SACD

Symphony No.9 : Herbert von Karajan / Berlin Philharmonic (1966)(Single Layer)

Bruckner (1824-1896)

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
UCGG9237
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
SACD
Other
:
Limited

Product Description


カラヤン&ベルリン・フィル/ブルックナー:交響曲第9番(1966)

【ブルックナー生誕200周年】【初回生産限定盤】
【SA-CD〜SHM仕様】【シングルレイヤー】【グリーン・カラー・レーベルコート】
カラヤンはベルリン・フィルとともに、ブルックナーの交響曲9番を2回録音していますが、こちらは1回目にあたる1966年の録音。カラヤンの確信に満ちた演奏を聴くことが出来ます。また、この交響曲は作曲家の最後の交響曲で未完の作品ではありますが、内容的には諦観に満ちた敬虔な祈りが厳かに奏出され、崇高な響きが高みへと飛翔するかのような、高度な完成度を示した作品といえるでしょう。
 オリジナル・マスターから独「Emil Berliner Studios」で2024年に制作したDSDマスターを使用。(メーカー資料より)

【収録情報】
● ブルックナー:交響曲第9番ニ短調 WAB109

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヘルベルト・フォン・カラヤン
(指揮)

 録音時期:1966年3月
 録音場所:ベルリン、イエス・キリスト教会
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
 SACD Single Layer

 SACD対応プレイヤーで再生できます。


Track List   

  • 01. Symphony No. 9 In D Minor
  • 02. Symphony No. 9 In D Minor
  • 03. Symphony No. 9 In D Minor

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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カラヤンがブルックナーに特別の愛着をもっ...

投稿日:2024/12/09 (月)

カラヤンがブルックナーに特別の愛着をもっていたことは明白で、とりわけ後期の交響曲と《テ・デウム》はコンサートでもしばしば取り上げ、複数回にわたりレコード、及び映像作品をリリースし、結果として交響曲全集も収録した。今でこそブルックナーはメジャーな演目として定着しているけれども、私がクラシック音楽を聞くようになった70年代には、まだマイナーな存在で、ブルックナーを振れるのはクナッパーツブッシュかシューリヒト、或いはヨッフムくらいのものとされていた。その後マタチッチ、朝比奈、ヴァント、スクロヴァチェフスキー達が加わったが、当時はフルトヴェングラーでさえ主情的過ぎるとして『亜流』扱いだった。しかし、実際には、カラヤンはキャリアのごく初期の段階からブルックナーを得意とし、44年にベルリン国立歌劇場管弦楽団とブルックナーの交響曲第8番をセッション録音している。残念ながら第1楽章が欠落しているものの同曲の最初のレコードではないだろうか? 47年10月に戦後初めてウィーン・フィルと公式のコンサートを開催することを許されるが、この際に取り上げたのも第8番だった。ベルリン・フィルの常任指揮者となりDGGとの新たなレコーディング契約を結んだ際本人が要望したのがブルックナーの作品の収録だったというが、ヨッフムとの計画がすでに組まれていた関係で通らず、ようやく実現したのが66年のこの第9番だったのである。ここにはその喜びが溢れる意欲的な表現がみられ、後の普遍的な演奏とは異なる溌剌とした性格が特徴となっている。第2楽章のリズミックなテンボもユニークだ。カラヤンの最終稿としては、驚異的な完成度を誇る75年の新盤を採るのが妥当であろうが、壮年期のカラヤンの気迫に満ちた快演にも抗し難い魅力がある。SACD化された機会に今一度耳を傾けたい名盤である。

jasmine さん | 愛知県 | 不明

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