DVD 輸入盤

『トゥーランドット』全曲 チェン・カイコー演出、メータ&バレンシア州立管、グレギーナ、ベルティ、他(2008 ステレオ)

プッチーニ (1858-1924)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
750008
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
画面サイズ
:
ワイドスクリーン
:
カラー
フォーマット
:
DVD
その他
:
輸入盤

商品説明

チェン・カイコー演出の『トゥーランドット』が新装丁で再発売

チェン・カイコー演出の『トゥーランドット』が新装丁で再発売されます。2008年5月にスペインのヴァレンシア芸術館で行われた公演の映像です。これは音楽、舞台両面で極めて充実したものです。歌手では、今トゥーランドット姫を歌わせたら世界最高のドラマティック・ソプラノ、グレギーナが圧倒的。さらにイタリアのスピントなテノールとして日本でも知られているベルティのカラフ、ギリシャ生まれでドイツで活躍するヴォウルガリドウのリューと、適材適所。もちろんメータの指揮も『トゥーランドット』にピタリ。
 演出は、「始皇帝暗殺」や「北京ヴァイオリン」で知られる中国出身の映画監督チェン・カイコー(陳 凱歌)。『トゥーランドット』の演出には珍妙な舞台も少なくない中、さすがに中国人らしくすごぶるしっかりした美感に溢れた舞台を作り上げています。そしてそれを見事に捉えた映像美も強調せねばならないでしょう。(輸入元情報)

【収録情報】
● プッチーニ:歌劇『トゥーランドット』全曲


 マリア・グレギーナ(S トゥーランドット)
 マルコ・ベルティ(T カラフ)
 アレクシア・ヴォウルガリドウ(S リュー)
 アレクサンドル・ツィムバリュク(Bs ティムール)
 ファビオ・プレヴィアーティ(Br ピン)
 ヴィセンス・エステヴェ(T パン)
 ロジェ・パデュレス(T ポン)
 ヴェンツェスラフ・アナスタソフ(Br 役人)
 バレンシア州立管弦楽団&合唱団
 ズービン・メータ(指揮)

 演出:チェン・カイコー

 収録時期:2008年5月
 収録場所:バレンシア、ソフィア王妃芸術館(州立歌劇場)ライヴ

● ボーナス:メイキング映像

 収録時間:本編120分、ボーナス36分
 画面:カラー、16:9
 音声:PCM Stereo, DTS 5.1
 字幕:伊英独仏西
 NTSC
 Region All

総合評価

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最近なにかと不調と言われがちなグレギーナ...

投稿日:2010/07/08 (木)

最近なにかと不調と言われがちなグレギーナですが、ここでは豊かな中音域を聴かせてくれます。さすがに高音はギリギリだし、数年前に比べて声と発音がこもりがちになりましたが…。それでも女性として目覚めていく演技はさすがです。何年も前から「歌いたい」と言ってた役柄だけに思い入れが特に強いみたいですね。それにリュー役のアレクシアと共に演出家の細かい演技指導に見事に応えています。 そのアレクシアですが、歌唱自体は「それなり」な印象ですが、美しい舞台姿と細かい心理描写、それに見合った声で、リセウ盤のフリットリに匹敵する演技を見せます。特に第三幕、実際に○○ながら歌ったリューを観たのは初めてでした…。 ベルティは…まあ…数年前よりかは良くなったかな…。 演出は映画的で、細かい設定や演技指導がとてもリアルです。メータのダイナミックな指揮も相まって、総合的にはカレッラ&リセウ盤のDVDと良い勝負かもしれません。

オペラが婚約者な男 さん | 東京都 | 不明

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ブルーレイになって映像美が堪能できる。 ...

投稿日:2010/03/14 (日)

ブルーレイになって映像美が堪能できる。 音もDTS-HD MasterAudio 5.1chで素晴らしい。 演出は、西洋人が考える中国だか日本だか東南アジアだか判らない東洋ものよりも、東洋人にも安心して自然に受け入れられる。 グレギアーナのトゥーランドットは好演。 カラフはイマイチか。 他の演奏でのDVDを持っているので、自分は日本語字幕は必要ないですが、初めての見る方には日本語字幕がないのがイタイかも。

えぬぬ看護師長 さん | 新潟県 | 不明

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チャンイーモウも面白かったが、チェンカイ...

投稿日:2010/02/24 (水)

チャンイーモウも面白かったが、チェンカイコーの演出の方が一層趣が深かったですネ。  まず、主役三人の性格付け、演技指導が素晴らしいので、テーマがはっきりと浮き彫りされ、アルファーノの補完した部分も余り違和感なく観る事が出来ました。  大きな舞台の間口と奥行きを生かし切ったデザインと演出。美術と衣装、特にトゥーランドットとリュウの衣装が素晴らしいし、二人の動き、微妙な表情の変化と対決が見事に映像化されていました。舞台と言うよりは映画と言った方が良いかもしれません。リュウは白系の衣装に天女の羽衣のように異様に永い比礼(天女をイメージしているのかも?)をまとい、その比礼が赤紫から紫へと変わります。トゥーランドットは宝塚の男役のように登場して、赤、緑、ピンクへと何度も衣装を替えます。  チェンカイコーは円熟を迎えたようです。映画メイランファンも素晴らしかったですよ。  メータの指揮も珍しく冴え渡っていました。25カ国から呼び寄せられたオーケストラも中々良い演奏をしていました。とにかく繊細に美しく、今までのトゥーランドットでは気が付かなかったメロディーなども聞こえて来て嬉しかったですネ。  歌だけが少しだけ残念でした。カラフは余り良くありませんでしたし、トゥーランドットの高音がややヒステリックになり、リュウの歌唱が少し不安定な気がしたのは錯覚でしょうか? それでも歌とルックスと演技の全てで最高のリュウでした。リュウの死の場面では涙さえ零れそうになりました。ティムールも若いのに中々です。皇帝が今にも死にそうで面白いですよ。そうそう首切り役の設定が素晴らしい。  近年、特に今世紀に入ってクラシックの演奏者のレベルが上がったのかしら。カラヤン時代の名演奏のように一塊になって襲ってくる演奏が少なくなった気がしてなりません。     sakon

sakon さん | 埼玉県 | 不明

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