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ISBN 10 : 4766428994
Content Description
20世紀を代表するキャラクターの一つ、「スヌーピー」を生み出した漫画『ピーナッツ』。無邪気でかわいらしい登場人物たちとは対照的に、そこに込められていたのは冷戦期のアメリカ社会が直面する現実に対するきわめて政治的なメッセージだった―。半世紀にわたって連載されたコミックはもちろん、各種世論調査や新聞・雑誌記事、キャラクターが利用された広告・パンフレット、さらには作者チャールズ・M・シュルツに寄せられたファンレターに至るまで精緻に分析。ピーナッツ・ギャングの目を通して見るもう一つの戦後アメリカ史。
目次 : 序章/ 第1章 きみはいいひと、チャールズ・シュルツ―アメリカンオリジナルの形成/ 第2章 未来が怖い―『ピーナッツ』の起源としての冷戦/ 第3章 チャーリー・ブラウンに祝福あれ―『ピーナッツ』と福音派カウンターカルチャー/ 第4章 クロスハッチ・イズ・ビューティフル―フランクリンに見る肌の色は無関係と、人種統合の限界/ 第5章 スヌーピーはベトナムのヒーロー―ベトナム戦争への心理的葛藤と共感/ 第6章 エネルギーの節約はいいことだ―『ピーナッツ』における自然と環境倫理/ 第7章 「私にはヴィジョンがあるの、チャーリー・ブラウン」―女性運動の時代における『ピーナッツ』(性役割、妊娠中絶権、性教育)/ エピローグ 帰っておいで、スヌーピー
【著者紹介】
ブレイク・スコット・ボール : ハンティンドン大学歴史学科助教。本書の元となった“Charlie Brown’s America:Peanuts and the Politics of Wishy‐Washy,1950‐1980”にて、アラバマ大学より博士号(歴史学)
今井亮一 : 立正大学文学部特任講師。博士(文学、東京大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ぐうぐう
読了日:2025/05/26
kan
読了日:2023/11/26
くさてる
読了日:2023/09/13
dzuka
読了日:2023/12/03
八八
読了日:2024/04/02
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