフ版のディディクがロシア文学に良くある野心的な青年そのものだっただけに、好みを分けるかもしれない。ヒロインのパヴロフスカヤもオポライスには及ばないが、誇り高い貴族のお嬢様らしさは良くでている。アレクサーシキン、ジャドコーワ以下、脇役陣は申し分ない。ゲルギエフの指揮も非常に的確。歌手に配慮してオケを抑えるところと、第4幕の二つの間奏曲のようにパワー全開にするところとの使い分けがうまい。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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