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交響曲録音全集第2集 ロジェストヴェンスキー&ソビエト国立文化省交響楽団(8CD限定盤)

ブルックナー (1824-1896)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
CDVE04368
組み枚数
:
8
レーベル
:
:
Russia
フォーマット
:
CD
その他
:
限定盤,輸入盤

商品説明

ロジェストヴェンスキー/ブルックナー交響曲全集完全版(2巻分売)
第2巻:第5番〜第9番(8CD)


ロジェストヴェンスキーのブルックナーといえば、荒々しくときに攻撃的ですらある金管の咆哮や、強靭な弦楽、遠慮の無いティンパニの強打など、独墺系ピラミッド型サウンドに馴れた耳には少々刺激が強過ぎる面もありますが、解釈そのものは実に見事なもの。初期の作品ですら独特の濃厚な魅力を引き出すことに成功しており、大変に聴きごたえがあります。
 ロジェストヴェンスキーはまた、ブルックナーならではの錯綜としたヴァージョン問題にきわめて前向きに取り組んだことでも知られており、録音時点で存在していたものは(第8番第1稿を除き)、全部レコーディングするほどの力の入れようでした。
 2006年に発売された全集には、各作品の最も親しまれているヴァージョンが選ばれていましたが、今回はすべての録音を2巻に収めた完全版の登場となります。

【収録情報】
CD1
・交響曲第4番変ホ長調『ロマンティック』(1878-80年 第2稿 ノヴァーク版)(録音時期:1988年)
CD2
・交響曲第5番変ロ長調(原典版)(録音時期:1984年)
CD3
・交響曲第6番イ長調(原典版)(録音時期:1984年)
CD4
・交響曲第7番ホ長調(ハース版)(録音時期:1985年)
CD5
・交響曲第0番ニ短調(1869年版)(録音時期:1983年)
・交響曲第8番ハ短調から第1楽章(1890年 第2稿 ハース版)(録音時期:1985年)
CD6
・交響曲第8番ハ短調から第2.3.4楽章(1890年 第2稿 ハース版)(録音時期:1985年)
CD7
・交響曲第9番ニ短調(原典版)(録音時期:1985年)
CD8
・交響曲第9番ニ短調から第4楽章(1986年版)(録音時期:1988年)
・交響曲(第00番)ヘ短調(1863年版)(録音時期:1983年)
 ソビエト国立文化省交響楽団
 ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)

 録音方式:ステレオ

ユーザーレビュー

総合評価

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自分の中で勝手にブルックナーの音響や解釈...

投稿日:2012/03/24 (土)

自分の中で勝手にブルックナーの音響や解釈を決めてかかっていた自分にとっては、頭をかち割られたようなブルックナーだった。 ロジェストヴェンスキーという指揮者の才能はいろんな録音を聴けば聴くほどその凄さが恐ろしくなる。何しろ駄演がない。シベリウスの交響曲全集もそうだったが、ほかの指揮者が、別にその人でなくてもかまわないような平均的な演奏に終始するのに比べて、ロジェストヴェンスキーはいかなる時も自分の存在意義を崩さない。更に彼がすごいのは、その存在意義を自分のエゴとして表現するのではなく、作品に対する、一人の音楽家としての真摯な対面としての表現なので、一切恣意的なところがない。このソビエト国立文化省交響楽団の録音は、多分聴かないで先入観だけで思っている人は金管がうるさいと思うだろうが、全くそんなことは無く、音色がほかの欧米のオケと異なるだけで、これ見よがしの咆哮など一か所もないのだ。 特に9番のフィナーレの試みは曲そのものはまさかブルックナーがこれをこのまま出版するはずもない霊感の無いものだが、ロジェストヴェンスキーはその限られた範囲内で、最大の貢献をしていると言っても良いだろう。旧来のブルックナーの余計な伝統が無い9番のフィナーレだけに、実に新鮮な新しいブルックナーを聴かせてくれている。 同様に驚くのは、4番のスケルツォだ。さすがにこの場合だけは改訂が正解だっと思わせる4番のスケルツォだが、ロジェストヴェンスキーはここでもやってくれた。テンポを極端におとすことで、フィナーレかとも思えるような、巨大な音楽に仕立て直すことに成功しているのだ。近年4番の初稿をみんな振るようになったが、まだまだ、大胆さが足りない、とこのロジェストヴェンスキーを聴くと、そう思う。

のんじょんれ さん | 神奈川県 | 不明

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いかにもロシア的な金管の響きはブルックナ...

投稿日:2009/12/18 (金)

いかにもロシア的な金管の響きはブルックナーらしくないと感じる方もいらっしゃるでしょうが、全体的には、現在の西欧のオケからは聴けないコクのある響きとロジェストヴェンスキーの表情豊かな音楽性が楽しめて良いですね。 6番が一寸もの足りませんが、その他はどれもなかなか素晴らしい出来だと感じました。

Dewurich さん | 埼玉県 | 不明

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人物・団体紹介

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ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

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