プロコフィエフ(1891-1953)

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Blu-spec CD

『ロメオとジュリエット』組曲 スクロヴァチェフスキ&ケルン放送交響楽団

プロコフィエフ(1891-1953)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
COCO73072
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
Blu-spec CD

商品説明

デンオン・クラシック・ベスト100
コロムビア百年の歴史に刻まれたザ・ベスト!高音質Blu-specCDで100タイトル・リリース

スクロヴァチェフスキ/プロコフィエフ:『ロメオとジュリエット』組曲
明晰で妥協のないアプローチ。ミスターSの真価がいかんなく発揮されたプロコフィエフ。
ようやく晩年になってからその凄い実力が正当に評価され始めた指揮者として、ギュンター・ヴァントと並ぶ存在のスクロヴァチェフスキ。知る人ぞ知る「ミスターS」の最も得意とする近代作品で、快刀乱麻を断つタクトが冴えに冴える。鮮度の高い演奏が魅力の好アルバムです。(コロムビアミュージックエンタテインメント)

【収録情報】
プロコフィエフ:『ロメオとジュリエット』
・組曲 第1番 作品64bis
・組曲 第2番 作品64ter
・組曲 第3番 作品101
 スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ指揮、ケルン放送交響楽団

 録音:1994年5月2〜6日、1995年2月14〜18日  ケルン、フィルハーモニー
 [PCM デジタル録音]
 レコード芸術推薦

【デンオン・クラシック・ベスト100】
来る2010年10月1日に会社創立百年の節目を迎える日本コロムビアは、その間というもの、営々とクラシック音楽の音盤、テープ、映像商品を製作・販売してまいりました。
 以前は現ソニー・ミュージックエンタテインメントや現EMIといった海外原盤の作品を国内盤化しておりましたが、SP時代から来日アーティスト、邦人アーティストのレコーディングも開始。1972年から本格化したPCMデジタル録音の開発により、クラシックの録音タイトル数は飛躍的な伸びをみせることになります。
 このたびの創立百年を記念してリリースいたします100タイトルは、いわばこの百年間のザ・ベスト。独オイロディスク、チェコ・スプラフォン原盤を含めて、現在もなおファンの皆様に愛され続けているロングセラー盤を売上げ枚数順に正直に並べました。
 このシリーズは、コロムビアといたしましては、初のBlu-specCDでの発売です。過去に優秀録音として国内外の多くの賞をいただいた「音」をそのままにBlu-specCDとしてリリースいたします。
 スメタナの「わが祖国」やドヴォルザークの新世界交響曲のような、同曲の決定盤として並び立っている名盤は、曲目の重複を避けずに敢えてセレクトしております。
 クラシック・ファンはもとより、これからクラシックの名盤探しに足を踏み入れるような初心者にも安心してお勧めできる名演奏のみの100枚です。(コロムビアミュージックエンタテインメント)

内容詳細

デンオンやスプラフォンなどの代表的名盤をBlu-specCD化したシリーズ。厳格なオーケストラ・トレーナーとして知られるスクロヴァチェフスキの精巧なプロコフィエフ演奏。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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ソヴィエトに帰還して最初の作品とあって ...

投稿日:2018/02/27 (火)

ソヴィエトに帰還して最初の作品とあって モダニズムは影を潜めロマンチックな装いで書かれたから聞きやすく人気がある曲だ しかも改訂改作が繰り返された それがプロコフィエフの意思ではないのだからストレスも溜まったことだろう 初演が延期になったことから生まれた第1と第2の組曲 そして初演から9年を経て編まれた第3組曲 その全てが集められ演奏されている それぞれの組曲が”ロメオとジュリエット”のダイジェスト版になっているから 同じドラマを違う角度から三回見たような印象を受けた 演奏は真っ当で明快 プロコフィエフは政府の芸術指針に沿って解りやすい音楽を書こうとしたから 省略の音楽を書いた 音楽の流れが辿りやすいように書かれている しかし芸術家は強かというより正直だ 己が心根を隠せるはずもない 喉越しがいいことに誤魔化されたら見えなくなっているが確かにそこにある隠し味を味わい落とす スクロヴァチェフスキにそれが見えていたのかいなかったのか あなたはどう見ますか

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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スクロヴァチェフスキは、ブルックナーを特...

投稿日:2010/09/21 (火)

スクロヴァチェフスキは、ブルックナーを特に得意としているが、これまで発売されたCDでのカプリングでもわかるように、近現代の作曲家の作品も得意としている。本盤は、そのようなスクロヴァチェフスキの実力が存分に発揮された名演と高く評価したい。プロコフィエフのロメオとジュリエットは、近年では多くの指揮者による録音が相次いでいる有名曲であるが、そのような数々の演奏の中でも、最上位に掲げられる名演と言える。スクロヴァチェフスキの指揮は、ブルックナーを指揮する時のようなインテンポではなく、各場面ごとの描き分けを巧みに行い、テンポの大きい変化やダイナミックレンジを相当に幅広くとるなど(特に、有名なモンタギュー家とキャピュレット家で顕著)、ドラマティックな演奏を行っているが、それでいて各組曲全体の纏まり具合も完璧。オーケストラに、ドイツの名オーケストラであるケルン放送交響楽団を起用したのも大正解であり、重心の低い腰の据わった深みのある音質も大きな魅力だ。ロメオとジュリエットは、バレエ音楽ではあるが、本演奏では、あたかも一大交響曲のようなシンフォニックなスケールの大きさが全体を支配しているとも言える。Blu-spec-CD化によって、音質がさらに鮮明になったことも、本名演の価値を高めるのに大きく貢献している。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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 すばらしい演奏である。スクロヴァチェフ...

投稿日:2010/05/21 (金)

 すばらしい演奏である。スクロヴァチェフスキの和声感覚は天才的である。「モンタギュー家とキャピュレット家」の開始部分、巨大な音響なのにすこしもうるさく感じない。絶妙なバランスなのであろう。この盤を聴いたあとでは、どの演奏も和音の整理ができていないように感じられる。そのほかの曲もひきしまった良いひびきと良いテンポで楽しめる。スクロヴァチェフスキはどのオケを振っても最高の響きを引き出すことができる。デンオンの録音も素晴らしい。このコンビでシリーズ化される噂もあったのに実現しなかったことは大変惜しまれる。

C.G.A さん | 愛知県 | 不明

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