ブロンテ姉妹 ポケットマスターピース 12 集英社文庫ヘリテージシリーズ

ブロンテ姉妹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087610451
ISBN 10 : 4087610454
フォーマット
出版社
発行年月
2016年11月
日本
追加情報
:
782p;16

内容詳細

三姉妹よ、逆境に向かえ!

ヴィクトリア朝期に教師として働きながら執筆した作家姉妹、シャーロット、エミリ、アン。
自由と平等への強い意志、内に秘めた激しさ、社会を俯瞰する眼…ともに磨きあげたそれぞれの個性は、今もなお鮮明に輝く。(解説/桜庭一樹)

桜庭一樹=編
編集協力=侘美真理

【収録内容】
詩選集(エミリ)
ジェイン・エア 抄(シャーロット)
アグネス・グレイ(アン)
解説 桜庭一樹
作品解題 田代尚路/侘美真理
ブロンテ姉妹著作目録
ブロンテ姉妹主要文献案内
ブロンテ姉妹年譜

【著者について】
ブロンテ,シャーロット (1816.4.21-1855.3.31)
ブロンテ,エミリ (1818.7.30 -1848.12.19)
ブロンテ,アン (1820.1.17-1849.5.28)
イギリスの作家。イギリス北部ヨークシャーの牧師夫妻のもとに生まれる。シャーロットは三女、エミリは四女、アンは五女。
幼いときに母を亡くし、三姉妹は長男のブランウェルと一緒に想像の世界に遊び、詩や散文を書き始める。
1846年、三姉妹合同詩集を自費出版するが、各々カラー、エリス、アクトンという、女性とはわからない筆名だった。
以後三者三様の個性と素質を備えた作品を刊行。

桜庭一樹(さくらば・かずき)
小説家。1999 年に「夜空に、満天の星」(『AD2015隔離都市 ロンリネス・ガーディアン』と改題)で第1 回ファミ通エンタテインメント大賞に佳作入選。
〈GOSICK〉シリーズ、『推定少女』『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』などが高く評価され、注目を集める。
2007 年『赤朽葉家の伝説』で第60 回日本推理作家協会賞、08 年『私の男』で第138 回直木賞を受賞。
近著に『ファミリーポートレイト』『製鉄天使』『道徳という名の少年』『伏 贋作・里見八犬伝』『ばらばら死体の夜』
『ほんとうの花を見せにきた』『このたびはとんだことで 桜庭一樹奇譚集』などがある。

侘美真理(たくみ・まり)
1976 年東京都生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科
博士課程単位取得満期退学。現在、東京藝術大学音楽学部言語芸術講座准教授。
専門はヴィクトリア朝小説、1840 ─ 80 年代に書かれた幽霊を主題とする小説及び短編の研究など。
共著書に『ブロンテと19 世紀イギリス』(大阪教育図書)、『村上春樹「かえるくん、東京を救う」英訳完全読解』(NHK 出版)など、
共訳書にピーター・バリー『文学理論講義─新しいスタンダード』(ミネルヴァ書房)がある。

(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

【著者紹介】
桜庭一樹 : 小説家。1999年に「夜空に、満天の星」(『AD2015隔離都市 ロンリネス・ガーディアン』と改題)で第1回ファミ通エンタテインメント大賞に佳作入選。“GOSICK”シリーズ、『推定少女』『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』などが高く評価され、注目を集める。2007年『赤朽葉家の伝説』で第60回日本推理作家協会賞、08年『私の男』で第138回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 優希 さん

    エミリ・ブロンテ、シャーロット・ブロンテ、アン・ブロンテと3姉妹の作品が読めるのでお得感があります。エミリとシャーロットは前から知っていましたが、アンという妹も作品を書いていたのをはじめて知りました。それぞれが違う雰囲気を持っており、興味深かったです。ブロンテ姉妹の作品はまさに万華鏡のように美しく謎めいていると言えるでしょう。

  • 赤い熊熊 さん

    エミリの『嵐が丘』は何度か読み、シャーロットの『ジェーン・エア』も1度は新潮文庫版で読んだことがあるのですが、アン・ブロンテの小説が文庫版になるのはこの本が初めて。待望のアンでした。『アグネス・グレイ』、大きな事件は起こらないものの、中心となる家庭教師時代のお話は、アグネスの悩みは現在にも通じる事が多いからか、著者が懸念するように「退屈」ではなく、興味深く読めました。

  • きゃれら さん

    アン・ブロンテ「アグネス・グレイ」がお目当てで手に取った。エミリやシャーロットのような筋書きそのものの面白さはそれほどじゃないけど、鋭い観察力からの人物描写は確かな上ユーモアもあって面白く読み応え十分。姉二人の作品に比べると主人公の心情が理解しやすく「現代的」という評価もなるほどだった。エミリの詩はいかにも嵐が丘の人だというイメージ。ジェイン・エアの抄は、主人公の家庭教師時代を切り取ったもの。これはこれで面白いけど、前後の波乱万丈にこそこの作品の神髄があると思うので、解説は読まずにぜひ本編へどうぞ。

  • mimei さん

    シャーロットの『ジェイン・エア』もアンの『アグネス・グレイ』も洞察力に富み、魅力的な女性の語りだった。情熱と知性を持ち、信仰と愛に生きる自立した女性。『ジェイン・エア』は全て読んでみたい。

  • 御庭番 さん

    エミリーとシャーロット姉妹のことは、子供の時に同一人物だと思っていた。私の持っている本にはEブロンテCブロンテと書かれていたんだと記憶している。 アンのことは知りもしなかった。 今回は映画『ガンパウダー・ミルクシェイク』内でブロンテの詩?が読まれたことがきっかけで読んでみることにした。彼女達の詩を読んでみたかったので借りたが、おかげで、アン・ブロンテの小説に出会い、姉たちと違うストレートな表現がなんだかとっても良かった。【図書館で借りました】

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